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4/16 1:03 現実と小説の距離感は伸び縮みする

23時台に更新するって言ったのに、この時間ですよ。

時間って経つの早いね!


ってことで雑談を少々。


土曜日のニュースで和歌山での岸田首相の演説会場での爆発が起きた事件。

岸田首相の演説前に起こったことで、最悪の結果にならなかった。


ここで政治や事件を語りたい、というわけではなく、安倍元首相の事件の時にも思ったことなんですが、僕は昔「羽化」というお話を書きました。


「羽化」と言う話は小説家志望のフリーターの男性主人公と風俗関係の仕事をしている女性が出会って、色々あった末にとある事件を主人公は起こしてしまう。さらに犯行を重ねるうちに、行き詰った主人公と女性は、最後に首相を襲撃することを思い付いて……という流れになっております。

もう10年ぐらい前に書いた話です。


まぁ、これで「俺、今の状況を予言してたぜ、ひゃっほー」って言いたいわけではなく、これを書いた当時は「首相を襲うなんて考える人間はもういない」と思って書いてたんです。

なんというか……僕の中で「首相なんて襲う価値はないし、メリットもない」と思ってたんです。どうせすぐに変わるじゃないですか。首相って。

その頃までは本当にころころ変わってたんです、首相って。(韻を踏んでるわけではない)


自分たちの生活を良くするためには、本当に向き合わなきゃいけないのは自分の環境なんですけど、事件を起こし、後戻りができなくなった彼らが、もっとも意味のないことに向かって行く愚かさと愛しさが混ざった物語を書いたつもりでした。


「羽化」を書いた後、結構世の中変わっちゃいました。

安倍首相は長期政権だったし、書いた当時も問題になってたけど貧富差は広がったし、あらゆる分断がさらに明確になってきた。

そして安倍元首相の事件が起こった。(起こった原因は上記にあげたことが直接の原因ではないですが)

その時に世間の騒ぎようをみて、僕は自分の見込みが甘かった、というか、この10年で意味あることに変わってしまった、もしくは意味があると世間が気づいてしまったんじゃないかなと思ったのです。


現実が僕の想像を超えていく。しかも良くない方向に。

なんの解決方法も示すことはできないですが、いつか、もう一度「羽化」のよう話、今の「羽化」を書いてみたいと思ったのでした。


ちなみに「羽化」は、なろうにも、今のようなリアルタイム更新で初稿を載せていました。(今は非公開にしています)

今でも読もうと思えば、同人誌「コトダマ」の第5号に載っております。

(当時の「羽化」を知っている人なんて片手程度しかいないと思いますがww)


今日の更新はここまで。

次回更新は明日の21時台が目標です。


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