哀れな狼実験体
クリン村それはこの世界アルカディアのラプタ帝国の東の端の田舎の村だ、 幸いクリン村の周りの森などでは薬草が取れたりもともと土地がいいからか野菜もよく育つなので大人は村の野菜畑や小麦畑を耕して、12歳から16歳ぐらいのまだ体が育ってない子供は16歳ほど子供達と薬草や山菜を取りに森に入る。
そうすることで不自由がない程度の生活は送ることができていた、
そんな平和な村で私エヴァンは育った今日も家の手伝いのために森に薬草を取りに行こう、少しでも親を楽させなきゃ
「おかーさーん私森に薬草取りにいくね」私は家の外に出て母親に伝えた
「森で狼を見たらすぐに逃げるんだよ」
「もうそれは何年も前から聞いてるよ、すぐ逃げればいいんでしょ?」私達が薬草を取りに行く森は稀に狼型魔獣が出るいつも獲物を探している事から腹ペコ狼とも呼ばれるでも私はこの4年間見たこともないから安心して森に入った。
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「はぁ、はぁ、もう来ないでよぉ 、なんで村の近くまで来てるのよ」私は今ハングリーウルフに追いかけられている狙っているのは私自身とお昼よう持ってきたパンだろう、
ハングリーウルフは狩りを楽しむ猟師ようにじわりじわりと来ては遠ざかる、
「え?きゃあ」私は木の根に足を引っ掛けてしまい倒れる抜こうとするが足を挫いたのか力が入らない。
「え?え?来ないで」ハングリーウルフは私を無視して森の奥に逃げようとしたなんで?そんな時声が聞こえた。
「ハハハ どこに行こうというのかね?逃げれるなんて思うなよ」その黒い服を着ていて顔には黒い布で覆われていて目しか見えない人は懐から一本のナイフを取り出しハングリーウルフに投げると吸い込まれように首に刺さり倒した。
「やはりスキルは使えるのか ん?君はどうしたんだい?」黒衣の人はそんな軽い言葉をかけてきた。
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俺は今困っているここがどこかなのか地球なのかでも地球にはあんな大きな狼はいなかったそうなるとファンタジーな世界なのだろうかそれとも未来なのか今それを知るため村か町ないか探している、その前にこの森から抜けなければいけない、
「グルル」後ろを振り返るとあの狼がいたまたか、呆れつつもナイフを抜く、
「はぁ またかつまらないな ほれ遊んでやるぞ」
狼が足に力を入れたので俺も身構えたが狼は予想を裏切り逃げて行く、
「おいおい逃げるなよ色々試したいんだ」
狼は本能的に理解したコイツはヤバイとそれを理解した狼は生きるため逃げただが相手が悪かった、狼は必死に逃げたが後ろからは猟奇的な笑い声とともに足音が近づいてきた、途中狼は前に旨そうな子供がいたが無視した、子供を食べてて殺されたらたまったものじゃないとにかく今は生きる事だ、生きたら柔らかい人肉が食べられるそれは今ではない、
「おうおう、 逃げる逃げる」
俺のこのキャラの特集能力またスキルが使えるかためしてない、試さなければこれは死活問題だ よし試してみよう簡単なスキルで使ったか分かり易い方がいいだろうカッコイイ投げ方なチャージスロー ナイフを抜いたら下に向けて下から敵に投げるなんか野球のアンダースローに似ている「ドスッ」と肉に沈む音が敵の排除を教えてくれる、
「やはりスキルは使えるのか ん?君はどうしたんだい?」
あの狼が通ったあとの道に少女がへたり込んでいる、あ、少女の下には水たまりがあるが気にしたら負けだ、ナニモミテナイそれはともかくこの世界に来ての第一人類だコミニケーションはとれるか心配だ
「君、大丈夫かい?」
少女は少し間があったが「助けてくれてありがとうございます!」と言ってきた。
よし言語は日本語でもいいみたいだね。ここで好印象を与えておこう。
「それは良かった、旅の者なんだがここら辺に町か村はあるかな?泊まる所に困っていてね」
「それなら私の村に来てください、野菜が美味しい村なんですっ!」
「そ、そうなんだ案内を頼めるかな」凄い覇気に少し驚いてしまった。
「私達の村には宿はありません、なのでよろしければ私の家に泊まりますか?(こんな声が綺麗で強いなんて顔は見せてくれませんがきっとカッコイイでしょうね)命の恩人なのできになさらずどうぞ」
「それは本当に申し訳ないね、でも君がいいなら頼もうかな?」
「それでは村まで案内しますね」
「あぁ、頼むよ」
ふぅ今日はゆっくり眠れるな大きな町のことも聞かなくちゃ
長い一日が終わりそうだ
まだエヴァンちゃんは主人公が女とは知りません、次回主人公の名前が出でくる予定です。
ここまで名前が出てないのはわざとです。