その天竜は、君を見ていた....。
遠い遠い山奥から、伝説と言われた竜がいた。
その竜が現れる時、山、海、大地、気流までもが、ウネリを上げる程だと言われていた。
しかしその竜は、ずっと目を覚ますことは無かった。
筈だったのだが....。
そう....ある少女が現れるまでは.....。
時を遡ること、令和4年の現代社会。
その少女は、こっそりと山奥で目を覚ました。
ゆっくりと目を覚ました少女は、眠気まなこを擦りながら時計を探した。
足元がふらつきながらも無事に時計を見つけると、時間を見てとても焦せると、慌てて支度した。
「あかん、遅刻する!課長に怒られる!うあああ」
と慌てながら、転がるように山を下ると、都会の中へと少女は消えていったのでした。
竜「いつ起こしてくれるんや....」




