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年末の飲み会(4)

まず最初に宴会の席を決めるのだが、


来た人からクジを引いてもらって次々に決まっていった


S君のとなりの席がたまたま空いていたのだが


最後に幹事が引く予定だったので、


幹事Aが余計な気を使ってS君のとなりに強制的に決まってしまった


私は一番ハジの席のため、話すなら前の人か隣しかない


しかもS君の反対側の隣は、S君を気に入っている若い女子社員T子だった


さっき引いたクジでは、確か彼女は別の席だったような...


あぁ~すご~く嫌な予感がする...


宴会が進むにつれみんなお酒が進んでいく...(≧ω≦)ウキャキャ


みんながいい感じに酔っているようだが、


お酒が飲めない私はひたすらジュースを飲んでいるわけで、


全く酔えるわけもなくみんなのお世話をしつつ


やっと落ち着いて食べれると席に戻れば、


S君の隣のT子が彼に甘い声を出してアピールし始めていた


T子は私に見せつけるがのごとく彼にからみだした


彼はどんどん困りだしていた(・ω・`;)


ついには「好きな人いないの?」と聞かれていて


ちょっと酔っているようなS君は私を見つめてきた


今一番触れてほしくない話題と視線に...o( ̄ ^  ̄ o) プィットナ!


私はもう耐えきれずに席を立とうとしたら、急に手を掴まれた!


「えっ?」


っと振り替えれば、幹事Aが嫌な笑みを浮かべて座っていた


「私さんに決まってるじゃん!」と、


すでに出来上がってる幹事Aがいい放った!ψ(*`ー´)ψ ゥヶヶ


「なっ!何言ってるんですかΣ(゜Д゜;)」とあせるS君


もうため息しか出ない私...(´Д`)ハアー!


みんなが「マジで?」とか「やっぱり~」と言っているが、


いまだに手を掴まれていた私をみたS君が立ち上がり、


幹事Aから私を引き離して自分の後ろに隠し


「きやすくさわるな(=`ω´=)」と怒っていた


それを見た皆は「もう付き合ってるのか?」と断定してきた


「へっ?」と言った私に


「きやすくさわるなと言いながらおもいっきり手をつないでるじゃん!


自分のものににさわるなって、ヤキモチじゃんね~」


と言われて手を繋いでいることに気づいた


「そんなんじゃないよo( ̄ ^  ̄ o)プィットナ!」


と私はS君の手を振りほどきその場から逃げ出した


「あっ!」と声が聞こえたが無視して私は旅館の庭まで逃げてきた


冷たい風が気持ちよかった


窓からは植木に隠れて見えない位置にあるイスに座ってぼ~っと湖を眺めていた


なんでこんなことになったんだろぅ~(´д`)はぁ~


と考えていたら、後ろから「ガサッ」っと音が聞こえて振り返った


その先にいたのは...



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