★★★★★恐怖症
作品の評価をするとき、★★★★★以外の評価をつけることに罪悪感を抱くことはないだろうか。確かに履歴に自分のした評価の★の数が残る。仲間内だと非常に気まずい事もあるのだ。
どうしてあの作品は★★★で、あの作品は★★★★★なんだと。でも考えて見て欲しい。感性は人によって様々だし、その人によって読みやすい文体というものがある。
決して、その人が嫌いだからとか、贔屓しているように見られたくないから下げた。というわけではないのだ。
次に、平均点を下げてしまうのでは、という気遣い。ありがとうございます。中にはそれでぶちギレた人がいるのかもしれない。そしてランキングに、平均点の低い作品が並ぶことを危惧している人もいるのかもしれない。
そんなときには検索機能を使って、作品をスコップしてみましょう。そして、心置きなく★を押すのです。また、活動報告でその作品を推してみよう。そうすれば、ランキングなんて簡単にひっくり返るのだから。
★★★★★しか入れてはいけないなんてルールはない。もし作者側の嘆きについて読者さんが躊躇っているのなら、躊躇なく思ったままに★を入れよう。評価は誰かを傷つけるためのものではないし、平均点が下がったからといって、アカウントがなくなるわけでもない。
正当な評価のためには、むしろ、★★★★★以外のものも必要なのだ。こう書いている作者も、完璧だと思っている作品はあれど、完璧な評価は頂いていない(平均点が5の作品がない)。そのことに、正当な評価がされているのだなぁと思って、安心している。
私がもらって嬉しいのは、★★★とか★★★★。まだまだ成長できると言われているみたいで、励みになる。一応言っておくが、評価して欲しいといった類いのエッセイではない。
★★★★★だけしか評価できない(本当は★★★位だと思うけど……)とか、履歴で★★★★★が並んでいないと印象が悪いとかいうイメージがあったら、それを払拭したいという、そういったエッセイなのだ。