女性
たくさん読んでいただいてありがとうございます!
私事ですが、投稿頻度が落ちてしまいます。
それでも、最後まで書きたいとは思っていますので、気長にお待ちいただけると幸いです。
これからもぜひ読んでいってください!
2人は早速、ケニーとレイに相談した。
「探したい人がいるのですが、手伝っていただけませんか?」
「だ、大丈夫ですよ!ねっ、ケニーちゃん!」
「もちろんだ!で、探したい人って?」
「ギルベルトって方とその方を探している女性の方なんだけど」
「……その女性ってもしかして、あの人かな?」
「変にゃ人から助けてくれてくれた人か!」
「会ったことあるの!?」
「う、うん。男の人の変な誘いから庇ってくれた人だと思う」
「その人どこ行くかとか言ってた?」
「んーいや、にゃんも言ってにゃいにゃ。そういえばその人、レイと全然はにゃししてにゃいのに自分を責めすぎるにゃって言ってた!」
「私は魔法使いと間違えられてた。剣も持ってたのに……変わった人なのかな?」
「とりあえず、その女性を探しにギルドに聞き込みに行きましょうか」
「そ、そうだね」「さんせー!」
(ギル兄に会えるかも知れない!もしかしてギル兄が聖騎士だったりして……ってありえないか)
ーーーギルドにて
「もうこの近くにいにゃいんじゃにゃいかー?」
「ギルベルトさんを探しているなら、他のいろんな場所に向かってしまったかも知れませんね」
「い、今の私たちだけじゃ、あの森の奥に行くの大変そうだし…」
「どうしましょう……」
「誰か探してるの?」
「そうなんです、ある女性をさがして…ま…して……って!」
「ん?」
「あ、あなたですよ!!!会えて嬉しいです!」
「あら、サインが欲しいの?」
「いえ!聞きたいことがありまして!」
「…うっ、地味に傷つくわね」
「あっ、ご、ごめんなさい…会えたことが嬉しくて…つい……」
「まあいいわ、私もまた会えて嬉しいわ」
「少し聞きたいことがあるんですけど…」
「いいわよ」
「ギルベルトさんを探してるって言ってましたよね?」
「もしかして、見つかったとか!?」
「いえ、すみません。見つかってないです…」
「あら、そう…」
「その、ギルベルトさんとはどのような関係なのですか?」
「ギルとはパーティを組んでいるの。少し長めの冒険した後はみんな休暇を取ったわ。で、そろそろまた冒険に向かおうかなって思って、数年前にここで見かけたっていう情報を聞いたから、探しに来たって感じかしら」
「そんにゃに経ってたら流石に居にゃいんじゃにゃいか?」
「まぁそうなんだけど、ギルはこの近くの町出身らしくてよく来るって聞いたのよ。でも、もうどこかに行ったのかもしれないわね〜」
しばらく、ギルベルトについての話を聞いた。
冒険中のギルベルトの様子や意外な素顔、一緒に冒険するまでに至った経緯など、その女性は面白そうに語っていた。
アイリーはその話を目を輝かせながら、嬉しそうに聞いていた。
何か"大切なこと"を聞きそびれたような気がしていたが、ギルベルトの話が聞けて舞い上がっている様子だった。
そんな会話も終わり、女性がギルドを後にしようとしていた。
「そういえば、名乗るのが遅くなってすみません。私、アイリーっていいます。」
「私はネイトよ、次にまた会える日を楽しみにしてるわ!」
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