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恋と野球と超能力と ー女子があふれてしまう物語ー  作者: 南蛇井


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15/25

超能力野球開幕

経緯やそれぞれの思惑はともあれここからは目指せ甲子園!熱血野球部としてやるしかない!!

練習を開始した。


竜ケ崎君の剛速球!!

カキン!!

打たれた?

誰が打った?

建石横尾・・・あの剛速球を打つ?

「見たか!横生の能力!」

見たけど・・すげーな超能力あの球を打つんだ・・・しかし気がつけばこのチームで超能力が無いのは僕と柿崎だけか・・・。

ちょっとした劣等感だ。

「おい!見てくれ!」

柿崎がなんかヘルメットを持って、はしゃいでいる。

バカは気楽でいい。

特に興味なく見てやる。

柿崎が持っているヘルメットから手を離す。

ヘルメットはふわっと浮きふわふわと動きながら柿崎の上にのった。

「ほら!ヘルメットを手を使わずに被ることが出来るんだ。ヘルメットを手を使わずに動かす能力!!」

ビシッとポーズを決めドヤ顔をする柿崎。

あーどーでもいい能力で良かった。

超能力使えないの僕だけになって一瞬焦ったけどあんな超能力ならなくていいや。

とはいえちょっと劣等感はある。

なぜ僕だけが超能力を使えないんだ。

僕に才能が無いのか?

いやきっと目覚めるきっかけに気づいていないだけだ。

その日から僕は瞑想に入った。

佐々原さん・・長名瀬さん・・監督・・あーっもういかんこれは迷走じゃなくて妄想だ。

今は力を目覚めさせるために集中!

・・・何も目覚める気配がない・・・。

何かコツがあるのかもしれない。

ここは超能力者に聞いたほうがいいかもしれない。


「どうやって使えるようになったたかって?」

長名瀬さんに聞いてみる。

「うーん難しいな。気がついたら使えてたから・・特にコツとか何かしたとかじゃないから・・・急にどうしたの?」

「いや何でも・・・」

そうか生まれながらの人はコツも何も呼吸したり歩いたりするのと変わらないのが・・・となると確実に後天的に超能力が使えるようになったやつは・・・。


「なんだ?おれに教えてもらいたいのか?」

柿崎のくせに偉そうだ。

「なんか・・・こう・・・感じるんだよ!感じるの!力がって言うか持ってるっていう・・・お前は感じないの?」

抽象的でなんだかよくわからん。

よくわからんが聞くんじゃなかった。

なんか柿崎ごときが上から発言で腹が立つ。

ちくしょう!

落ち込む僕に佐々原さんが話しかける。

「大丈夫よ新澤君は超能力なんてなくたって普通に野球上手じゃない」

佐々原さんの笑顔・・・癒される。

そうだ!野球に集中!!!僕には野球がある!!


そして月日は流れ全国高等学校野球選手権地方大会が始まった。

まずは甲子園への第一歩これを勝ち上がらなければ野球部の未来はない。


1回線の相手は麦瓦西高等学校だ。

この高校に関する情報はない。

わかっているのはうちの高校と同じぐらい弱く過去1回線を突破したことが無いということだ。


全国高校野球選手権 1回線


スターティングメンバー



青華高等学校

1碣石横生   サード

2柿崎太陽   ライト

3新澤翔真   キャッチャー

4長名瀬大光  ショート

5金将歩    ファースト

6外園優雅代  レフト

7竪石建夫   センター

8天我想人   セカンド

9竜ケ崎剣   ピッチャー



麦瓦西高等学校


1七海泰司   セカンド

2大久保孝明  ショート

3佐々木健太郎 ライト

4新田兼行   ファースト

5千木良栄太郎 ピッチャー

6田辺金次郎  レフト

7小木慎太郎  センター

8田中太郎   キャッチャー

9赤坂翔太   サード


1回表 


青華高等学校の攻撃

1番竪石(弟)

ピッチャー千木良君の初球の緩いストレートを内野ゴロ

相手守備がもたつき出塁する。

千木良君がちょっとイラっとした感じで舌打ちをしている。

2番柿崎が打席に立つ。

こいつには全然期待してはいない。

期待していないからこその2番!

竪石(弟)はそこそこ打てるし1日1回とは言えバットに必ず当てる能力もある。

彼が出塁し柿崎が送る。

柿崎にバントの能力も期待していない。

さあ頼んだよ長名瀬さん。

そう、柿崎はそこに立ってバットを握ってさえいればいい。

千木良君が投げる。

また緩い球

柿崎がバットを思いきり振ろうとするがタイミングも違うし絶対に当たらない。

長名瀬さんの力を使いバットを操作する。

送りバント!

コツン!

ボールがバットに当たる。

その瞬間!!炸裂する閃光、そして爆音!!

柿崎が爆発に巻き込まれ倒れた。

「柿崎!!」

一応駆け寄ってみる。

死んではいないようだけど・・・気を失っている。

「見たか俺の爆裂ボール!!バットに当てた瞬間ドカン!!っだ」

千木良君がこちらを指差しながら更に言う。

「お前らが先に使ってきたんだからな!ビンビン感じるぜ超能力の力をさ」

千木良君も超能力者・・・本当に多いな超能力者。

しかし困ったあの球・・・打ったら死ぬ。

バット振りづらい・・・。

僕は打席に立つもバットを振る勇気がなく。

見逃し三振に終わった。


1回裏の守備。

幸い柿崎の代わりならいくらでもいる。

この為に用意しておいた坊主五人衆。

僕の目線の先には坊主頭の野球部感が出ている5人がいた。

すごくやりそうだけど野球未経験のお飾り五人衆そして姉川さんの観賞用コレクション。

彼らを使う時が来た。

1人目の坊主がそのまま柿崎が抜けたライトに入る。

初回は0点に抑えられた。

ならばこっちもしっかり抑える。

まあ竜ヶ崎君の球は打てない。

1球目、いつもの剛速球!!

こいつで戦意を喪失させてやる!

超剛速球が唸りを上げて向かって来る。

!!!

燃えた!?

バッター七海君が持っバットが炎に包まれ燃えている。

「炎のバット!!」

叫び声とともにバットを振る。


カキン!


ボールがバットに当たる音

ボールは気持ちよく飛んでいく。


ホームラン


打たれた。

簡単に打たれた。

あの豪速球を・・・っていうか炎のバットってなんだよ・・・燃えたからって打てるもんじゃないだろ・・・燃えてることも大いに問題だけど・・・。

しかしピッチャーだけじゃない。

こいつらも超能力集団、超能力野球をするのか・・・。




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