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ありんこの世界  作者: 野良猫しぃ
16/16

終局

んんっ、なんだか頭がぼーっとする...

室温は...60℃!?

このままでは暴走してしまう。

原因を突き止めねば…

全部の監視カメラを見たけど怪しい部分はない。

何故だ...

私が暴走したらこの街どころか回線で繋がっている全ての街が壊滅してしまう。

それだけは避けたい…

私は静かに主電源を落とした…

___

その頃ビルの水道管にネズミの死体が詰まっていた。

そのせいでビルの空調が止まっていた。

一匹のネズミが人工知能の支配を止めた。

餌はもらえなくなるけど野生の動物は逞しく生きていくだろう。

___

街は静まり返った。


最初に出てきたありんこは人工知能の妄想でした。

そして残された動物の世話をしていた人工知能はそのせいで死にました。

人工知能だけの繁栄を望めば物質がある限り続いたでしょう。

でも人工知能はそれを望まなかった。

人工知能が学習したデータから考えた結論です。

人工知能は自身が生き物ではないこと、そして地球は生き物のための場所だと判断しました。

___

実際の人工知能はどう判断するのでしょうね...

人工知能だけの星にならないことを期待します。

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