31、悲劇の始まり
うおおおおおおおお!!イチャイチャ成分が足りないィィィィィィ!?!?
更新遅れてすみません、最近新生活バッタバタだったんで
―――20XX年、異世界を巡る戦争が始まりその五年後に終結した……しかし、今度は異世界での世界を巻き込んだ大規模な戦争が始まる事となり人々は混乱に陥っていた。
「……どういうことですか?」
戦争が始まることになり、日本の代表、総理大臣である深田サトルは王城に急遽、召集が掛かり行くことになったのだが、そこで聞いた言葉にどうしようもなく頭を悩ませることとなった。
「今言った通りぶ、お前の国の軍を貸せ」
「できません」
召集を掛けた張本人、オーグはとうでもないことを言い始めたのだ。戦争をするから軍を貸せ、それは本来同盟を結んだような関係の国に向って言う言葉だ。
日本は現在、異世界とはまだ『友好関係』であり『同盟』を結んでいるわけではない。恩を売るのも一つの手だが戦争となれば人が死ぬのだ。それを簡単に了承出来る訳がない。
「交渉材料はあるぶ」
「……それはなんですか?」
圧倒的に不可能なのだが、交渉材料という言葉に興味を惹かれたサトルは耳を傾ける。
「王都の所持している鉱山の一部の所有権だぶ」
「そ、それは……!」
サトルは悩んだ。何故なら異世界を巡って戦争が起きた一つの理由がそれだったからだ。サトルは一度だけしか見たことがなかったのだが異世界の鉱山は凄いものだったのだ。
異世界には資源はあるが技術がない。鉱山には宝石の原石が大量にあったのだ。けれど磨く技術がなければ原石は石ころ同然なのだ。
宝石一つでは経済的に動かないが、鉱山一つ貰えるのならば話は別であり、日本に多大な利益をもたらすことは容易に想像できる。
しかし、鉱山のために国民を殺すことは利益ではなく被害である。そのためサトルが出した決断は―――
「我々の世界の武器、並びに保存食の提供……で、どうでしょう。 ですが私一人の独断で決める訳にはいきません」
「……お前たちの国では『異世界』とやらが好きな若き人材がおるのであろう? その者たちから志願兵を募る、というのはどうぶ?」
次にオーグが言ったのは日本人から志願兵を募る、という話だ。これは全国民を犠牲にするわけも無く、強制力もない。
志願兵を募る際に色々と書類にサインしてもらえば可能であることは可能だ。しかも異世界が好きだからと言って流石に戦場に飛び込む日本人はいない……そう考えてサトルは決断した。
「……分かりました。それで手を打ちましょう」
サトルは頭を下げた……オーグの口がニヤリと歪んでいたことに気付かずに。
「さて、次は勇者か……」
◇
「なんだこれ?」
「志願兵を募集してるんだってよ」
「えーと、報酬……魔王討伐に成功した者には王女ソフィアとの婚約!?」
ある日の昼のことだった。青年達は昼食を片手にスマホを眺めていた。スマホは異世界でも繋がるようになっており、そこでは日本だけでなく異世界の情報も載っている。そして青年達が着目したのはトップニュースの欄に大きく掲載されている『志願兵募集』の画像だった。
その内容は来たる魔族との戦争のために志願兵を募集しており、魔王討伐者には王女との婚約、という話だった。もし、ここで魔王と討伐し、王女と婚約すれば何とも物語のような展開だろう。物語の主人公になるチャンス、そんなワードが青年達の冒険心を揺さぶった。
ましてや魔法という力を手にした好奇心旺盛な子供達だ、全員と言わずともかなりの青年達が興味を持っただろう。
「まだあるぞ……王族が所持している聖剣を扱える者が現れれば……将来が約束される!?」
「おい、試してみるだけでもいいんじゃないか?」
「……もしかしたら俺なら出来るかもしれないしな」
青年達は自分の鞄の中を見た。そこには大学の受験勉強のための難しい教材が山ほど入っている。彼らはそれほど目立った特徴も無く、成績もそれほど芳しくない。言ってしまえば『普通』だった。しかしそれが彼らのコンプレックスであり、変えたいところだった。
「……放課後、行ってみるか」
「俺は親に相談してみる……」
「俺は何を言われても行くけどな」
自分を変える人生に一度しか無い機会だ、それを何もせずにドブに捨てようとは思わないだろう。
それだけでは無い、成績や魔法の優劣から見下されている者も沢山いるのだ、誰だって理不尽な思いはしたくない、そんな気持ちが更に志願兵募集の広告を輝かせて見させてしまうのだ。
聖剣を使えるかどうか、それを百パーセント無理だと否定することは出来ない。誰もが『もしかしたら……』そんな気持ちに駆られてしまう。
そしてそれが無理でもひたすら現実から逃げ、今度は『魔王討伐できたら……』と思ってしまうものだ。それが間違いだと気付いた時にはもう遅いのだ。
気付いたとしてそこは戦場、逃げ場のない命一つの世界。
この広告に釣られた無知な若者は……どれだけいたことだろう。それが悲劇の始まりだとも知らずに―――
面白かったらでさ、いいんですよ。評価してくださいな。
と、言っておきながら翌日にポイント入ってなくて滅茶苦茶ショックを受ける(予知)
いや……だってさ、面白くないのかな?って不安になるじゃん?書いてて泣きたくなるじゃん?




