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コールドスリープから目覚めたら、剣と魔法が「未来の常識」でした  作者: たくみさん
第一章 目覚め

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9/50

9:え…俺の病気は治ってないの?

突然扉を開けられ、ルナに後ろから拘束された。


「すいません!響さん……手遅れになる前に、治療しなければいけないのです!!」


「て、手遅れ?俺の病気は、治ったんじゃないの?」


「厄介な病に、侵されています……。ショックかもしれませんが、あなたの病名は……()()()です。」


「厨二病……いや、ショックだけど、厨二病は病気じゃない?あれは、思春期特有のものだ。日本人男性の86%が経験があるのだ。断じて病気ではない。」


「ちょっと早口すぎて理解できませんでしたが……。中二病は、古の文献にも書かれている、不治の病ですよ?」


「その文献は、誰かの書いたラノベだろう。」


「じゃあ、響さんは一体誰と話していたんですか?とても親しげに話しているように聞こえました。私と話すよりも……親しげで……」


『私にお任せください。』


「え?なんだって?」


「わ、私何も喋っていません!!また厨二病の発作ですか?!」


『ルナさん……聞こえますか?今、貴方の頭の中に直接話しかけています』


「響さん!もう末期ですよ!!いますぐ治療しましょう!」


「治療法あるの?!」


『厨二病に治療法はありませんよ?』


「「えっ?!」」


 ナノは、俺とルナの、頭の中に向けて話しかけてきた。

『私は、響のナノマシンです。今お二人に向けて、話をしています。』


「なの?ましん?って何ですか?」


『下僕?奴隷?メイド?エッチなのはないので、安心してください。』


「お前いい加減にしろ。ルナ、こいつは俺の寄生虫だ。」


『お前マジで殺すぞ?』


「いや……、わかりやすくね。ルナ、こいつは、昨日、突然俺に話しかけて来たんだ。さっきのルナと同じような感じだよ。貴方の頭の中に直接話しかけています……ってやつ」


「そ、そうですか……厨二病じゃ無かったのですね……でも、経過観察です。」


『言いたいことは、色々ありますが……そんな感じです。私は、響のサポートをしています。』


「俺もお前には、言いたい事が沢山あるよ……」


『相思相愛ってやつですか?』


「全然違うね」


「なにか……疎外感があります……」


 そんなこんなで、俺達には頼れる相棒(?)が出来た。


『お二人は、軍に追われているんですよね?』


「ああ、俺達の作ったポーションが、高性能すぎて軍に目をつけられたらしい」


『特異な物は、目をつけられて潰される……ラノベの定番じゃないですか……愚かですね。』


「確かにな……俺の考えが浅はかだったよ……。」


「あなた達の言うことは、たまに理解できませんね。」


『戦争が終われば、軍に追われなくて済むんじゃないですか?』


「どうだろうか……一旦戦争は終わっても、次の戦争に備え、また争いが始まる。それが人間の歴史だ。」


『確かにそうですね……。では、せめてお二人が、軍から攻撃を受けた際の備えだけは考えておきますね。』


「頼んだ」「お願いします。」


「ところでルナ、どうだろう、旅に出ないか?この国は、俺達にとって安心できる場所じゃない。」


「良いですね。私は、この国から出たことがありません。良い機会かもしれませんね。」


 俺たちは、旅立ちの準備を始める。


「ルナ、道中のことなんだが、魔物とかの危険性はどうなんだ?」


「そうですねー、本来なら、冒険者の護衛は必須かもしれませんね。」


「やっぱりそうなのかー。剣と魔法の世界だもんな……」


『ご安心ください。程度の低い魔物には、やつらのナノマシンに干渉して、こちらに近づかないように致します。』


「お前……優秀だな」


『私の評価低すぎ……私、ラノベで言うところのチート級ですよ?』


「あの……程度の高い魔物にはどう対処を?」


『私がルートを指示するので、近づかないでください。』


「その調子で、追っ手に干渉はできないのか?」


『人間への干渉は難しいですね。機能停止させるのなら話は早いのですが……』


「却下だな。ナノ、約束事だ、人は殺すな。せめて気絶させる程度に留めてくれ。」


『了解しました。』


 各自用意を分担し、俺は錬金術で、ブロック状の保存食(俺はチーズ味が好き)や、大気中の水分を集めて、飲料用へ浄化してくれる水筒などを錬金術で作成した。

 ルナは、携帯用寝具や、衣類、ポーション等を用意。俺の厨二病の疑いを、まだ解いていないとかで、リラックス用のハーブや、何故かボードゲームなどを用意していた。


 俺は、断じて厨二病でない……。


「そもそもだが、俺たちは追われてるのか?諦めたりしてくれてないかな?」


『その事ですが、あと13分で、軍の小隊がやってきます。』


「「連絡が遅い!」」


「やっぱり追われてるのかよ!俺の準備は、ほぼ終わった。ルナは?」


「あと、響さんがリラックスして眠る為の、ぬいぐるみを選ぶだけです。」


「いらん!ナノ、出るぞ!ルートを頼む。」


『畏まりました。私にお任せください。』


 不安は残るが、少し楽しみでもある、俺とルナ、そしてナノの旅が始まる。



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

御覧頂きありがとうございます。


初めて書いた作品で、おかしな所もあるかもしれませんが、温かい目で見ていただけると幸いです。


これで、第一章は終了です。


引き続きよろしくお願いします。

◆◆◆◇◇◇◆◆◆◇◇◇


読んでいただきありがとうございます。

初めて書いた作品なので、ちょいちょいおかしな点があるかもしれませんが、温かい目で見ていただけると幸いです。

 毎日更新予定です。応援して貰えると、モチベアップして、小躍りしますので、☆の応援お待ちしています!


よろしくお願いします!

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