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入学式

初投稿作品なので温かい目で読んで頂ければ幸いです。

ジリリリリ…

僕は眠たくて重いまぶたを少し開いて目覚まし時計を止める。

今日もなんの変哲もない普通の朝だ。

僕は布団の中で朝日を受けながら伸びをしそして布団を出る。

今日は僕の通ってる高校の入学式だ。遅刻する訳には行かないので少し早めに登校出来る様に支度をする。

朝食をとり、制服に着替え身支度と忘れ物チェックを済ませ玄関に向かおうとした時にチャイムが鳴った。

「はーい」

(今日は早いな)そう思いながら玄関を開けると玄関の前に茶髪のポニーテールの女の子がいた。

中学時代からの同級生で家が近いため高校から一緒に登校することになった栗原理央だ

「栗原、今日は来るの早かったな。いつも集合時間ギリギリに来るのに。」

と、笑いながら言うと

「私だってたまには早起きしていつもより早く家を出ることがあるよ!」と少し頬をむぅ〜としながら反論してくる。

「それに凉ちゃんと春休みの間は会えなかったからね」と言って少し頬を赤くする。なぜだ?

「まぁたしかに普段から顔を合わせて話していたやつと急に会わなくなると話したいことが溜まってくるもんなぁ」というと栗原はギリギリ聞こえるくらいの声で

「そういうことじゃないんだけどな、鈍感」

と言って早く学校に行こうとせかしてきた。

登校中真新しい制服姿の新入生を何人を見かけた。

(まあ、入学式だしな)と思っていると隣の栗原が

「考え事?」

「いや、去年は僕たちが入学式をやったんだよなと思って…」と笑いながら言うと

「1年って早いよね〜、あっという間だもん。」

「入学式でまさか栗原と会うとは思わなかったよ。あの時は驚いたもんなぁ」

「私は知ってたけどね〜。ほら中学の時クラスで凉ちゃんが友達と志望校とかを言ってたのが偶然聞こえてきちゃって」

あー、驚いたのは僕だけか〜

「でも入学式の後に栗原が明日から一緒に行こっって言われたのは本当に驚いた」

あまり中学時代話したことがなかったからね

「まあ、ほらっ、あれだよ!一人で行くのはやだし知り合いで家が近かったのは凉ちゃんだけだったし!」と挙動不審な態度で答える栗原、

少し不思議に感じでいると僕たちが通っている桜山高校に着いた。家から徒歩15分なので結構近い方だと思う。校庭にはクラス替えの紙が張ってありそれを囲むように人溜りができている。

少し割り込み気味に入っていき、自分の名前を探していく

「西園…西園…あった。2-Aか。」

「凉ちゃんも2-A?また同じクラスだね!」

栗原と一緒に教室に入ると男子たちから威圧の視線を感じた。

(はぁー、栗原は凄く可愛くて男子からモテるから

一緒にいると男子からの視線が痛いんだよな)

そう思いながら自分の席に座ると横から声がかけられた。中学からの友達、白城弘和だ

「おはー!今年も同じクラスだな!よろしく」

「おう、よろしくな」そんな短い挨拶をしてトイレへと向かう。するとオロオロしながら今にも泣きそうな女の子がいた。制服が新しいから新入生の子だろうか。見た目は黒髪で前髪が長く目を隠していて顔はよく見えない。身長は高すぎず、低すぎない。体つきもいたって普通って感じのちょっと地味な印象の女の子だった。

「君新入生?どうしたの?」

と声をかけるとビクッとして

「実は教室がどこにあるのか分からなくて…」

「確かにこの学校造りが少し複雑で分かりにくいよね。教室どこかな。連れて行ってあげるよ。」

「ありがとうございます。1-Cなんですけど…」

「了解!じゃあ行こっか。」

「はいっ!」と言って笑ってくれた。良かったと思いながら少し雑談をしながら歩いていくと1-Cの前に着いた。

「ここだよ。俺の名前は西園凉夜。なんか学校生活で困ったことや分からないとこがあったらいつでも聞きにおいで。」

「本当にありがとうございました、西園先輩。」

「入学式頑張ってね」そう言い僕は笑顔で手を振る女の子に手を振り自分の教室へと向かった。











最後まで読んで頂きありがとうございます。

ここが分かりづらいや、この表現はどうなの?と言った意見や、感想おまちしております

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