妹のパンツを盗むお兄ちゃんの話
妹の麻美のパンツを洗濯籠から盗んでいるところを麻美に見つかった。
「お兄ちゃん、それ私のパンツだよね?」
麻美のパンツを手に持ったまま振り返ると、麻美が虫を見るような蔑んだ目で俺を見ながら立っていた。
「いや、これは違うんだ!」
「何が違うのよ、この変態!変だと思ってたのよ、最近のお兄ちゃんは私の後でしかお風呂に入らないから。何か気持ち悪いことしてそうだから見張ってたのよ!」
「俺が風呂に入ってるところを覗き見してやがったのか、この変態っ!」
「変態は兄ちゃんでしょ?お兄ちゃんの裸なんか見ても何とも思わないから。お兄ちゃんのチンコ見ても小さいなーくらいしか思わないから!」
「いや、小さくないから、日本人の平均サイズだから!」
「お兄ちゃんのチンコのサイズなんてどうでも良いから。さあ、お説教してあげるか大人しく自分の部屋へ戻りなさいよ」
「お前が俺にお説教?ふざけるなよ!」
「お母さんにお説教してもらう?」
俺は大人しく麻美の後について自分の部屋へ戻った。
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俺は自分の部屋で正座させられていた。麻美は俺の歳の離れた妹で、正直なところ可愛く無い。ショートカットで日に焼けた野ザルみたいな小学生女児だ。
「この変態!ずっと私のこといやらしい目で見てたんだ!」
俺の前に立った麻美が俺を蔑んだ目で見下ろしながら言った。ああ、お兄ちゃんはその台詞を麻美から言われる日が来るとは思わなかったよ。
「しかも、私はまだ小学生よ?小学生の妹のパンツで興奮してるなんて信じられないよ。もうっ、いつまで私のパンツを握りしめてるのよ!」
俺はずっと麻美のパンツを握りしめていたことに気がついた。俺がパンツを差し出すと、麻美はパンツを手のとって俺に投げつけてきた。
「それ、嗅いでみてよ。見ててあげるから私のパンツの匂いを嗅いでみてよ」
俺は麻美のパンツを手に取った。白いパンツに少しシミがある事に気がついた。麻美にバレなければそのシミを見つけて今頃は大喜びだっただろう。
「さあ妹のパンツを嗅ぐところを見せてよ」
「いやっ、それはちょっと…」
「パンツ嗅がないならお母さんに言う」
俺は麻美のパンツを鼻に押し当てた。麻美の濃いおしっこの匂いが俺を満たす。臭い。ああ臭いよ麻美。おしっこの匂いの中に甘酸っぱい匂いを僅かに感じる。その匂いを探すようにより俺は深く深く鼻から呼吸した。
麻美のパンツは臭い。本当に臭い。だけど癖になる臭さで、いつまでも嗅いでいられる中毒性のある臭さだった。何度も麻美のパンツを嗅ぐうちに、吸うよりも鼻息を吹きかけるようにしたほうが、より深く濃く匂いを感じることを俺は知っていた。
ああっ、臭っせぇー!たまんねー!
俺は目の前に本人がいる事を忘れて麻美のパンツに没頭した。
「うわあ、本当に嗅いでるよ!」
麻美は気持ち悪そうに俺を見ていたが、俺は麻美のことはどうでも良いのでそのまま麻美のパンツの匂いを嗅ぎ続けた。
「小学生の妹に興奮する変態が実の兄だなんてっ!」
「勘違いするな。俺はお前のパンツは好きだが、お前はどうでもいい。本当にどうでもいい」
「えぇっ?どういうこと?」
「実の妹に興奮するなんて気持ち悪いことするわけないだろ? 実の兄にパンツを嗅がせて興奮してるお前が変態だっ!」
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僕が麻美のパンツの匂いの虜になったのは半年ほど前からだった。
ある日、風呂に入りに行くと洗濯籠の一番上に麻美のパンツが乗っているのが目に入った。麻美の白い木綿のもっさりパンツ。いつもなら無視するそのパンツに大きな黄ばんだシミが付いていた。
きっとおしっこ臭いんだろうなと思った。その時、何の気無しに俺はそれを手に取ると匂いを嗅いだ。臭い、やっぱりおしっこ臭かった。俺は麻美のパンツを洗濯籠に戻して風呂に入った。
風呂から出たとき、また麻美のパンツが目に入った。臭い、本当に臭いパンツだ。だけどまた匂いを嗅ぎたいと思ってしまった。いやダメだ、血の繋がった妹のパンツだぞ?しかも小学生だ。落ち着け俺、冷静になれ俺っ!
しかし、パンツの誘惑には勝てず、俺は麻美のパンツを握りしめて自分の部屋に戻った。
落ち着け俺、まだ引き返せる。妹のパンツだけでもダメなのに、小学生の妹のパンツだともう最悪だ。救いがあるとすれば麻美が全く可愛く無いくらいかもしれない。
でも、匂いを嗅いでしまった。凄く臭いと思うのに嗅いでいた。
自分でも分からないけれど中毒性のあるその臭さは俺を虜にした。その夜から、俺は麻美の新鮮なパンツを盗む日々が始まった。
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「うわぁ…」
俺の話を聞いた麻美が心の底から軽蔑した目で俺を見る。
「つまり、お前に変なことする気なんて無いから安心しろ」
「お兄ちゃんおかしいよ!普通に妹で興奮しなさいよ!」
「お前、何言ってるんだ?」
「どちくしょぉー!」
麻美は部屋から飛び出して行くと、すぐに戻ってきて俺に何かを投げつけてた。手に取るとそれはピンク色の大人物のショーツだった。
「それはお母さんのパンツです。匂いを嗅いで」
俺はお母さんのパンツを手に持ったまま頭が真っ白になった。母親の股間を覆っていた布切れがこんなに禍々しいものだとは思わなかった。
「嗅がないとお母さんに言う」
俺はお母さんのパンツを鼻に押し当てた。お母さんのパンツの匂いを嗅がないとお母さんにチクられるという理不尽。
お母さんのパンツから蒸れたようなおしっこの匂いと共にツーンとした乳製品のような濃厚な酸っぱ臭い匂いが鼻腔を直撃した。
臭い。臭すぎる。子供の頃に風呂で見たお母さんのもっさりした陰毛が脳裏に浮かんだ。俺はパンツを鼻かた離した。
「もっとしっかり嗅いでよ」
「ダメだ。お母さんのパンツ臭すぎる。ちょっと嗅いでみろ」
お母さんのパンツを手渡すと、麻美は恐る恐るお母さんのパンツの匂いを嗅いだ。
「うっ、臭っ! お母さんのパンツがこんなに臭いなんてちょっとショック」
「ああ、明日からお母さんの顔をまともに見られない気がするよ」
「うん…」
俺は麻美のパンツを嗅いで心を落ち着かせた。ああ臭い。だけどなんて癖になる臭さなんだろう。心が満たされて行く。麻美は気持ち悪そうに俺を見ていた。
「ちょっと目の前で嗅がないでよ」
「これで最後かもしれないからいいだろ、お前はお母さんのパンツでも嗅いでろ」
「私のパンツなんだから私が嗅ぐ!」
麻美は俺からパンツを奪うと鼻に押し当てた。
「うわっ、臭っさーっ!何これ、お母さんのパンツより臭い!」
「そんなことないだろ?もっとしっかり嗅げよ」
「すーっ。臭ぁぁ!」
「お前、鼻がおかしいじゃないか?臭いけど、俺がこんなに匂いを嗅ぎたくなるパンツはお前のパンツだけだぞ、たぶん」
麻美は真っ赤な顔で俺にパンツを投げつけてきた。
「どちくしょぉー!」
麻美は部屋から飛び出して行くと、両手に俺とお姉ちゃんとお父さんのパンツを持って戻って来た。
「ふんだっ!きっとお兄ちゃんのパンツが一番臭いんだから!」
そして次々とパンツの匂いを嗅いだ。
俺のパンツ。
「汗臭っ」
お父さんのパンツ。
「普通に臭っ」
お姉ちゃんのパンツ。
「あれ?臭くない?コロンの良い匂い…」
そして麻美は自分のパンツを手に取ると覚悟を決めたような顔で匂いを嗅いだ。
「臭ぁぁぁ!ナンバーワンだよ!」
この後、夜中に騒ぎ過ぎて俺の部屋にやって来たお母さんに怒られた。二人で家族のパンツの匂いを嗅いでいたと思われたので二人とも同じように怒られた。
それから麻美は風呂に入る前に俺の部屋でパンツを脱ぐと、脱ぎたてパンツを俺に投げつけてから風呂に入るようになった。
麻美が何を考えてるのかわからないけど、俺は相変わらず妹のパンツにしか興味がない。