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私は、クラウドが驚きがよくわかる。わたしは、森を根城にしている野盗集団を仲間にしようとしているのだ。野盗達の数は、200人前後だといわれており過去に、伯爵様が何度か野盗たちの人数の倍以上の討伐軍で、野盗達の根城を攻めた事もあったが敗北している。伯爵様の戦の腕がいかほどなのかは知らないが、倍以上の軍を何度も撃退するのだから、野盗の頭目はよほどの戦上手なのだろう。
「クラウドの予想は合っていますよ。私は、あの森を根城にしている野盗集団を仲間にしようと思っています。」
一瞬、部屋が静まりかえったと思ったら次々と反対意見が出てきた。
「野盗など信用出来ません!!」
「裏切るにきまっています!!」
などなど、きりがないほどの反対意見が出てきた。彼らの意見も分かるが、敵軍との人数差を少しでも埋めるためにはこれしかないと思う。傭兵を雇うにしても援軍がいつ来るかわからない勝ち目がほとんどない戦に契約を結んではくれないだろう。一般人を徴兵するにしても訓練する時間もない、騎士達との連携も上手くいかず逆に足をひっぱられてしまうだろう。その点、野盗達なら伯爵様の討伐軍とで騎士達との戦いなれている。たしかに裏切りの心配は常に必要だけど。
「野盗達への使者は私が行きます。皆さんは戦の準備をお願いします。」
「お待ちください!危険過ぎます!シルフィー様が参らずとも騎士達にお任せください!」
クラウドが反対意見を出してきたけど私が適任だと思う
「でも、騎士達が使者として野盗達の根城に使者に行っても問答無用で殺されるのではないですか?これまでがこれまでですから。私なら、いきなり殺されることはないでしょう。多分。」
「・・・・・・」
「いいですね。」
「わかりました。」
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私は、馬に乗り一人の従者と従者に化けた護衛の騎士二人で野盗の根城に向かうことにした。野盗の根城は、城から2時間ほど歩いた森にある。この身近にいる野盗が目障りで伯爵様は、何度も討伐軍を出していたのだ。全敗だったけれど。お供の騎士や従者の顔は暗く、あまり会話わはずむことはなかった。無理もないけど。
**2時間後**
しばらく森を歩いていると、馬の足元に矢が突き刺さった!さあここから交渉開始だ!




