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年末の飲み会(5)

音がした先にいたのは、同じ年だけど


後から入社してきた後輩のB君だった


「私さんここにいたんですね」と言いながら勝手に私の隣に座った


てっきりS君だと思っていた私は驚きを隠せなかったΣ(゜Д゜;)


「Sだと思いました?」とB君は私の顔を見つめてきた


「えっ!」と心を見透かされた私は真っ赤になってしまった


その次の瞬間、視界が真っ暗に!!


私は抱き締められていた...


頭の上から「みるな!」と声が聞こえたヾ(*`Д´)ノ ムキー!!


駆けつけてきたS君が、見つめあって赤くなってる私を見て、


腕を引っ張りその弾みで、S君の胸の中におさまってしまったのだ!


私はビックリして「なっなにを?」と


彼の胸のなかから間抜けな質問をしていたヾ(・ω・`;)ノぁゎゎ


「恥ずかしがった私さんの可愛い顔だろ?」っと言ったのはB君だった(* ̄ー ̄*)ニヤリ


二人がにらみあっているとも気付かずに


ただ抱き締められていた私はオロオロするばかり


『なっなんで今頃モテキが来たのか~?』と、


どうでもいいことを思っているとは二人は思わないだろう


「私さんに話があるんですよ、席はずしてもらえます?」と言い出したのはB君(*`ー´)


対してS君は「私さんは僕のです!手を出すのはやめてもらえますか?」と、ヾ(*`Д´)ノ ムキー!!


二人が火花を散らしている頃、


腕に込められた力でノックアウト寸前の私は


まったく話を聞いているわけもなく


「くっくるしぃ~はなして~しぬぅ~(゜´Д`゜)」と


間抜けな台詞で雰囲気をぶち壊したのは言うまでもない...


二人は顔を見合いながら「ぷっ」と笑いあっていた(´▽`*)


「まったく私さんは...」と言われた所で、


しぬ寸前だった私は息を吸い込むのに精一杯で意味がわかるわけもなく


「なに???」 L(・o・)」ナハナハ


「はぁ…(´д`)今日の所はもういいです。また後で」


と言いながら去っていくB君を睨んでいるS君...


もうなにがなんだかわからない私は...


「疲れたから部屋に帰る」と言って戻ろうとした(´д`)はぁ~


帰ろうとして後ろ向いたら、なぜかまた抱きしめられてしまった...


手は私のお腹の前で交差され、


『お腹はやめて~ぽにょなのよ~』と意味不明に焦ってた(・ω・`;)ノぁゎゎ


S君の顔が右肩にあり、私の耳にこそばゆいS君の髪があたる(耳はやめて~(・ω・`;)ノぁゎゎ)


とまたどうでもいいことを思っていた L(・o・)」ナハナハ


深呼吸でもしてるのがS君の息使いがよくわかる...(だから...以下省略)


少し震えながら触れる背中から、


S君なのか私なのかドキドキと聞こえてきて緊張はMAXに


ギュッと少し強めに抱きしめられたその時...


「好きです。あなたが...


他の男に渡したくない!僕と付き合ってください。」


とS君に再度告白された


「私さんがまだ付き合うつもりがないのはわかってます...


いや、わかってるつもりでした...


だけど他の男と楽しそうに話してるのを見るのは我慢できない


私さんは僕のものじゃないから不安で、


もういてもたってもいられなかった。」と...


『好意を持たれてるのは解ってるけど、


これって...もし私が好きじゃなかったらセクハラだよね~』


とまたしょうもないこと考えてしまう...(´д`)はぁ~


まぁ~パニクってたのよ...(´;ω;`)!


そこは勘弁しておくれ~σ(^◇^;)エヘヘ


でもさっきのでやっと自分の気持ちがはっきりした...


いや...わかってはいたんだけど...



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