表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/16

年末の飲み会(11)

私が寝ているベットに誰か入ってきた


なんか普通に隣でねてる?


そういえばさっきS君がトイレに行ってたような


物音で半覚醒していたのでなんとなくわかっていたのだが


めっちゃ目が覚めた!


S君はもう寝ているようで寝返りして普通に私のこと抱きしめてきた


私はどうしようかと、後ろ向きに寝ていたのでさすがにびくった!


えぇ~、S君は寝るとボケるタイプなのか?


よく抱きしめられていたけど、抱くつく癖とかあるとか?


などど、どうでもいいような事を考えつつアワアワしてたけど


まぁ~何かされるわけでもないし、このまま朝起きたらS君の反応が面白そうと放置した


眠気と疲れで思考がいろいろと壊れているようだ


翌日の朝、鳥のさえずりで目を開けると、真っ赤な顔をしたS君が私を見つめていた


メッチャパニクッているようだが、抱きしめてる手は放していないちゃっかりものではある


私が「おはよう」というと、


「おはよう…」と返事はしてくれたけど


ベットの位置とか見渡しなんとなく理解した彼は「えっと、あの…ごめん。」とあやまってきた


私はちょっと意地悪をして「なにが~、もしかして夜中に襲ってきたことかな~」とからかった


「まっ、おっ襲った?!」と思い切り勘違いしている彼は面白かった


そのあと、ちゃんと説明してあげて、安心してたけど、


「布団に入ってきて抱きついてきたんだから襲われたで合ってるよね?」と言えば


真っ赤になって少し強めに抱きしめられた。


そして上に覆いかぶさるようにしたと思ったら、やられっぱなしでは面白くない彼が


「じゃあ、もうちょっとだけ…」といって、唇を合わせるだけのキスしてきた


めちゃドキッとしたので


悔しくて、彼の首に手をまわして、今度は私が襲ってあげた


もち大人のキスを


ディープなキスをお見舞いしてあげた


そしたら、彼のスイッチが入ってしまったようで


キスをしてこようとしたので、「ストップ」と私は彼の顔をおさえた


熱のこもっ目で見つめてくる彼に「ここがどこだかわかってる?」と聞けば


ハッと、現実に戻ってきた彼が、肩に顔を押し付けるようにぎゅ~っと抱きしめ我慢して


そして「ごめんなさい。おさえられなくなった。」というので


あまりにも可愛く言うので、


私は「クスッ」と笑って、「次はふたりきりの時にね」と言えば、


「あおらないで!」と怒られたが、ちゃっかりまた抱きしめてきた


そんな感じで、ベットでイチャイチャしていると、外から声が聞こえてきて


ドアがノックされたので、イチャイチャ終了


遠慮なくドアを開けてくるBが同じベットにいるのに気が付いて


「あさからお盛んで」と悔しそうな顔で言ってきた


S君が勝ち誇った顔で「邪魔がいなければもっと出来たんですけどね」と応戦して


「着替えするから出てってくれます?」とBを追い出していた


その時のBは少し寂しそうな顔をしていた気がした



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ