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【チャレンジ!】秋の歴史2023を全作読んでみる 9/29~10/02

 9月29日から10月2日の作品が対象となります。

 今回は読み順の大切さに気付かされました。

【対象更新日:9/29~10/02】

 54作目から69作目まで


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#054

作品名:カブラと狼(短編)

作者名:菱屋千里 様


■判定基準(★1~★5)

 ・歴史度:★★

 ・テーマ:★★

 ・おすすめ度:★★


■一言

 謎のヨハン。「義勇軍」の方だから、右翼勢力か。

 持てる者と持てない者の対立を煽るのは、左翼勢力っぽいけど。

 で、例のあの勢力の食料政策って、ぶっちゃけ穀倉地帯のウクライナをぶんどっての生存権の拡大でした。

 第二次世界大戦では、多くの国々が被害を受けました。

 その中でもソ連(特にウクライナ)は突出して人的被害と国土の荒廃が酷かった国(地域)でした。(独ソ戦)

 大戦中ウクライナはほぼ全土が戦場となっていました。


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#055

作品名:淀クンと崇夜さん 〜食の怪〜(短編)

作者名:剣山 様


■判定基準(★1~★5)

 ・歴史度:★★

 ・テーマ:★★

 ・おすすめ度:★★★


■一言

 江戸時代は全体を通してしばしば冷害に見舞われていたそうです。

 現在の夏の猛暑続きだと、想像もできませんが、夏場でも川が凍っていた記録があったとか。

 世界的に見ても北半球はこのころ寒冷期でした。


 内容は何となく上の#054の作品の思想と少しかぶっているかと。

 ある架空の町に対して主人公たちがその歴史を調べるシリーズものなのかなぁ。


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#056

作品名:冷たくて甘い旦那さま〜アイスクリームと新婚夫婦の日常〜(短編)

作者名:地野千塩 様


■判定基準(★1~★5)

 ・歴史度:★★★★

 ・テーマ:★★★★

 ・おすすめ度:★★★★★


■一言

 うおー。これは面白い。

 「高利貸し」と「氷菓子」。へぇ~(古い)。

 題名通り、冷たくて甘い旦那様が素敵です。


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#057

作品名:祝いの菓子(短編)

作者名:御田文人 様


■判定基準(★1~★5)

 ・歴史度:★★★

 ・テーマ:★★★★

 ・おすすめ度:★★★★★


■一言

 これもまた面白い。前作よりもテーマの食事が色々工夫がなされてスバラシイです。

 これ一作だけ読んでも、前作関係なく話に入って行ける作りにも感心しました。


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#058

作品名:パンの普及(短編)

作者名:倉紀ノウ 様


■判定基準(★1~★5)

 ・歴史度:★★

 ・テーマ:★★

 ・おすすめ度:★★


■一言

 主人公がどこか達観しているのが面白いです。

 上の#057では、あえて「食べるスプーン」を流行らせなかったオチがよかったのです。

 なので、連続で読んだためか、ちょっと物足りなさを感じてしまいました。


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#059

作品名:ビーフシチューを食べたかった男の話(短編)

作者名:トゥーフェンボク 様


■判定基準(★1~★5)

 ・歴史度:★★★

 ・テーマ:★★★★

 ・おすすめ度:★★★★


■一言

 こちらでは上の#057と違い、すっかり定着した料理になりました。

 肉じゃが。見た目はむしろアイリッシュシチューですね。


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#060

作品名:コンスタンサのおいしい中世生活(短編)

作者名:和 様


■判定基準(★1~★5)

 ・歴史度:★★★

 ・テーマ:★★★

 ・おすすめ度:★★★


■一言

 ある姉弟の逆行転生もの。弟が20年先ときっちり同時でないのがミソか。

 歴史上の陰惨な出来事を、転生ものだけにちょっとした歴史改変をほどこして、カラッと明るい一作に仕上げています。


 弟の瑠衣(ルイ)の名前について。

 ルイ・コスタ「Rui Costa」か、ルイス・フィーゴ「Luís Figo」のどっちのルイかな?

 ルイスだから後者か。フランス語風に「Louis(ルイ)」と解釈。


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#061

作品名:旦那さまが大好きでたまらない奥さま方は、食べすぎる夫(兄)と食べなさすぎる夫(弟)に悩んでいるらしい(短編)

作者名:空原海 様


■判定基準(★1~★5)

 ・歴史度:★★★

 ・テーマ:★★★

 ・おすすめ度:★★★


■一言

 何なんだ今回は。

 「更新が古い順」ソートで読んでるけど、内容や問題が立て続けにかぶってる。

 ヨーロッパの人名問題です。


 ・Charles「チャールズ」(英語):Karl「カール」(ドイツ)、Carlos「カルロス」(スペイン)、Charles「シャルル」(フランス)、Carlo「カルロ」(イタリア)

 ・ルイス「Louis (Lewis) 」(英語):Lajos「ラヨシュ」(ハンガリー)、ルトヴィーク「Ludvík」(チェコ)、ルートヴィヒ「Ludwig」(ドイツ)、ルイ「Louis」(フランス)、ルイージ「Luigi」(イタリア)


 内容はハプスブルク家に嫁いだ、二人の妃がキャッキャッする感じです。


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#062

作品名:引っ越し先に蕎麦がない件(短編)

作者名:カフェ千世子 様


■判定基準(★1~★5)

 ・歴史度:★★★

 ・テーマ:★★★

 ・おすすめ度:★★★★


■一言

 蕎麦大好きです。

 たまに蕎麦屋に行って、天せいろとビールと日本酒を頼んでます。(飲み過ぎ)

 麺類数あれど、一番酒に合う麺は蕎麦だと思っています。

 そーなんだよなー。ラーメン専門店は、なぜか私はビールすら頼まないし。


 江戸時代の転封先に蕎麦がない、蕎麦好き大名の話。

 結果として、当地で現在にまで続く名物が誕生。


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#063

作品名:イギリス紳士の優雅な朝食 〜シンガポール出張篇(短編)

作者名:ゆかれっと 様


■判定基準(★1~★5)

 ・歴史度:★★

 ・テーマ:★★★★

 ・おすすめ度:★★★★


■一言

 スッキリとまとまった孤独のグルメ風。

 「まさかそんな方法があったとは……!」。まんまですな。ワロタ。


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#064

作品名:秋の歴史2023:「戦国クラス転生」スピンオフ(長編)

作者名:月本 一 様


■判定基準(★1~★5)

 ・歴史度:-

 ・テーマ:-

 ・おすすめ度:-


■一言

 作者様が書いている「戦国クラス転生」のスピンオフ作品。

 現時点でまだ完結していないので、評価対象外と致します。


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#065

作品名:岸和田藩士の二人酒(短編)

作者名:大浜 英彰 様


■判定基準(★1~★5)

 ・歴史度:★★★

 ・テーマ:★★★

 ・おすすめ度:★★★


■一言

 里芋の煮転がしと刺身。

 どっちが肴として上かで、上手く里芋の煮転がしを押す主人公がいいです。

 だんじり祭りの起源についても語っています。


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#066

作品名:ケチャップ戦争(短編)

作者名:光域 にな 様


■判定基準(★1~★5)

 ・歴史度:★

 ・テーマ:★★

 ・おすすめ度:★


■一言

 第三陣営のチーズは粉チーズでしょうか。

 う~む、ケチャップ嫌いですか。

 「おいしくなぁ~れ、萌え萌えキュン」でかけてくれる人たちへの冒涜ですよ。(なぜかビッグ○ーター風)


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#067

作品名:望郷のライスカレー(短編)

作者名:Bamse_the_knight-errant 様


■判定基準(★1~★5)

 ・歴史度:★★

 ・テーマ:★★★★

 ・おすすめ度:★★★


■一言

 何とも不思議な作風。

 主人公がいまいちなYouTuberで、本当にYouTubeでアップされてたのには驚いた。

 ライスカレーに対して、ホラーチック、ミステリーを絡めた、文字通りスパイスが効いた一作。

 神農(かの)薬剤官。物語のキー人物ですが、神農(しんのう)って三皇五帝の一人で、医療の神ですね。


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#068

作品名:教会博士、ビンゲンのヒルデガルト(長編)

作者名:大野 錦


■判定基準(★1~★5)

 ・歴史度:-

 ・テーマ:-

 ・おすすめ度:-


■一言

 私の作品です。アルファベットだらけで目が痛い~。


 12世紀について。

 当時は温暖期で、「12世紀ルネサンス」と呼ばれるほど、ヨーロッパでは文化の高揚がありました。

 何とイングランドでも葡萄が普通に栽培されていたほど、温暖だったそうです。

 その後、寒冷期に入り、イングランドの葡萄は死滅。

 百年戦争(1377年~1453年)ってありますが、あれは一つにはイングランドはフランスの葡萄産地を何としてでも確保したかったからです。


 ところが、現在の温暖化でイングランドはふつーに葡萄畑があり、ワインを生産しています…。


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#069

作品名:パレオロクソドンナウマディクス(短編)

作者名:羽生河四ノ 様


■判定基準(★1~★5)

 ・歴史度:★

 ・テーマ:★★

 ・おすすめ度:★★★


■一言

 「パレオロクソドンナウマディクス」

 私はこれを「パレオロ」・「クソドン」・「ナウマ」・「ディクス」と分解して声に出して読みました。

 原始人①の嫁の火打石が時代劇みたいで面白い。


 読んでて「必須脂肪酸」とか「必須アミノ酸」とか、体内で合成できないので、摂取しないといけない言葉を思い出しました。

 だからある意味テーマの「食事」の重要性を扱っている作品だと思います。


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 なぜか内容かぶりが続いた今回。

 たまたまなんでしょう。

 「更新が古い順」ソートでなく、別な感じで読み続けていたら、違う感想や判定になっていたかもしれません。


 次は更新日10/03~10/07で行います。

 そんな訳で、読み順。

 これって、こういった企画では、結構重要かと。

 じゃあ、どうすべきか、と言われても、もう始まっているので、このルールで読んで行きます。


【読んで下さった方へ】

・レビュー、ブクマされると大変うれしいです。お星さまは一つでも、ないよりかはうれしいです(もちろん「いいね」も)。

・感想もどしどしお願いします(なるべく返信するよう努力はします)。

・誤字脱字や表現のおかしなところの指摘も歓迎です。

・下のリンクには今まで書いたものをシリーズとしてまとめていますので、お時間がある方はご一読よろしくお願いいたします。

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■これらは発表済みの作品のリンクになります。お時間がありましたら、よろしくお願いいたします!

【短編、その他】

【春夏秋冬の公式企画集】

【大海の騎兵隊(本編と外伝)】

【江戸怪奇譚集】
― 新着の感想 ―
[一言] 拙作を読んでいただき、取り上げて頂いたことに御礼申し上げます。 Youtubeも見て頂いたようでうれしい限りです。 神農・・・・・・。ご慧眼恐れ入ります。 企画を盛り上げて頂き感謝です。これ…
[良い点] 江戸時代って平和で実り豊かで、のほほんとしたイメージがありました。今とは逆に冷害があったとは。いつの時代も世知辛いですね。 高利貸しのお話、面白そう! [一言] 更新お疲れ様です!
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