表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/7

伝承

「なんだ、これ………?」

棚の中の1冊の巻物が淡く光を放ってるいる。


恐る恐る取り出して開いてみると、何もなかった紙に光る文字が浮かび上がった。


うーん、古典は苦手なんだがなぁ。

まあ、俺なりにかなり砕いて分かりやすくまとめると、その巻物にはこう書いてあった。


『月の女神セレーネの伝承』

特別な力を持つ王女である救世主(メシア)が12人集まった時、ファシナンの森にあるイリーゼクリスタルに封印されている真の救世主、月の女神セレーネの封印を解くことができる。セレーネが蘇りし時、世界は救われるであろう。


………つまり、セレーネとやらの力でこの国を救って欲しければ、まずは12人の特別な力を持つ王女を集めろ、と?


うーむ、色々と訳が分からん。


救世主、イリーゼクリスタル、セレーネはそういうのもあるのだなぁくらいの認識でいいと思うんだが、ファシナンの森というのがな………。

少なくとも俺は聞いたことがないということは、この大陸には存在しないということになるが………場所が分からなければ、どうしようもないんだよな。

それとも、救世主しか分からないようなものなのか?


それに、この国には12人の王女なんていない。他国の王女を巻き込んでしまってもいいものなのか?他所様の娘さんに何かあっては大変だ。


だが、これがもし上手くいけばこの国を救える。今のところ他に有効作も無いし、これに賭けてみるか!

よし、早速戻って皆に伝えなければ!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ