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【チャレンジ!】秋の歴史2023を全作読んでみる 9/26~9/28

 9月26日から28日の作品が対象となります。

 今回は内容が重い話、勉強になる話が多かったです。

【対象更新日:9/26~28】

 38作目から53作目まで


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#038

作品名:隠れキリシタンの聖餐式〜涙味のカステーラ〜(短編)

作者名:地野千塩 様


■判定基準(★1~★5)

 ・歴史度:★★

 ・テーマ:★★★

 ・おすすめ度:★★★


■一言

 隠れキリシタンのお話。ちょっと気になったのは登場女性たちの名前。

 「○子」って、多分当時は高貴な身分の女性に付けられる名前のような?


 カトリック、プロテスタントと出たので、オーソドックス(正教会)についての私の思い出を。

 昔、御茶ノ水のニコライ堂に行ったとき、丁寧に案内され内部を見学しました。

 正教は一国で一制度の体制なので、日本正教会なんです。(ロシア正教会の支部ではない)

 また、その国での言語で典礼をするので、聖歌はがっつり日本語で歌うんです。

 このご時世、日本正教会が変な偏見を受けてないかなーと心配しています。


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#039

作品名:闇市のご飯〜三本のうどんと蜜柑〜(短編)

作者名:地野千塩 様


■判定基準(★1~★5)

 ・歴史度:★★★

 ・テーマ:★★★★

 ・おすすめ度:★★★★


■一言

 三本うどん、初めて知りました。


 う~む。また宗教の問題。

 例えば、イスラム教と聞くと「テロリスト!」と偏見を出す方もいますもんね。

 一方で、あの解散を求められている組織についてはやっぱり異常です。

 

 あと、「日本人は万物に神が宿る、八百万の神々を~」の主張に関して。

 ほんとーに一部ですが、これは他宗教を見下す「ドヤァ」的な主張に終始している方が時折います。

 この方面での主張には、私は辟易しています。(私はこの種の主張を「ヤオヨロズ一神教」と勝手に規定しています)


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#040

作品名:無骨だんご(短編)

作者名:さとみ@文具Girl 様


■判定基準(★1~★5)

 ・歴史度:★★★

 ・テーマ:★★★★

 ・おすすめ度:★★★★


■一言

 江戸時代のちょっとした恋(?)のお話。

 だんご三兄弟が流行った時、「だんごは本当は四兄弟~」みたいな歌が流れていた事を思い出しました。

 実際、一串で四つが団子のデフォなんですね。


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#041

作品名:これは何だろう(短編)

作者名:地野千塩 様


■判定基準(★1~★5)

 ・歴史度:★★★

 ・テーマ:★★

 ・おすすめ度:★★★


■一言

 #039の「闇市のご飯〜三本のうどんと蜜柑〜」の関連作。

 マナと聞くとファンタジーでお馴染みのヤツですが、こっちのマナは旧約聖書に出てくる食べ物です。

 双方に関して、関係がない事を補足しておきます。


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#042

作品名:御曹司の風邪ご飯〜スペイン風邪の後の事〜(短編)

作者名:地野千塩 様


■判定基準(★1~★5)

 ・歴史度:★★

 ・テーマ:★★

 ・おすすめ度:★★


■一言

 スペイン風邪と聞くと、スペイン発祥かと思いますが、当時は第一次世界大戦。

 世界中は報道管制を敷いて、スペインでは国王が罹患したため、通常に報道されたので、スペイン風邪と言われています。


 で、問題の発祥地ってどこなんでしょうね?


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#043

作品名:台風コロッケ(短編)

作者名:地野千塩 様


■判定基準(★1~★5)

 ・歴史度:★

 ・テーマ:★★

 ・おすすめ度:★★


■一言

 そうそう。台風にコロッケって聞いたことがあります。 

 どうでもいいけど、5ch(当時2ch)とか、X(旧ツイッター)とか、めんどくさい!


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#044

作品名:旧時代の思い出(短編)

作者名:弥六合 様


■判定基準(★1~★5)

 ・歴史度:★★

 ・テーマ:★★

 ・おすすめ度:★★★


■一言

 一昔前の台湾の生活。

 兵役ってぶっちゃけ、どうなんでしょうね。


 日本において施行すべきだ、という人は、以下の条件ですべきだと主張してください。

 ・少子化で若者が少ないので、18歳~55歳で、2年間の徴兵(男女)

 ・その後、予備役として定期的に半年間の調練


 こういうと、「おっさん、おばさんは体力が…」、と逃げる人たちが直ぐに出てくるのですが、

 そう言う人は、軍隊を賤業と見て、若者にただ罰ゲームを与えたい残念な人たちだと思っています。


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#045

作品名:止り鮎(短編)

作者名:仲音由彦 様


■判定基準(★1~★5)

 ・歴史度:★★★

 ・テーマ:★★

 ・おすすめ度:★★


■一言

 鮎の塩焼き大好きです。

 一年潜んでぷっくりした鮎は絶品だと思います。(食べたことないけど)


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#046

作品名:将棋と羊羮(短編)

作者名:御田文人 様


■判定基準(★1~★5)

 ・歴史度:★★★★

 ・テーマ:★★

 ・おすすめ度:★★★★


■一言

 「隴西(ろうさい)李徴(りちょう)は博学才穎(さいえい)、天宝の末年、若くして名を虎榜(こぼう)に連ね、…」

 ホントだ。冒頭が山月記だ。

 私はWEB小説では、青空文庫も読むので(むしろこっちがメインかも)、青空文庫からコピペしました。


 途中、利吉が将棋と囲碁の二刀流になるのかなぁ、思いながら読んでいたら、意外なオチ。

 後日談があるようなので、楽しみにしています。

 実際に将棋・囲碁の二刀流プロ棋士っていたそうです。


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#047

作品名:みんなで食べる栗ご飯〜ご馳走のかて飯〜(短編)

作者名:地野千塩 様


■判定基準(★1~★5)

 ・歴史度:★★★

 ・テーマ:★★★

 ・おすすめ度:★★★


■一言

 #039の「闇市のご飯〜三本のうどんと蜜柑〜」と、#041の「これは何だろう」で一連の話になっているようです。

 「じゃあ、まとめて紹介せい!」と言われそうですが、

 トップページの「秋の歴史」バナーから、一連の作品を「更新が古い順」でソートして読んでいるので、こうなってしまっています。


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#048

作品名:キャサリンのマーマレード(短編)

作者名:空原海 様


■判定基準(★1~★5)

 ・歴史度:★★★★

 ・テーマ:★★

 ・おすすめ度:★★★


■一言

 ヘンリー八世の少年時代を可愛く(?)、かつ兄の妃に対してのもやもやした話。


 いろいろあって(!?)英国国教会をつくった彼ですが、プロテスタントの中では教義が独特といわれていますね。(ほとんどカトリック)

 私の書いた「教会博士、ビンゲンのヒルデガルト」でもバルバロッサが激しく教皇側と対立したことを書きました。


 プロテスタントはルーテル派とか、色々ありますが、まず中世より主にドイツが中心となって、教皇と対立していました。

 理由の一つが、自国領での聖職者は領主が決める、というものです。(聖職叙任権)


 何でこんな主張をしていたのかいうと、どうも古いゲルマンの風習が抜け切れていなかったのが一因といわれています。


 結果、宗教改革でプロテスタントになったのは、主にゲルマン系の諸国です。

 要するに国のトップ(国王)が宗教を保護・管理下に置く、とある種の先祖返りをしたものだと思っています。


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#049

作品名:『不死の男』はどんな毒にも耐性のある最強の毒見役(短編)

作者名:黒豆100%パン 様


■判定基準(★1~★5)

 ・歴史度:★★

 ・テーマ:★★★

 ・おすすめ度:★★★


■一言

 ギャグチックな話。ちょっとヘビーな話が続いていたので、楽しめました。

 私は三作投稿しましたが、一作目はまじめ、二・三作目はギャグにしています。


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#050

作品名:世界最古で世界初(短編)

作者名:高取和生 様


■判定基準(★1~★5)

 ・歴史度:★★★★★

 ・テーマ:★★

 ・おすすめ度:★★★★★


■一言

 野兎病。初めて知りました。う~ん、勉強になる。これだから秋の歴史はスバラシイ。

 フグを捌くのに免許が必要な様に、生き物の命を頂くのは、改めて大変だなぁ、と思いました。


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#051

作品名:加藤清正公の食べられる畳と朝鮮飴(短編)

作者名:シロクマ 様


■判定基準(★1~★5)

 ・歴史度:★★★★★

 ・テーマ:★★★

 ・おすすめ度:★★★★★


■一言

 落語的な軽妙な語り口とオチがスバラシイ。

 はやく熊本城が復興されることを願っています。


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#052

作品名:異国から日本に流れ着いた私は生まれ故郷の深海で食の文明開花をするべく純喫茶で給仕します(長編)

作者名:八幡丸もんじゅろう 様


■判定基準(★1~★5)

 ・歴史度:-

 ・テーマ:-

 ・おすすめ度:-


■一言

 まだ連載が終了していないので、評価対象外。

 10月26日まで完結していない場合は、このままといたします。


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#053

作品名:平成ザリガニ物語(短編)

作者名:リンコフ試作二号機 様


■判定基準(★1~★5)

 ・歴史度:★★★

 ・テーマ:★★

 ・おすすめ度:★★★★


■一言

 マッカチンのお話。私も子供のころ、ザリガニ釣りをした記憶があります。

 いつの間にか両親が処分していましたが。(笑)


 私の父は少年時代に何と鰻釣りをしていたそうです。(ど田舎です。今はもう獲れない)

 父曰く「昔は鰻なんていくらでも獲れたのにな。それに特に美味いとも思っていなかった。それが今ではこんな値段だとは」


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 テーマが重いものが多かったためか、私の「一言」がすごいことになっている。

 こんな世相をぶった切る的なことは、あまり本意ではなかったのですが…。


 …と思っていたら、ハマスとイスラエルの武力衝突のニュース。

 「歴史から学ぶ」って言葉がありますが、これは歴史上の失敗や汚点を逸らさず直視することだと思います。


 次は更新日9/29~10/02で行います。

 もし「秋のコメディー」だったら、どうなっていたのでしょう。

 あっ、確か何かコントの賞があったから、「コメディー」はないか。

 次回は「一言」でなるべく過激なことは言わないようにします…。


【読んで下さった方へ】

・レビュー、ブクマされると大変うれしいです。お星さまは一つでも、ないよりかはうれしいです(もちろん「いいね」も)。

・感想もどしどしお願いします(なるべく返信するよう努力はします)。

・誤字脱字や表現のおかしなところの指摘も歓迎です。

・下のリンクには今まで書いたものをシリーズとしてまとめていますので、お時間がある方はご一読よろしくお願いいたします。

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【短編、その他】

【春夏秋冬の公式企画集】

【大海の騎兵隊(本編と外伝)】

【江戸怪奇譚集】
― 新着の感想 ―
[良い点] キリスト教と言っても沢山あるのですね。 プロテスタントとカトリックだけかと思っていました。 そういえば、仏教もいろんな宗派がありますもんね。長く続いてきたキリスト教が二派だけってことはない…
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