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劇場版 脱糞戦隊 END of Dappun

作者: 脱糞マスター

脱糞戦隊


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

???「本当にそれで世界が正しくなるんだな?」

???「そうだ お前たちがずっと目指していた争いも何も無い全てが平等な世界になる」

???「俺に、できるのか?」

???「お前じゃなきゃできない

お前が世界を変えるんだ。」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

餡子「俺が...この世界を変えるんだ」

時雨「ん?今なんか言ったか?」

時雨にそう言われ我に返る

餡子「ああ、ごめんボーッとしてた 」

時雨「そうかそうか なんか急にボソボソ言い始めたからさ オタクみてーだなーって思ってさ」

そう時雨が真顔で言う

餡子「いや、オタクはお前だろ」

時雨「そうだったな ガーハッハッハッ」

時雨が腹を抱え笑う

餡子「薪も集まったことだし テントに戻ろうぜ」

時雨「おう!」

2人は皆が待っているキャンプに帰る

時雨「(世界を変えるって...どういうことだ?)」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

おじさん「おお!お帰り 」

餡子「ただいまー」

時雨「脱糞帰宅!」

影斗「お前らもっと急げよ」

時雨「ごめんごめん 中々集めるの大変だったからさ」

白「まあいい さっさと昼ごはん作ろうぜ!」

俺たちは今キャンプに来てる

元々は東京の予定だったが 今、世界に蔓延してる感染症ウイルスのせいで急遽キャンプになった

まあキャンプって言っても八丈島だが...

たまには大自然の中リラックスするのもいいだろう

柊「やっぱり 八丈島の空気は美味いな」

餡子「だろ?都会住みのお前たちからしたら羨ましいだろ あっ時雨は田舎か笑」

時雨「おいおい笑 しっかし平和だなあ 」

影斗「だな」

白「またなんか変なの来ても 俺たちが守らなきゃな」

餡子「そう..だな」

柊「餡子?」

(うつむ)く餡子の顔を覗き込む

柊「お前体調でも悪いのか?」

餡子「ごめん ちょっと頭が痛くてな」

時雨「大丈夫か?」

白「まあ 今日暑いからな お前はテントで休んでたほうがいいんじゃないか?」

餡子「ごめん そうしとくよ」

餡子はテントに戻る

時雨「そういえばさっき...」

影斗「どうした?」

時雨「いや、やっぱなんでもない」

柊「なんだよお前笑」

白「腹も空いたとこだし さっさと作ろうぜ」

俺たちは昼ごはんを作り食べた

大自然の中で皆で作って食べる料理は美味かった

昼間3回小さな揺れがあった

最近、どこの国でも地震が多い

そんなことは忘れ俺たち川や山や海で遊んだ

夜はおじさんが作ってくれたカレーを食べた

美味しかった

こんな平和な日常がこのまま続いてほしい

誰もがそう思った

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ゴソゴソ

物音に目覚める時雨

時雨「ん....」

まだ開ききらない目で音がした方を見る

そこにはテントの外に出ようとする人影があった

時雨「(あれは....餡子か?)」

一日中テントで休んでいた餡子が外に出た

時雨「つけてみるか」

餡子にバレないようそっと起き上がる

森の方に歩いていく餡子

時雨「(あいつ どこ行くつもりだ?)」

バレないようつけていくと突然、餡子が立ち止まった

餡子「バレてない、とでも思ったか?時雨」

やはり バレてたか

時雨「やっぱな」

餡子「何しに来た?」

時雨「聞きたいのは こっちだよ 一日中休んでたお前がこんな真夜中に突然外出て」

餡子「......」

俯く餡子

時雨「昼の発言だってそうだ 世界を変えるってどういうことだよ!!」

餡子「お前に教える必要はない」

時雨「お前 何するつもりだ?1人で何しようってんだよ いいか勘違いするな お前は脱糞戦隊のリーダだ でも1番強いわけじゃねえ 強さで言ったら俺と柊の方が上だ なのに1人で何しようとしてんだよ...」

餡子「昼間言った通りだよ 世界を変えるんだ」

時雨「てめぇ...!!」

餡子「ここ最近増えてる地震は 俺の実験によるものだ」

時雨「実験?」

餡子「そう、この星は3回の脱糞ラグナロクにより星自体に脱糞エネルギーが溜まっててな エネルギーの核のようなものに近いんだ

溜まった脱糞エネルギーが使えるかテストしてたんだよ 」

時雨「揺れの正体はお前って訳か」

時雨「でもそんなことして何になるんだよ」

餡子「4回目のラグナロクを起こすんだ」

時雨「4回目のラグナロク..?」

餡子「正しく言うには脱糞インパクトだ」

時雨「なんだよ....それ」

餡子「平行世界を全て融合し 存在する全ての悪を消す」

餡子「そして再び世界を再構築し その世界を俺が管理するんだ」

時雨「なんのためにそんなことするんだよ」

餡子「俺は気づいたんだ ウイルスによる自粛期間 この国で世界で この星で何があった」

時雨「それは...」

餡子「ワクチン争奪戦による第三次世界大戦 それによってフランスと中国がこの地球上から消えた 俺たちが脱糞の力を使いアメリカを抑えなければもうこの星は終わってただろう」

餡子「次に何も対策しない政府に痺れを切らした自衛隊によるクーデター これを止めたのも俺たちだ」

餡子「俺たちは破滅を止めたんだ」

時雨「....」

餡子「でもな そう上手くはいかねえんだ 2つの国が滅んだのも クーデターを起こしたのも俺たち脱糞戦隊ってことにされてんだよ」

時雨「......」

餡子「その方が政府にとって都合が良いからだ 俺たちが止めなければ破滅してたってのに」

餡子「本当は東京旅行だったのが行けなくなったのはウイルスのせいなんかじゃない」

餡子「俺たちが脱糞の力を持ってるからだ それがもう世界中にバレてるんだよ だから俺たちはどこにも行けない」

餡子「世界を救った俺たちが世界を破滅の危機に陥れた悪魔にされ恐れられてるんだよ」

俯く時雨

餡子「ウイルスのせいで行けない 皆そう自分に言い聞かせてるだけだ」

餡子「俺はこの世界に絶望したんだ」

時雨「そんなことない!まだこの世界には希望はある!例えこの世界がクソッタレでも 俺たちは...守らなきゃいけねえんだよ!」

餡子「希望はねえよ 白い絵の具が黒い絵の具に塗り潰されるように 正義の真実は悪の虚偽に上書きされるんだ 」

餡子「だから俺は 俺たちは この腐りきった世界を変える」

時雨「俺....たち??」

餡子「そろそろ見てないで出てきたらどうだ?紫電さん」

???「やあ 時雨君 こんばんは」

時雨「....え?」

そこには見覚えのある顔があった

時雨「何がどうなってるんだよ!!」

紫電「何も難しいことじゃあない 私はずっと見守ってきたんだ ループしてるこの世界をね」

時雨「え?ループ?」

頭の処理が追いつかない。いきなりこの世界がループしてるって?

紫電「なんだそれって顔をしてるね そう、この世界は何度もループしてたんだ。いつもなら君たちはOvaryに負けてまたリセット。だが今回は君たちが勝ち 希望の道が現れたかのように思った。でも結局は絶望の道だった」

紫電「私も最初は思ったよ Ovaryを倒した時 この子達ならこのループを終わらせられるって。でも残念、そんなことはなかった」

紫電「人間の悪に触れた餡子君が闇に染まりこの世界を破壊するはずだった」

紫電「見かねた私が手を差し伸べ1つの禁断の儀式に出ることにしたんだ」

餡子「脱糞インパクト それが悪に染まったこの世界を救い出す唯一の方法」

紫電「脱糞インパクトによって再構築された世界を、私と餡子君で監視し一切の悪がない世界を作る」

餡子「そのためだったら 俺はお前たちとも戦うことになる」

時雨「俺は..どうやらお前を止めなきゃいけねえみたいだ」

餡子「.... ほう」

時雨「友達が道を間違えたら ちゃんと正しい道を教えてやるのが 友達の役目だろ?」

決意の表情を向け脱糞チェンジャーを構え叫ぶ

時雨「脱糞!!!!!!」

(いかずち)が落ち脱糞イエローへと変身する

イエロー「さあ、お前も変身しろ...!!」

餡子「さっき、お前が1番強いわけじゃねえって言ったよな」

イエロー「そうだが?」

餡子「それが本当か、確かめてやるよ」

黒い脱糞チェンジャーを構える

イエロー「....!!」

餡子「暗黒脱糞」

黒い闇が餡子を包み 脱糞レッドのような姿に変身する

イエロー「なんだよ...その姿」

ダークレッド「闇に魂を売った結果だ」

その瞬間一気に餡子が間合いをつめる

イエロー「 速い!!」

ダークレッド「暗黒脱糞拳」

イエローの腹に重い一撃が当たる

イエロー「ぐわあああああああああああ」

もろに攻撃を受けたイエローは為す術なく吹き飛ばされた

ダークレッド「さあ、いこう紫電さん この世界を変えるんだ」

紫電「行くんだね 最初の脱糞ラグナロクの地 北海道に」

ダークレッド「ああ」

そう言いどこかへ飛び去っていく2人

時雨「待.........て........」

バタッ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

時雨「っは...!!」

突然飛び起きる

ここは..テントか?

白「やっと起きたか」

時雨「何故ここに?」

影斗「寝てたら凄い物音がしたかと思ってな」

柊「外に出たらボロボロのお前が倒れてたって訳だ」

白「なあ 昨日の夜何があった 餡子とおじさんはどこに行った?」

餡子とおじさん....?

そうだ!!

時雨「やばい こんな事してる暇はねえ!!早く餡子を追いかけて北海道に行かなきゃ!!」

白 柊 影斗 「北海道??」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

白「なるほどな」

北海道に向かう途中一連の事情を3人に話した

影斗「止めてやらねえとな」

柊「俺たちがずっと守ってきたこの世界を壊させる訳にはいかねえ」

白「再構築された世界なんて御免だぜ」

時雨「ついたぞ...北海道だ」

久しぶりに来た北海道は何やら強大なエネルギーに溢れていた

時雨「俺たちが....アイツを止めるんだ」

紫電「やはり 来たんだね」

頭の中におじさんの声が響く

紫電「君たちを特別の招待してあげよう」

そう聞こえた瞬間視界が暗転した

視界が戻るとそこは自分達以外の全てがモノクロの世界だった

紫電「ここは一回目の脱糞インパクトの場所 脱糞ポイント」

餡子「止めに来るだろうなと思ったよ」

後ろから餡子の声がする

時雨「お話はいらねえ」

柊「さっさとケリつけるぞ」

時雨 柊 白 影斗「脱糞」

脱糞戦士に変身する

餡子「なるほど..な」

餡子がニヤリと笑う

餡子「おじさん 今だ」

そういった瞬間おじさんが突然ゴールドに接近し槍を刺す

ゴールド「ぐはっ.....」

餡子「この作戦に邪魔なのは

お前のその”約束された勝利”だ」

ゴールド「まさか...!!」

紫電「脱糞封印」

ゴールド「ぐわああああああああああ」

ゴールドの”約束された勝利”の力が封印されてしまった

餡子「時間稼ぎ 頼むよ」

紫電「了解」

紫電「チョッパリ!!」

そう言い放った瞬間 紫色の雷が紫電を包む

紫電「久しぶりに変身したねぇ...」

イエロー「なんだよ..その姿」

紫色の鎧に包まれた謎の戦士

ヴァイオレット「古の戦士 チョッパリヴァイオレット それが私の名だ!!」

ゴールド「おらああああああ」

ホワイト「やめろ!!怒りに身を任せるな!!」

ヴァイオレット「約束された勝利の力を失った君は雑魚同然だよ」

ゴールドを吹き飛ばす

グリーン「ダメだ...なんだよあの力」

約束された勝利の力が無いとはいえゴールドを一撃で吹き飛ばす

イエロー「でも...コイツを倒して餡子を止めるしかねえんだ!!」

4人でヴァイオレットに立ち向かう

だがまったく勝ち目がなかった

ホワイト「強い....」

ヴァイオレット「君たちの力なんて君たち以上にわかってるんだ」

ゴールド「なんだと?」

ヴァイオレット「そう、その脱糞の力をこの世に生み出したのは古の戦士 チョッパリ戦隊だからね」

グリーン「チョッパリ...」

イエロー「戦隊??」

ヴァイオレット「この世界はチョッパリ戦士に再構築された世界なんだ。最強最悪の敵 坂東美智子によって破壊された世界を再構築した世界」

ヴァイオレット「チョッパリインパクトによって世界は再構築された。その再構築された世界を守るための力 それが脱糞だ」

ヴァイオレット「再構築された世界も我々チョッパリ戦隊が守るつもりだった。でも残念ながら再構築された世界の監視者になれるのは1人だけ」

ヴァイオレット「チョッパリ戦隊で1番強かった私がその役を引き受けた そして君たち脱糞の力を持つものを見守っていた、という訳だ」

イエロー「そう...だったのか」

ホワイト「じゃあ2人で世界を監視するってのは..」

ヴァイオレット「そんなのは嘘だ、その役目は彼に引き受けてもらう。」

ヴァイオレット「ループし続けやっとOyaryに勝ったこの世界線なら平和が訪れると思っていた 」

ヴァイオレット「でも残念ながらそんなことはなかった 脱糞という力の特異点が存在する限り、悪は再び生まれる絶望が現れるんだ

平和が訪れるという希望はなかったんだ 」

グリーン「そんな..そんなことはない!!」

ヴァイオレット「でもそれはお前の意見だろ?」

グリーン「くっ…」

イエロー「この世界にも...希望はある!!」

ヴァイオレット「ほう」

ホワイト「そうだ!俺たちはこれまでずっと絶望の危機に瀕してきた」

ゴールド「その度、俺たちは立ち上がり」

グリーン「再び脱糞した」

イエロー「俺たちは、諦めない!!」

ホワイト「おじさんを倒して 俺たちはアイツを止める!」

ゴールド「友達を助けるんだ!!」

イエロー「うおおおおおおおおお!!」

紫電「(覚醒の兆し.. 餡子君 これでいいんだね)」

脱糞戦隊「脱糞!!!!」

その瞬間モノクロの世界に1本の光が刺し脱糞戦隊が覚醒する

ゴールド「DX・脱糞日輪刀【黄金】」

イエロー「DX・脱糞日輪刀【雷鳴】」

グリーン「DX・脱糞日輪刀【疾風】」

ホワイト「DX・脱糞日輪刀【白金】」

イエロー「俺たちは..負けない!!」

餡子「トリガーは揃った」

突然目の前に餡子が現れる

ホワイト「どういうことだ?」

餡子「今にわかる」

決意の表情を浮かべ黒い脱糞チェンジャーを掴む

餡子「暗黒脱糞!!」

黒い闇に包まれ変身する

ダークレッド「さあ 始めよう」

ゴールド「え....?」

ダークレッド「脱糞インパクト!!」

そうレッドが言い放った瞬間、体が勝手に動き、まるでうんこを踏ん張る時の姿になる

グリーン「なんだよ....これ」

ダークレッド「脱糞ポイントでの脱糞覚醒 それが脱糞インパクトのトリガーだ」

ゴールド「そんな...」

イエロー「脱糞エネルギーのテストってのは嘘っててことかよ...!」

ダークレッド「そうだ」

ダークレッド「さあ 始めよう 世界の再構築を」

その瞬間凄まじい音ともに何かが現れる

???「ようやく 準備が整った」

ヴァイオレット「お前は!!!坂東美智子!!」

ヴァイオレットが叫んだ方向を見る

そこにはおぞましい姿をした者が脱糞ポイントに侵入していた

坂東「久しぶりだねえヴァイオレット」

ヴァイオレット「生きていたか....」

坂東「永遠に繰り返されるループの中 お前たちが作った脱糞の力を取り込むことができた」

ヴァイオレット「まさか...Ovaryを!!」

坂東「その通り 」

ダークレッド「そんな...嘘だろ?」

トドメをさせていなかった?

坂東「世界の再構築はさせないよ」

坂東「手に入れた脱糞の力 使わせてもらう」

坂東「脱糞!!」

その瞬間虹色の光に包まれる

ホワイト「なんだよ....それ....」

坂東「存在するはずの無い6人目の脱糞戦士」

坂東の形状が変化していく

アナザー「脱糞アナザー それが私の名だ」

イエロー「アナザー...だと」

アナザー「だが、これでは終わらない」

アナザーがうんこを踏ん張るポーズをする

ダークレッド「やめてくれ...」

アナザー「ここまで場を整えてくれた レッドには感謝しているよ」

アナザー「それじゃあ 始めようか」

アナザーがチョッパリヴァイオレットに向かって手を向ける

アナザー「最後の儀式にはお前は不必要だだ」

ヴァイオレットを消そうとする

ヴァイオレット「俺はまだ...死ねない!!うおおおおぉおおお」

ヴァイオレット「君たち脱糞戦隊に...これを託す!」

自分の力を脱糞戦隊に分け与える

ヴァイオレット「後は...頼むぞぉぉ!!!」

そう言い残し消えてしまった

アナザー「無駄な足掻きを」

グリーン「おじさん!!」

アナザー「最後の儀式を始めようか」

アナザー「脱糞インパクト!!」

ダークレッド「そんな...」

空にブラックホールのような物が現れる

アナザー「君が世界の再構築に使おうとしたこの儀式を 私はこの世界の破壊に使わせてもらう」

ゴールド「そうか...このためにおじさんは...」

ゴールド「残念 アナザー 俺たちの勝ちだ。」

アナザー「なんだと?」

イエロー「そうか...」

グリーン「力は消えてなかった」

ダークレッド「完全に消した訳じゃあなかったのか..」

ホワイト「なるほど、な」

ゴールド「脱糞カリバー!!(約束されし勝利の剣)」

その瞬間、脱糞戦隊の動きが自由になり 脱糞インパクトが止まる

アナザー「そんな..」

アナザー「だがブラックホールは閉じていない!!」

アナザー「どっちみちこの世界は終わりだ!!」

アナザー「止められない終末を そこで見てるがいい!」

そう言い放ちブラックホールの中に逃げる

ダークレッド「みんな本当にすまない..」

突然イエローがレッドを殴る

イエロー「何やってんだよ!!勝手に1人で抱えんこんで、俺たち仲間だろ!!」

ホワイト「そうだぞレッド」

グリーン「俺たちずっと戦ってきたじゃねえか」

ダークレッド「みんな...」

レッドから闇の力が抜けていく

ゴールド「こんな所で話してる時間はない」

イエロー「この状況を止めるぞ」

レッド「あいつを...追いかけよう!」

ゴールド ホワイト グリーン イエロー「おう!」

ブラックホールの中に入りアナザーを追いかける

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

アナザー「ここまでこれば....」

レッド「おらああああああああああああ」

アナザー「まだくるか!」

レッドのキックを受け止め跳ね返す

アナザー「小賢しい真似ォ!!」

アナザー「お前たちを潰す!!」

アナザー「脱糞アナザーラグナロク!!」

レッド「無駄だ」

脱糞戦隊はアナザーの攻撃を食らっても一切動じない

イエロー「所詮偽物のお前に」

グリーン「本物の俺たちは越えられない」

ホワイト「俺たちはいつも一緒だった」

ゴールド「例え離れ離れになっても」

レッド「その度、俺たちはまた繋がった」

イエロー「俺゛たち゛が世界を変えるんだ」

顔を見合わせ頷く

レッド「いくぞ...!!」

レッド「脱糞詠唱」

脱糞戦隊の額にうんこの紋章が浮かび上がる

ホワイト「1.頭の中がスッ…と冷え、無表情になる(普段は笑顔で嗜めるくらい)」

グリーン「2.相手の嫌いな所や一般常識の欠如等の指摘」

イエロー「3.2.より相手の存在価値否定」

ゴールド「一言」

脱糞戦隊「あれ?お前、いらないな』

レッド「これで終わりだ アナザー」

脱糞戦隊「脱糞♾」

脱糞戦隊の最強にして最後のフォーム

アナザー「そんな力..Ovaryの力でコピーしてやるわぁ!!」

コピーしようとするアナザー

レッド「無駄だ」

イエロー「この力はお前には真似出来ねえ」

グリーン「孤独のお前には」

ホワイト「友情は分からねえ!」

ゴールド「お前の負けだ!!」

脱糞戦隊「うおおおおおおおおおおおお」

アナザー「私はまだ 負けない!!」

脱糞戦隊「うおおおお!!」

アナザー「はあああああああ!!」

脱糞戦隊「脱卍糞卍」

アナザー「脱糞アナザーラグナロク!!」

解き放たれる最後の脱糞奥義

アナザー「必ず...必ずもう一度復活し...この世界諸共喰らいつくしてやる..その時まで覚えていろォ!脱糞戦隊!!」

アナザーが完全に消える

レッド「俺たちにやることは残ってる」

イエロー「そう..だな」

ホワイト「脱糞インパクトを起こすんだな」

グリーン「ほんとにやるのか?」

ゴールド「脱糞インパクトで絶望が生まれる特異点の脱糞という力を完全に消し」

レッド「元の世界に戻す」

イエロー「これまでの戦い長かったな」

グリーン「今までいろんなことがあった」

ホワイト「これをしたらもう会えないかもしれないな」

ゴールド「でも、これが唯一の解決方法」

レッド「みんな準備はいいか?」

全員が頷く

レッド「そうか....」

全員でうんこを踏ん張るポーズをする

顔を見合わせ笑い合う

イエロー「今思えば脱糞っておかしいよな笑」

ホワイト「だって脱糞ってうんこをするってことだぜ?笑」

グリーン「脱糞って言って変身するって絶対おかしいだろ笑」

ゴールド「まあ これもこれで楽しかったけどな」

レッド「恐らく俺たちの物語はこれで終わる」

レッド「でもきっと元に戻した世界で 誰かが見てくれるさ 」

ゴールド「そう、信じよう」

レッド「始めよう」

グリーン「最後の脱糞か」

イエロー「思いっきりするぜ!」

ホワイト「そうだな!!」

ゴールド「始めてくれ 餡子」

頷く餡子

レッド「銃ばーん板バッタンバッタン暗号バンバンバン

危機一髪ぼーんぼーんうーーーーーーん仲直り

ボタンポチポチゲートガッチャン傭兵殴ってさようなら」

脱糞戦隊「脱糞インパクト」

脱糞の光が世界を包み込む

消えていく世界で1人つぶやく

餡子「さようなら 脱糞戦隊」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1人部屋でゲームをする少年

ピコン

通知が来た

通知には 脱糞第五募集 と書いてあった

少年「暇だしやるかー!」

通話部屋が開かれていたので入る

少年A「ぶりいいいいい」

少年B「よお」

少年C「早くやろうぜ!!」

少年D「聞いてくれよ めちゃくちゃ訳わかんないけど面白い小説書いたんだ!」

少年E「でもそれって貴方の意見ですよね?」

少年D「そうだが?」

少年E「まあ、読んでみようぜ! タイトルは?」

少年D「そう...タイトルは 」


脱糞戦隊 『終』


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