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夢の世界

中間テスト国語35点の何となくで初めて書いたものです。読みずらく面白くないかもしれませんが見たい方は見ていってください

ある日、夢を見ていた。

その夢は何気ない普通の日常だった。

朝起きて親におはようを言い、ご飯を食べ、学校に登校し、たくさんの友達と昨日のテレビや流行りの会話をして、授業を受けて、昼食に友達とお弁当を食べる。

学校が終わり友達と一緒に帰ってお風呂に入り夕食を食べて寝る。

そんな幸せな世界だった。

高校生 夢見 泰斗ゆめみ たいとは朝起きて食パンを1枚食べ学校に登校した。

学校で授業を受け昼ごはんを食べ放課後はバイトに行っていた。

バイトが終わり家に帰りコンビニで買ったシーチキンマヨおにぎりとサラダを食べ寝る。

これが泰斗の日常だ。

泰斗の人生は酷いものであった。

7歳の頃にずっと仲良かった幼なじみの女の子 桜田 夢来

(さくらだ ゆき)から

「あなたは顔がものすごく気持ち悪いから何かで顔隠せば?」

と言われた。

その当時の泰斗は素直で優しかったため疑問は持ちつつも仲良い幼なじみの言うことを聞いてマスクとメガネ、前髪を伸ばして顔を隠していた。

その日から全てが変わった。

次の日、言われた通りマスクとメガネ、前髪で顔を隠しながら登校していた。

学校に着くと友達 青木あおき 隆太りゅうたにおはようを言ったが無視された。

聞こえなかったのかな?

そう思いもう一度おはようを言ったが無視された。

疑問に思いながらも教室に向かった。

教室に着くと自分の机がなかった。

理解が出来なかった。

幼なじみの夢来に聞いてみると、夢来は急に叫び出した。

そして夢来は、言った。

「これ以上私をいじめないでよ。」

「そんなことしてないよ」

「嘘つき!!みんながいない所で私を殴ったりしたじゃん」

泰斗は理解ができなかった。

「なんでそんな嘘つくんだよ!」

「見苦しいぞゴミー!みんな知ってるんだよ〜」

朝無視した青木が言う。

それにみんなつられて

「ゴーミ、ゴーミ、ゴーミ」

泰斗は理由がわからなかった。

今まで仲良かったのに、そんななぜ嘘をつくのか?

そのままわけも分からず罵倒され泣いてしまった。

その後先生が教室に来て、泣いている泰斗を見て一旦空き教室で話を聞いてくれた。

夢来を先生が呼び出し話し合いになった。

だが、先生は後から来た夢来のことだけ信じて泰斗ことは信じず、泰斗を叱った。

その後、親が呼び出され夢来の親と夢来に謝った。

帰り道、親だけは泰斗信じて励ましてくれた。

だが、それでもなぜ夢来はあんな嘘をついたのかわからなかったので明日聞いてみようと思った。

次の日の朝、学校に行き靴箱を開けたらシューズがなかった。

探してもなかった。

仕方なくスリッパを借りて、教室に向かった。

教室に入った瞬間、黒板消しが3つ泰斗に向けて投げ飛ばされた。

「ゴミを退治したぞー!アハハ」

クラスのみんなが笑いながらそういった。

「お前が片付けろよゴミ」

青木が言った。

青木の後ろに夢来が笑いながら立っていた。

泰斗はとっさに

「僕はなにか悪いことしたのかな?」

無視された。

泰斗は何度も問いかけたが、無視された。

仕方なく周りのチョークの粉を片付け、先生が来てそのまま朝の会、授業を受けた。

そのまま、無視され続けられ、放課後になり、一人で家に帰っていた。

その時、後ろからドンっと押された。

後ろにいたのは、夢来だった。

泰斗はすぐさま夢来に聞いた。

「なにか、僕悪いこと夢来にしたかな?」

夢来が言った。

「泰斗が悪いんだよ?私がいるのに他の女の子と話したり、好きにさせたりするから、嘘ついて泰斗を私をみんなのいない所でいじめてくるゴミだって広めたの。」

「ひっ…酷いよ」

全く理解が出来なかった。

そのまま、夢来は自分を蹴り飛ばし帰っていった。

泰斗はその後もずっといじめられていた。

体操服を破かれ、シューズを隠され、殴られ、何かあれば泰斗のせいにされ、ノートにもたくさんの悪口、泰斗はそれでも耐えていた。

両親のおかげだ。

両親は優しかった。

泰斗のことを1番に心配し、信じてくれて、いじめのことは心配をかけすぎないように言わなかった。

掃除で使った濁った水をかけられて、びしょ濡れで帰った時も、両親は心配してくれたが

「遊びすぎただけだよ」

と笑って心配させないように誤魔化していた。

そして泰斗は、いじめられエスカレートし、無視され続け、そのまま中学生になっていた。

中学校でもいじめられ続けていたが、親が安心できるよう毎日、登校し、嘘でも楽しいと伝えた。

ある日にいつもの通りいじめられていた時に教室の奥から聞き覚えのある声が聞こえた。

「私がいじめられてるって言ってもこのゴミを信じて、私を信じないゴミの親。ゴミ同士お似合いよねw。さっさと家族全員死んでしまった方がいいんじゃないのw?」

夢来の声だった。

泰斗はそれを聞いてものすごく怒鳴り出した。

夢来の元へ走り、胸ぐらをつかんだ。

「知ってる?私が近所に泰斗に虐められてるって言ったらまんまと信じてあんたの親に悪口言ったり、避けたりしてるのよ。あ・ん・た のせいでね」

みんなに聞こえない小声で言ってきた。

泰斗はどうしようもない怒りを夢来にぶつけた。

気づいたら泰斗は夢来を殴っていた。

夢来は泣いていた。

そこから、記憶がなかった。

覚えているのは、両親に夢来の言ったことが本当か聞いて、謝まった。

それでも、泰斗の両親は泰斗を信じてくれた。

その日は、泰斗の好きな肉じゃがだった。

「美味しい」

と泣きながら泰斗は言い、つられて親も泣いていた。

その日は家族で夜遅くまで沢山遊んだ。

次の日、朝起きて、お母さんとお父さんにおはようを言って朝ごはんを食べ、両親に大きな声で

「行ってきます」

と言った。

「行ってらっしゃい。怪我に気をつけてね!」

お母さんとお父さんが揃って返事してくれた。

それが最後の親との会話となるとも知らずに泰斗は学校に行った。

3時間目の授業の途中、校長先生が慌てた様子で泰斗を呼び出した。

「どうかしましたか?」

泰斗は校長先生に聞いた。

「今私が言っても理解ができないだろうから一緒に親のところに行こう」

泰斗はなんなのか分からなかったがついて行った。

校長先生が連れてきてくれたのは病院だった。

泰斗は嫌な予感がしていた。

だから何も喋らなかった。

病院に入りとある病室の前に着いた。

親は、こんなところにはいない、何かの間違いだ。

その病室に校長先生と病院の先生と一緒に入った。

「なんでお母さんとお父さんがここに寝てるんですか?」

薄々気づいていたが、知らないフリをしていた。

医者はこう言った。

「ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。」

ピシッ

親が、交通事故で亡くなった。

ビシッ

信じたくなかった。

ビシッ

信じられなかった。

ビシッ

生き甲斐を無くした。

ビシッ

泰斗の何かが崩れていくそんな音がした。

そんな感情が渦巻く中、葬式が終わった。

涙1つ出なかった。

終わった頃には、泰斗は感情が消えていた。

何も感じない。

泣くことも出来ない。

喜ぶことも、怒ることも、悲しいことも、楽しいことも。

好きだった両親の声も好きな肉じゃがも、二度と食べられない。

その後、話し合いで親戚の家に居候させてもらうことになったが、話しかけてもらっても、何も感情は出てこないから、まるでロボットと話してるようになってしまっていた。

親戚の人は優しかった。

毎日話しかけてくれて慰めてくれようとした。

それでも何も感じない。

学校で虐められても、何も感じない。

朝は親戚の人に挨拶すらできず心配と迷惑をかけ、学校ではいじめられ、見て見ぬふりをする先生、ボロボロになりながら毎日帰宅していた。

そんな生活をずっと繰り返し、中学校を卒業して高校生になった。

高校では夢来やいじめてくるやつと離れるため、遠くに一人暮らしすることにした。

そのことを、親戚に話すと初めてのお願いで嬉しかったのか了承してくれた。

そして、今に至る。

夢で見た当たり前の世界は、泰斗にとっては本当に夢であり、現実では絶対に来ることのない世界だった。

何も感じず、挨拶も言ってくれる人も言う人もいない。

学校では、何も喋らず、ずっと1人でいた。

今の泰斗は、最悪の状態だった。

両親が亡くなってから、感情を失い、ご飯の味はしない、重度の人間不信、会話もあまりできない、そんな酷い状態だった。

そんな状態で、毎日生活していた。

6月のある日泰斗はいつも通りバイトが終わり、コンビニでおにぎりとサラダを買って、歩いて帰っていた。

帰っている途中に

「ねぇ、そこの可愛い君ちょっと遊ばない?なんも手を出したりしないからさぁ」

男が制服を着た女の子にナンパしていた。

今の時刻は9時、下心丸出しだった。

「そんなの行くわけないじゃない。ていうか下心丸出しでキモすぎるんですけど」

女の子は威勢よくそういった。

男はキモイと言われたからなのか怒りだした。

「下手にでてれば、調子に乗りやがってガキが」

女の子の手を掴み無理やり連れていこうとする。

バシッ

ビンタの音が静かな夜の路地に響き渡った

「親が心配してるし、あんたとより家族との時間を楽しみたいの」

女の子は男にそう言って立ち去ろうとした。

すると男が

「クソが、お前こ家族もお前もクズ同士お似合いだろうな。お前らなんぞ死んでしまった方がいいんじゃないのかw?俺を叩いた文お前に返してぶっ殺してやるよ」

男がナイフを出した。

女の子は男の持っているナイフを見て怯えていた。

男が女の子に向けて振りかざそうとしていた。

だが、女の子にナイフが刺さる前に気づくと泰斗が男を殴り飛ばしていた。

助けるつもりなんてなかった。

刺されて死のうがどうでもいいと思っていた。

男が女の子とその親に対して言った言葉、なんでそう言う発想になったのかは意味分からない、泰斗には関係ないし、あったことも喋ったこともない、違うと分かっていても、その男が夢来と同じことを、言ったから昔と同じように殴ったのかもしれない。

「逃げるぞ」

泰斗はそう言って、女の子の手を握って走って逃げた。

「ちょっちょっと」

泰斗はある程度遠くに逃げてきて手を離し、そのまま帰ろうとしていた。

「あなた○○高校の人よね?名前は?何年?クラスは?」

質問されたが泰斗は話が上手く出来ないので走って逃げた。

「ありがとーーーーーーう!!」

女の子は大声で言った。

泰斗はそのまま帰ってお風呂に入り、夕食を食べずに寝てしまった。

朝、いつも通りに食パン1枚食べて登校し、教室に入り1番後ろの窓際の自分の席に座った。

SHRが始まり、先生のくだらない話、泰斗は全く聞いていなかった。

「そこの空いてる席に座っていいぞー」

「はい」

「めちゃくちゃ可愛いじゃん女優みたいだな」

「スタイル良すぎ!うらやま〜」

クラスのコソコソ話が聞こえる。

コソコソしているがめちゃくちゃ聞こえる。

「よろし…えぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」

泰斗はうるさい横の席を見た。

「え?」

昨日の女の子だった。

「昨日助けてもらって、制服を見て転向する高校の生徒なんだと思って質問したけど逃げたよね?」

「でもでも同じクラスで隣の席なんて完全に運命やんー」

助けた女の子が一人で舞い上がっていた。

「そろそろ授業始めていいか?」

先生が言った。

「あっ、すいません」

そしてそのまま1時間目が終わり女の子はクラスのみんなに質問攻めになっていた。

だが女の子は男子に

「来ないで」

と言い女子とだけ話していた。

教室の端っこで男子全員(泰斗以外)がしょんぼりしていた。

昼休み泰斗は屋上で昼食を食べていた。

屋上には人は誰1人として来ることは無い。

なぜならこの学校の特殊なルールのおかげだった。

期末や中間、実力テストで1位をとったものだけありとあらゆる自由が許されていた。

そうだ、泰斗は今まで2位以下になったことは無いのだ。

屋上の使用の自由も1位の権利だ。

1位のものが許可した人だけ屋上に立ち入ることが出来る。

屋上に行きたいがために、お願いしてくるやつはいるが無視している。

だが不思議なことに泰斗の隣には助けた女の子が弁当を持って座っている。

ルールを知らないのだろうか?

「ねぇ休み時間とか質問攻めで聞けなかったから名前教えてよ」

女の子はそう言った。

「夢見 泰斗」

喋ることが出来た。

「じゃあ泰斗って呼ぶね!私のことも下の名前で呼んでいいよ!」

女の子はそう言ったが、、、泰斗は全くSHRの時何も聞いていなかったのだ。

「な、名前、聞いてなかった」

正直に言った。

「仕方ないなぁ、佐々ささき 雪桜ゆらだよ」

泰斗は驚きを隠せなかった。

そもそも驚いたのも久しぶりだ。

なぜ驚いたかと言うとこの女の子の名前は母の名前と全く一緒で、もちろん漢字も全て一緒で、母の旧姓は佐々木だ。

母は、昔モデルをしていたくらい美人で一時期有名だった。

よく見ると、その時の母の顔に女の子はそっくりだった。

「冗談?」

あまりにも信じられなかったのでそう言ってしまった。

「正真正銘 佐々木 雪桜だよ!」

前の学校の生徒手帳に本当に書いてあった。

「お母さん…」

思わずそう言ってしまった。

「違うよ〜w雪桜って呼んでよー」

「わ、わかった」

泰斗は、今まで誰も信用出来なかった。

そんな泰斗が素直に人の言うことを聞いた。

雪桜はあまりにも交通事故で亡くなったお母さんに似ていた。

性格、顔、名前全てだ。

考えても仕方ないためとりあえず教室に戻り授業を受けた。

放課後になり雪桜が話してきた。

家どこら辺なの?

「○○だけど…」

「まじ?私もなんだよね!一緒に帰ってもいいかな?」

今日からバイトは2ヶ月間改装工事で休みだったため

「そ、それくらいなら…」

「やった!」

それから一緒に帰る事になった。

途中で雪桜が

「私このマンションなんだ!」

「え?お、俺もなんだけど…」

「運命すぎん!?」

無視してそのままエレベーターに二人で乗り最上階の10階で2人とも降りた。

「え?」

「え?」

2人とも困惑していた。

「ま、まぁとりあえず自分の部屋行こうよ!」

雪桜が言った。

泰斗は1番端っこの部屋だったのでエレベーターから少し遠いが歩いて向かったのだが、何故だろう、雪桜が全く止まる気配がない…。

そのままわかったことは雪桜は泰斗のお隣だった。

「私ちょっと怖くなってきた…」

この時点でもう有り得ないとこまで来ている。

「昨日のこと親に挨拶したいから着替えてからそっち行くね!」

雪桜がこういった。

「い、いや、ちょっま」

話を聞かずに家に帰っていった。

思ったのだが雪桜は行動力が半端ない。

そこもお母さんに似ていた。

仕方ないのであとから説明しようと思った。

ピンポーンと鳴った。

ドアを開け雪桜を家に入れた。

「おじゃましまーす、、、あれ泰斗の両親は?」

あまり言いたくなかった。

とりあえずそのまま返事をせずに、リビングのソファーに座ってもらい紅茶を出した。

「ご、ごめん、両親は居ないんだ」

泰斗がそう言うと

「なんで?」

ド直球に聞いてきた。

デリカシーがないところもお母さんそっくりだ。

「聞いて後悔しない?」

泰斗はそう質問した。

「しないよ」

そこから今までのことを全て話した。

このことは誰にも話したことは無い。

ずっと1人で抱えてきたのになぜ会ったばかりの雪桜に全てを吐き出してしまっているのだろうと思いながら話した。

全て話し終えた頃には、雪桜は泣いていた。

「1人で抱え込んで辛かったよね?本当は逃げたかったし、泣きたかったよね?」

雪桜はそう言った。

何を分かったような口をと思っていた。

泰斗は泣いていた。

無意識だった。

泰斗は隠すように

「目にホコリが入った」

と言った。

「今日くらいわがままになって、全て吐き出していいんだよ。我慢して辛い思いをしなくてもいいんだよ。」

雪桜は泰斗を抱きしめた。

耐えられなかった。

辛かった。

この気持ちを誰かに聞いて欲しかった。

信じて欲しかった。

泣きたかった。

また会いたかった。

普通にずっと仲良く遊びたかった。

理解して欲しかった。

もっと家族で遊びたかった。

その日泰斗は7歳から今日までの溜め込んできた気持ちを全て昨日会ったばかりの雪桜がかわりに全て受け止めてくれた。

気づくと朝になっていた。

今日は土曜日だ。

ピンポーン

玄関のチャイムが鳴った。

玄関を開けると鍋を持った雪桜が

「おはよ、朝ごはん一緒に食べよ」

「お、おはよう」

何年ぶりだろう、朝おはようと言ったのは、、、

言われるがままテーブルに行き、雪桜が突然目隠しをしてきた。

取ろうとしたが

「ダメでーす」

と言われたので大人しく待っていた。

そして、雪桜が目隠しをとった。

目の前にあったのは肉じゃがだった。

だけれど泰斗は両親が亡くなってからご飯の味が分からなくなっていた。

それでも作ってくれたことが嬉しかった。

「いただきます」

雪桜が言った。

「い、いただきます」

何気ないこのいただきますを言うだけで泣きそうだった。

そうして泰斗は肉じゃがを食べた。

「っ…」

味がした。

紛れもないお母さんが作ってくれた、あの少し甘めで暖かい肉じゃが、涙が止まらなかった。

もう食べることは出来ないとそう思っていた、それなのに今、泰斗の目の前に全く同じ肉じゃががある。

泰斗は沢山肉じゃがを食べた。

今まで味がしなかったご飯、ずっと1人で食べていた、前に見た夢とは少し違うけれど、今の光景は泰斗が見た夢のようだった。

朝におはようと言って、誰かと一緒にいただきますと言ってご飯を食べるあの夢は一部だけれど現実へ変わった。

「どう?」

雪桜が言った。

泰斗は泣きながら

「美味しいよ…とてもとても、食べれないとそう…思っていたから二度と食べられないと、思って…いたから」

そう言った

「そっかぁ…よかったよ」

雪桜も泣いていた。

「雪桜が昨日僕の溜め込んだことを受け止めてくれた…から

雪桜が食べられないと思っていた肉じゃがを作ってくれたから…雪桜が、僕が夢見た世界を叶えてくれたから…だから

本当にありがとう」

本心だった

「いいんだよ、いつでも受け止めてあげるから。泰斗があの夜私の命を助けてくれたあの時から私は泰斗の役に立ちたかったから、こちらこそ私を救ってくれて、役に立たせてくれて、

本当にありがとう」

雪桜はそう言ってくれた。

僕は今回のことを忘れないだろう。

昨日雪桜が僕の全てを受け止めてくれた日から、

中学の両親が亡くなってから止まった僕の時間が感情が

今、動き出した。



















短編を選んではいませんが続きを書くことは多分ないと思います。ここまで読んでくれてありがとうございました。

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