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10/29 6:03 なにもない

「リープは老人!」のコーナーです。

もとい。

「過去日記」のコーナーです。


過去に書いたリープの日記を振り返り、現在の視点でツッコミを入れるというコーナーです。


***********************************


『なにもない』


 今回はものすごくマジメに、且つ、わかり難く書く!(ダメじゃん)

 なぜか?それは、このページの最初に挙げている「ない」についてだから。

 

 突然だが、ユニコーンの「すばらしい日々」を聴いたことある?え?ないの?じゃあ、奥田民生の「愛する人よ」は?ふむふむ、これもないと・・・・。それじゃあ、ゆずの「なにもない」、くるりの「LV30」「ワンダーフォーゲル」、電気グルーヴの「N・O」は?えーっないの!


聴けやコラッ!

(当然逆恨み)


 まあこれらを聴いとけば、このページでの「ない」は理解してもらえると思う。

 上に挙げた曲も聴かんが、お前の言い分ぐらい聞いてやろうという人はここから下を読んでね。

いや、読むな!

・・・・と言う気持ちで読んでください。(かなり逝っちゃってるなぁ)


 ・・・・ということで、まず上に挙げた曲すべてに謳われていることは「日常」ということだ。しかも、退屈、平凡、繰り返しの三重苦。変化もなければ、胸躍ることもない。この辺境に位置する我がページを見ているぐらいだから、そこのアナタならわかると思う。(別に解ってほしくないけど)

 正直、今一番俺が追っているものが「ない」であり、それは・・・・


どうやって日常と付き合っていくか


・・・・ちょっと違うな。もう一回言い直させて。それは・・・・


いかに日常を自分のものにするか

である。(どこが違うの?・・・解らん)


英語にするなら(せんでいいとおもうけど・・・)


Nothing is life.

Life is nothing.


 はたしてこんなこと書いて

何人がついてきてるのか?



 というより、まさか日常に不満を感じ、いまにも犯罪起こしそうな危ないヤツと思われてないだろうか?


まっ、いいか!

(いいんかい!)


要するにここでの


「ない」


それをなにかとたずねたら


それは「日常」


ただありのままを書くということ。(え?そんだけ?)この言葉が言いたいがためにこの文を書いたようなもんだ。


 よし!次からは、すごいぞ!(たぶん)楽しいぞ!(オレがBYモト冬樹)ついて来い!(頼む!)


***********************************


はい。2002年01月29日の日記でした。


「……」

(両手で顔を覆っています)


……恥ずかしい。


前の更新で恥ずかしがらずに、好きなものは好きと言いたいと書いておいて……でも、あえて言う、恥ずかしい!

若さ全開! なにより、偉そうな文章!


Nothing is life.

Life is nothing.


ってなんだよ……


完全に

NO MUSIC,NO LIFE.

のパクリじゃねえか!

いっそのことお前の言葉、Tシャツにプリントしてやろうか!


……まぁ、パクリやパロディは今でもか。

(つまり進歩ない)


ただ、文章は恥ずかしい、リ僕恥(リープ、僕恥ずかしいよの略)なんですけど、内容については当時の気持ちが不器用ながらに表現できてる気がします。


日記に挙げた曲は今でもたまに聴いたりする曲です。挙げた曲を聴けば、本当になんとなく当時考えた自分の考えの輪郭がうっすらわかります。

特にゆずの「なにもない」がお気に入りで、今でもゆずの中では一番好きな曲で、よく当時の僕の気持ちを言葉に曲に表してくれたなって思います。


この日記で書いている「いかに日常を自分のものにするか」ってのは、単純な言葉にしてしまえば、「諦念と諦観」です。


諦念は「諦める気持ち」

諦観は「本質を明らかに見ること」

と言うことになります。


当時の僕はフリーターでした。就職氷河期世代なもので、すっかり就職の波に乗れなかったわけです。

ウソ。本当は就職活動なんてちっともしなかったし、留年するし、ろくでもない若者でした。

漫然と日々のバイトをこなすだけの日常が繰り返され、未来の展望なんて考えもしなかった、というより考えたくなかった。


とはいえフリーターなので、就職していない自分に周囲のプレッシャーもなかなかのものだし、自分自身もどうにもなっていない自分に不安感を覚えていました。


そんな寄る辺のない日常を慰安してくれたのは、これらの曲です。


何もない日常を現在を肯定し、どうにもならない自分に期待せず諦める、今はこれでいいんだと言ってくれたのは「なにもない」です。


でも、それだけじゃなく、諦めて終わりを迎えると同時に、終わったら何か新しいものが立ち上がってくる、それがいつかはわからないけど、しっかり自分を見つめながら、雌伏していつかに備えようという方向性へと自分の居場所を作ってくれたのも「なにもない」でした。


とはいえ、ずっと悩んでいる、なんてことはなく、同じくフリーターしてたバイトの後輩と一緒に大須に繰り出して、オタクライフを謳歌もしていたのでした。(せっかく真面目に書いたのに……)


不安と楽しいが交互に訪れていた時期、それが2002年だったのかもしれません。

終わってみれば、若いリープが少しわかる日記でした。


しかし、この頃から「楽しいぞ~……俺が」ってモト冬樹は言ってたのか。

最近も普通にテレビ番組で言ってたぞ。すごいな……




ってことで今回はここまで。

さすがにこの時間まで更新に付き合ってくれた人はいないと思うけど、もし、最後まで更新に付き合ってくれた人がいたら、ありがとう!

もう、すっかり夜が明けてるよ……おやすみなさい。


てなわけで。

また、今夜にでもお会いしましょう!



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