歌詞集
〉一番)
〉何時、駄々こね、困らせる
〉この子、可愛いや、誰よりも
〉心、残して、耳に栓
〉急ぐ、私に、纏つく
〉御免と、詫びつつ、突き放す
〉この子の、為とは、言いながら
〉何時かは、解る、この気持ち
〉何時かは、解る、この気持ち
〉二番)
〉何時も、お店で、勤めども
〉あの子、可愛いや、誰れよりも
〉心、この子の、為とは、思えども
〉嫌な、お客は、纏りつく
〉御免と、謂えぬ苦しさか
〉この子の、為とは謂いながら
〉何時かは解るこの気持ち
〉何時かは、解る、この気持ち
〉三番
〉何時も、良き男、さよなら
〉気持ち、和めど、傷ついて
〉心、有れど、悲しくて〉出来る、事なら、絡み付き
〉この子の、為とは謂いながら
〉何時かは、解る、この気持ち。
〉何時かは、解る、この気持ち
;説明
モデルは母親、20歳、独り身、2歳の子供抱え、夜の花。働く
《女の真心》
〉一番)
〉野を越え山越えやって来た
〉桜に散ったあの男の
〉思い出つまるこの里に
〉願い込めてやって来た
〉どうにも止まらぬこの胸は
〉あの日貴方の優しさは
〉幾年経っても忘れられぬ
〉女の願い真心は
〉悲しい恋の物語
〉遠うの昔に終えたのか?
(台詞)
貴方と過ごしたのは~…たった1日でした。
私に花を取ってやろうとして、足を滑らせた貴方~…
〉二番)
〉読んで見ました何処ですか
〉知覧桜に散った男
〉貴方が魅せたあの笑顔
〉私にくれた優しさは
〉残して在るはず真心が
〉詠んで映っらぬ悲しさは
〉あの日の貴方の哀しみは
〉貴方願い真心は
〉何処に在ります物語
〉愛の形の証しです
(台詞)
後れじと 散りゆく花ぞ われもまた
大和島根に
香りとどめて
野畔の草
召し出されて 桜哉
野畔の草…~…~はん~…はん~…
はんの草…~脚絆の草~…(脚絆に点いた草の染みの意味)
〉三番)
〉あれこれ詠んで考えて
〉知覧の桜のあの男の
〉あの日の貴方の優しさが
〉心に沁みて甦る
〉心に溢れる嬉しさは
〉詠めば心に響きます
〉詠んで感じて分かちます
〉嬉しさ溢れるこの気持ち
〉花です花です桜です
〉あの男の心の証しです。
〉説明)
これの説明が遺書の活用法です。
;世界第二次大戦末期、知覧特別特攻隊の
残された彼女達
(“85歳?)が形見の俳句を読み亡き男の思いを感じ取ります。