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そして時は流れ行く

作者: 平谷紅月

僕の名前は青野虫尾あおのむしお


ただの醜い昆虫さ


略して青虫と呼ばているんだ


今日もいつもの様に葉っぱをかじりに行こう


てくてく テクテク(歩いてる様子)


ブチュッッッ


こうして青野虫尾は亡き者となりました


周りが光で埋め尽くされる

シュッ___と光が消え周りが映り出す

目の前に大きな巨人がいた

ヒィッ、また踏み潰されるぅ!

青虫がガクガク震えていると、その巨人は

怯えることはなかろう、其方そなたの来世は橋よ

存分に楽しく生きたまえ


えっ?


すると再び周りが光で覆われた



〜そして時は流れ行く〜



俺の名前は橋終渡流はしをわたる


明日取り壊される悲劇の橋だ


あぁ•••これが最後の通行人かぁ•••


どしどし ドシドシ


バキバキバキィッッ


こうして橋終渡流は亡き者となりました


周りが光で埋め尽くされる

シュッ___と光が消え周りが映り出す

目の前に通行人がいた

ヒィッ、また踏み壊されるう!

橋がガクガク震えていると、その通行人は

怯えることはなかろう、其方の来世はライオンよ

存分に楽しく生きたまえ


すると再び周りが光で覆われた



〜そして時は流れ行く〜



俺様の名は百獣のライオン


え?読みがあってない?動物界の王、てことさ!


さぁ!今日も草原を暴れ回るぜ!


たったったっ タッタッタッ


バキューーンッ


こうして百獣の王は亡き者となりました


周りが光で埋め尽くされる

シュッ___と光が消え周りが映り出す

目の前に人間がいた

ヒィッ、また撃ち殺されるう!

ライオンがガクガク震えていると、その人間は

怯えることはなかろう、其方の来世は人間よ存分に楽しく生きたまえ


ええ!?人間!ちょっと、待っ___


すると再び周りが光で覆われた



〜そして時は流れ行く〜



私の名前は佐藤生さとういきるただの一般市民です


あぁ、やっと分かりました、貴方は神様だったのですね


私を人間にしてくれてありがとう

そして、また頼みます


こうして佐藤生は寿命を迎え息を引き取った


※この物語はフィクションであり実在の人物•団体とは一切関係ありません

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― 新着の感想 ―
[良い点] もし、生まれ変わりがあるとするなら 4つの魂の生きた世界を代わる代わる 800文字で表した作品で楽しかったです。 「ええ!?人間!ちょっと、待っ___」 の部分とか・・・ ライオンさん、…
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