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年末の飲み会(10)

しかし私は「ごめんなさい。私にとっては過去のことです。


さすがに20年は長すぎっしょ!」と伝えたm(。・ε・。)mスイマソ-ン


「今はS君が好きなのだ!それもさっき気持ちが通じ合ったばっかりで他の人が入り込む隙はなし!」と言うと


Bは「奪い取るから!絶対俺をまた好きになってもらうから!」と不敵な笑顔をみせキスしてこようとしたので


掌で遮ったが、そこにキスをしてきたのだった。


掌へのキスは「あなたが好きです」と言う感じの意味があった気がするがすぐさま手を振り払った。


「マジでやめてくれる!ほんと入り込む隙なんてないから!」と怒り気味に言ったが


「今のこの状況は隙だらけに見えるんですけど?」とグイグイと迫ってくる。


なんせ旅館だから、すでに浴衣に着替えている状態。


下手な体制になると大変なことになってしまいそうだったのだ。


壁に追いやられていて、自販機の陰に隠れているこの状況はマジでピンチ!


壁に手をついて顎をくいっとされ、さらに足の間に、足をはさんできて、浴衣が開いてしまい


生足が見えている状況になりパニクル私!


『にゃんでこうにゃった!モテキ到来!』などともう意味不明な事考えてしまう悪い癖!


「S君!助けて!」とうつむいて言っていたら、「バキッ」と音が聞こえた。


BがS君に殴られていた!


私は「ふぇ~ん」とS君に抱きついてしまったが、ちゃんと抱きしめ返してくれて安心した


しかしながら、頭上ではBとS君が睨みあっていた


「嫌がる女性に手を出すなんて犯罪ですがわかってます?」


「ってか、人の女に手を出そうとするなんて殴られても当然ですよね」とS君がすごみながら牽制し、


私も「うんうん」とうなずいた


両手をあげて降参ポーズをしつつ後ろに下がったBは最後に爆弾を落として言った


「私さんのファーストキスの相手は俺ですから!あきらめるつもりはありませんから♪」と楽しそうに言い逃げをして去っていった


落とした爆弾について問い詰められたが、


なんかいろいろありすぎてもういっぱいいっぱいだった私は、部屋に戻りたいといい


カラオケに皆は行ったので、部屋で二人きりになった。


部屋に入るや否や、私はS君に抱きついた。


ギュッとして欲しかった。


望み道理にS君は抱きしめてくれたが、場所が場所だけにそわそわしていたようだが


そのままの体制で私はBとの関係を話し始めた。


一通り話し終わってS君の顔を見たら、笑っていた。


私が必死に誤解しないように話していたのでうれしくなったようだ


S君に手を引かれて、ソファーまで移動し、S君が先に座ったと思いきや、


急に手を引っ張って私を足の間に座らせて後ろからぎゅ~っとだきしめて来た。


嫉妬していないと言ったら嘘になるが、誤解されないように必死に話している姿が可愛く見えて


顔がにやけてしまうからそうしたようだが、顔が見れなくて私はちょっと不安になった


けど、やさしく抱きしめてくれているので、嫌われてはいないとわかったので


おとなしくだきしめられていたんだけど、実は幹事Aもさっきの殴った現場にいたので、


いろいろと手をまわしてくれて、私たちがいる部屋の人の変更をしてくれていたようだった


しかし、さいあくにもS君とBは同じ部屋で、もう一人はC君だったのでAがCと交換してもらい


T子の事もあり、私はS君の班の部屋に泊まれるようにしてくれていたようだ。


のちにその話を聞いた私は「はぁ~?さすがにダメっしょ!」と言ったが、


別の部屋に泊まらせるのも心配になっていたようで


S君はAに「よくやった!」と褒めていた!


ついでにBも部屋を変えるように言ったが、本人が拒否したので、


和室と洋室で2人ずつに別れている部屋だったので


なぜか私たちは洋室に泊まることになってしまった。


もちベットは2つあるから別々に眠れるけれど、


付き合って1日で同じ部屋で寝るのはちょっと展開が早くない?


ドア越しにBもAもいるし、なんかもういっぱいいっぱいでさっさと寝ることにした


考えることを放棄したのだったが、夜中に…


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