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王子様は1人じゃないっ!  作者: 華咲果恋
本編1年生
71/123

緊急会議

今回は三日月先生(三日月渡)目線です!

いつもより早く帰れる事になった今日。

少し浮つく気持ちで車に乗り込んだ時丁度、電話が掛かって来た。スルーしてやろうと思ったが、相手を見ると、出るしか無くなった。


「三日月です。」


『仕事中か?』


「いえ。もう終わりました。」


『急で悪いが今から恋咲家本家に来てくれ。』


「分かりました。響彼さん。」


そして車で恋咲家に向かった。

門の者には三日月と名乗るだけで開けてもらえたのは幸いだった。


「相変わらず凄えな。」


あまりにも大きい本家を見上げつつ呟いた。

三日月家もそこそこ大きい家があるが恋咲家とは規模が違う。何より魔法使いの気配の強さが。


「渡、来てくれたか。態々すまない。あと1時間程余裕があるので好きな所に居てくれて良い。」


この驚く程に大きい家の当主である薫さんにそう言われたが、好きな所など無い。ここに来たのはこれでまだ5回目だ。それも8年ぶりに。


まあ、適当に回ろうと考え長い廊下を歩いて行った。


「あの、すみませんが、誰ですか?」


急に声を掛けられ振り向くと、恋咲とそっくりな顔立ちの子が立っていた。


「ごめんな。俺、ここの当主に呼ばれて好きな所で時間を潰しとけって言われたんだ。あ、俺は三日月渡。君は恋咲の、美乃梨さんの弟だよな?」


「はい。恋咲架です。三日月さんの話は姉さんから聞いています。優しい先生だと。」


「そうか。因みに時間を潰せる場所、知らないか?」


「書斎はどうですか?恋咲家の書斎にはいくつもの言語の本が置かれていますよ。」


「そうか。悪いが案内してくれ。」


書斎まで案内してくれた架は僕はこれで、と言い立ち去った。俺が書斎の扉を開くと書斎に居た全員と目が合った。美形が揃いすぎて逆に怖いというのが素直な感想だった。自分で言うのは何だが、俺もそこそこ顔は整っている筈だ。が、ここに揃っているのはレベルが違う美形だ。


「貴方、誰?どこかで見た気がするんだけど。」


「律、初対面の人には敬語を使いなさい。」


「聡さん、この人真央達の学校の教師だと思うわ。」


何やら話している3人を見ていると上から誰かが降りて来た。


「どうしたんですか?……三日月先生、ですか?」


「お、俺の事知ってるのか?」


「姉さんと貴翠から聞いてました。魔力の感じ的にそうかと思っただけです。俺は恋咲煌です。よろしくお願いします。」


「ああ。俺は三日月渡だ。よろしく。」


すると、他の3人も挨拶をしてくれた。


「美乃梨の叔母の恋咲律です。」


(叔母?若くないか?まあ、魔法使いなら若見えするか。)


「言っておきますけど、私18ですから!若見えじゃなくてちゃんと若いです。」


(俺、今声に出してたか?)


「いえ、私の得意魔法は読心魔法なので。」


「律、急に心を読むのは失礼だぞ。あ、僕は美乃梨の兄の恋咲聡です。と言っても血筋は再従兄弟です。」


「私は神崎花央です。三日月先生ってバスケ部の顧問をしていらっしゃいますよね?いつも弟のお世話になっております。」


「ああ、神崎のお姉さんですか。」


ひと通り挨拶を済ませると、煌くんがオススメの本を教えてくれた。


「ありがとう、煌くん。」


「呼び捨てで結構です。姉さんから三日月先生は英語の教師で古語も分かると聞いていたので……恥ずかしながら、俺はまだ読むのに時間が掛かってしまいますが、面白い本なので是非読んでみて下さい。」


「そうか。では、早速読んでみるよ。煌、読み終えたら感想を聞いてくれるか?」


「はい。」


きっと煌はこの本が大好きなのだろう。

この本を薦めている時の顔が子供の自慢話をしてくる時の薫さんと同じだった。


読んでみると確かに古語で書かれていた。恋咲から弟は2つ下と聞いていたが、これを読めるとは中々頭が良いのだろう。


「渡、そろそろ来てくれ。」


折角読み終わった本の感想を煌に話しに行こうとすると薫さんの邪魔が入った。


「今、貴方の可愛い息子と楽しい感想タイムに入ろうとしてたんですけど。」


「悪い。今日は泊まって行って良いから来てくれ。」


というとても嬉しい言葉を薫さんから貰い、会議室へと向かった。恋咲家と俺の住んでいる三日月家本家の距離は車で1時間程掛かる。正直言って、家に帰るのが面倒臭い。


会議室に入ると五家当主の5人、それに響彼さんと本堂先生と今日卒業したばかりの本堂が揃っていた。

相変わらずの五家当主の威圧感は自分がここに居てもいいのかという考えに陥る。


「皆、今日は急な収集になって申し訳ない。これより緊急会議を開く。先ず、響彼と貴翠と京翠。事情を説明してくれ。」


薫さんの掛け声で会議が始まった。

最初に話し始めたのは響彼さんだ。


「以前話した通り、私はヨーロッパである調べ事をしている時に禁忌の魔法について知りました。その調べ事というのは……美乃梨と煌の寿命です。」


「響彼、どういう事だ!?」


「薫、今は黙って頂戴。私も同じ気持ちだけれど先に響彼に話して貰いましょう。」


「美乃梨と煌は前世、デア・エミリアと呼ばれる1人の魔法使いでした。」


響彼さんの言葉で当主の方々が固まった。

当主では無いが、俺も例外では無い。

"デア・エミリア"数百年前に実在したと言われている伝説の魔法使い。占い師としても有名な為、魔法使い以外の人でも知っている人は居ない事もないだろう。それが本当だと言うなら、恋咲の奇抜さも納得がいく。


「響彼、ひとつ良いか?デア・エミリアがご先祖様達の娘と言うのは本当なのか?」


「それは、私にも分かりません。私が知っているのはデア・エミリアが美乃梨と煌に別れて生まれ変わり、その時にとある契約を交わした事です。その契約は、デア・エミリアの願望を叶える代償に寿命を2分の1にするという内容でした。」


「寿命を2分の1に?どういう事だ?」


「その契約を交わした直後、デア・エミリアは亡くなりました。享年36。生まれ変わった2人の寿命がその2分の1の18になる、というのが契約の主な内容です。このまま対処しなければ、美乃梨と煌には18の誕生日を迎えると同時に死が訪れます。」


響彼さんの言葉は、会議室を沈黙で包むには十分すぎるものだった。神崎家と有栖川家の若い当主は唇を震わせていた。倉津木家当主は手を握りしめ、九条家当主は眉間に皺を寄せた。そして長らくの沈黙を破ったのは、薫さんの拳で机を叩く音だった。


「!」


「兄上……?」


「……どうしてそれを、もっと早くに行ってくれなかったんだ!?」


「すみませ、」


「美乃梨と煌の為に、今まで1人で無理をさせて来たんだな。気付いてやらなくてすまなかった。」


薫さんの言葉に響彼さんは驚いたように顔を上げた。

驚きを隠さない響彼さんに他の当主の方々も口々に声を掛けた。


「響彼。お前が謝る必要は無い。」


「千歳の言う通りよ。確かに前以て教えて欲しかったわ。けれど、薫に言うと面倒臭くなるものね。私も響彼の立場なら言わないわ。」


「響彼くん。突然海外に行くって聞いた時は驚きましたけど、美乃梨ちゃんと煌くんの為だったんですね。響彼くんらしいね。」


「私も紗奈咲と志紀都がそうだったとしたら響彼と同じように動くよ。ここに居る皆、響彼を責めるつもりは毛頭ない。」


響彼さんは皆さんの言葉を受け、安堵の表情を見せた。すると薫さんが頭を下げた。


「私が不甲斐ないばかりに、響彼に全てを背負わせてしまい、本当に申し訳ない。海外に行くと聞いた時、夢に向かっているんだなと心の底から応援した。響彼の苦労なんて知らずにな。私は自分で思っている以上に鈍いみたいだ。美乃梨の鈍感さも私から遺伝したのだろうな。」


「兄上、頭を上げて下さい。私は自分がしたくてしただけですから、苦労などと思ってません。美乃梨と煌は私にとっても可愛い甥と姪ですから。」


響彼さんはそう言うと、再び厳しい表情に戻した。


「そして、対処、デア・エミリアの契約を打ち消す方法ですが……ご先祖様の封印を解く事です。ご先祖様に一時的に魔力を全て預ける事でご先祖様の魔力と混ざり、契約が打ち消しになります。しかし、封印を解くには巫女との協力が必須です。それに……」


「魔力を預けている間の美乃梨と煌の状態は、仮死状態か?」


「はい。無事目覚めるかの確率は五分五分と言った所でしょう。ですが、それ以外の方法がありません。」


「何もしなければ18まで。その対処法が失敗した場合は18までも生きられないのか?」


「そうなります。ですが、美乃梨と煌なら大丈夫だと私は思います。最終的な判断は詳しく話した後、本人達に任せます。」


響彼さんの言葉にその場にいる全員が頷いた。そして話し手が響彼さんから本堂と本堂先生に変わった。


「巫女については私達から話させて頂きます。早瀬神宮の早瀬環奈さんと瑠奈さんの姉妹は有名でしたし、既に環奈さんの方からは、自身が巫女であるという証言を得ています。」


「しかし、そのお2人には10歳年上の兄が居ました。私の調査で出て来ない程優秀な。名は早瀬若奈と言うそうで、覡でした。気配だけで言いますと、環奈さんと瑠奈さんが揃った時よりも強い気配でした。治癒魔法が苦手な美乃梨様と千秋様はその方が近付いて来ただけで息が荒くなられていました。」


本堂の発言に薫さんは目を見開いた。


「今の美乃梨の魔力量で耐えられないのか!?」


そう言えば恋咲は1週間眠った後、急激に魔力が増えたと聞いていた。


「先ず、大前提として、魔力と巫女の力は相性が最悪なんです。巫女の力には魔力を打ち消す能力があり、治癒魔法ではその打ち消された力を元に戻しているだけで、根本的な解決にはなりません。」


「そうなのか?だが、美乃梨は治癒魔法が苦手と言っても使えないわけでは無いだろう?」


「はい。美乃梨様はとても器用ですから普段なら使えるでしょう。ですが、近付いて来ただけで過呼吸になる相手の前で、ただでさえ苦手な治癒魔法を使う事は出来なかったようです。その点、真央様は完璧と言える程無意識に治癒魔法を発動されておりました。」


「そういう事か。早瀬若奈についての調査は?」


薫さんがそう言うと、本堂先生が言った。


「少し心配ではありますが、篤季に調査を頼んでおります。今日の午前、早瀬神宮に行って貰っておりましたので、引き続き、その場に留まらせています。」


「京翠、今篤季と連絡取れるか?」


「どうでしょう。篤季は仕事中に来る連絡は基本美乃梨様関係でない限り無視しますから。余程の緊急事態なら別でしょうが。」


という本堂先生の発言を聞き、薫さんが即行動に写した。会議室に恋咲を連れて来たのだ。


「え、お父様?どういう事ですか?」


訳も説明されず急に連れて来られただろう恋咲は困惑を隠しきれない表情をしていた。


「三日月先生!どうしてここに?」


「響彼さんに呼ばれて来てみれば、急に会議だと聞いてな。」


「そうなんですか。ところでどうして私はここに呼ばれたんですか?会議のお邪魔になるんじゃ……」


恋咲の問いに最初に答えたのは本堂だった。


「今、篤季が早瀬神宮で早瀬若奈について調べているのですが、篤季は美乃梨様関係の連絡以外はあまり出ようとしないので良ければ美乃梨様からご連絡して頂けますか?」


「それは構わないけれど……私、篤季の電話番号分からないわよ?篤季は私の電話番号を知っているのに、何故か耳元で話されるのは恥ずかしいからと言って教えてくれないのよ。」


「そうですか。では、こちらの電話番号に掛けて下さい。篤季の電話番号です。この際、登録しておいて下さった方が良いと思うので。」


「それもそうね。」


恋咲が電話を掛けるとたったのワンコールで通話が始まった。


『美乃梨様!?どうされましたか?』


「えっと、篤季?今何してるの?」


『この間言った野暮用で、早瀬神宮に居ます。』


「そう。何か分かった事とかあるかしら?」


『はい、少しは。早瀬若奈についてですが、覡というか神そのものに近い感じが致します。』


「えっ……!?」


恋咲が急に声を上げた。


「美乃梨、スピーカーにしてくれ。」


「はい。」


薫さんの指示通り、恋咲がスピーカーにすると、本堂が通話相手である本堂弟に話した。


「篤季、先程美乃梨様に何を言ったのですか。」


『貴翠兄さんですか?どうしてそこに?』


「今は会議中ですので私の他にも兄さんと五家当主の方々と響彼様と三日月先生がいらっしゃいます。」


『そうなんですか。今わかっている事は、早瀬若奈は覡よりも神に近しい存在だという事と早瀬若奈の目標は"新月"という事、そしてもう一つ。早瀬若奈と七倉蓮介は裏で繋がっています。』


本堂弟の言葉にこの場の全員が怪訝な顔付きへと変わった。


「新月とは何だ?」


九条家当主が立ち上がって携帯越しの本堂弟に向かって聞いた。


『それは、僕にもよく分かりません。』


「私は知っておりますよ。新月に関して知っている者はこちら側の人間の中でも極小数ですが、幸い今この場にそれについて知っている人物が、私の知っている限り4人程存在します。」


本堂先生の発言に(一部の人物を除き)一同は驚きの表情を露わにした。その中で、一番冷静だった九条家当主が立ち上がって本堂先生に質問した。


「その4人とは誰だ?」


「私と貴翠と美乃梨様、それと三日月先生です。」


本堂先生の発言で、会議に参加している殆どの人が恋咲に目を向けた。その中で、響彼さんが口を開いた。


「どうして美乃梨が知っているんだ?」


「いつ、どこで、どうやって知ったのかは私にも分からない。けれど多分、私が過去に戻った時に誰かから聞いたんだと思うの。」


「それで、新月とは何なんだ?」


響彼さんの問いに本堂先生は俺の方を一瞥してから答えた。


「それについては三日月先生の方が詳しいと思いますよ。」


質問の答えをを放り投げられた。本堂先生にはひと言物申したい所だが今は我慢して話す事にした。


「それについて話す前にまず、自己紹介がまだでしたね。三日月家執行部所属、三日月渡と申します。以後お見知り置きを。月についての説明ですね。まず、月と言うのは基本、純血の魔法使いを意味します。本堂家のような巫女と交わった血を引き継ぐ者は半月と呼ばれ、俺みたいに一般人の血も混ざっている者は三日月と呼ばれます。三日月家の家名の由来もそれですから。そして新月と言うのは基本的に魔法使いの死を意味します。」


そこまで話すと倉津木家当主が手を挙げた。


「何ですか?」


「基本的には、という事は他の意味合いもあるという事ですよね?」


「はい。稀に魔法使いの制限という意味で使う者も居ます。新月という事はまた満月が訪れる。つまり、魔法使いの力に制限をかかるだけで命までは狙っていないという事になります。」


俺がそう言うと薫さんが言った。


「その、何だ。早瀬若奈という者は何がしたいんだ?魔法使いの力を制限して何になる。」


「それは俺にも分かりませんよ。」


俺がそう答えると、まだ電話の繋がっていたらしい本堂弟が答えた。


『それなら僕、分かりますよ。』


「そうなの?篤季、教えて!」


『はい!もちろんですよ、美乃梨様!どうも早瀬若奈は魔法使いが一般人より優れている、という点が認められないらしく、自身の力を使い世の不平等を無くそうとしているようです。』


「魔法使いが一般人より特別優れている、という事は無いと思うけれど?」


本堂弟は恋咲の質問に同意しつつも答えた。


『僕もそう思います。ただ、魔法使いは魔法と勉強の両立の為、普通の学校よりも進んだ教育を受けられますから、早瀬若奈が言っている不平等もその事かもしれません。』


本堂弟の発言には、俺も含めて全員が納得した筈だ。確かに魔法使いは進んだ教育を受けることが出来る。そのおかげでそれなりの頭脳を持っている者が多い。が、その為の努力は計り知れない。決して魔法使いだから優秀というわけではない。


「その件については早急に早瀬神宮の神主との話し合いを開く事とする。それより私が気になったのは早瀬若奈が神に近いという事だ。正直言って神の存在自体どのようなものなのか私には分からない。」


『早瀬若奈ですが、皆さん、この間巫女について話した時の事を覚えていますか?』


「ああ。勿論だ。」


『その時に言った早瀬神宮の大き過ぎる気配は早瀬若奈から成るものでした。この間は確認しきれなかったこの神社の秘密というのが早瀬若奈という1人の人間なんだと思います。』


事態は思ったよりも深刻だった。

それ程の力を持っているらしい早瀬若奈が七倉蓮介側についているという事は、簡単に太刀打ち出来ないという事。


「とにかく、急ぎで早瀬神宮の神主に連絡を取る必要があるな。あそこの神主は考え方が古くて困る。当主の皆は至急、五家全体に情報を広げてくれ。」


そして会議は中断という形で終わりを迎えた。

薫さんは早瀬神宮の神主に連絡を取りに行き、響彼さんと他の当主の方々はこの会議での内容を伝えに行った。俺はと言うと……


「三日月先生。客間に案内しますね。」


広々とした客間が用意されていた。


「今日はこちらに泊まるんですよね?」


「ああ。世話になるな。」


「いえ。私はいつもお世話になっている方なので。」


「そうだな。あ、そう言えば煌どこにいるか知ってるか?お勧めされた本の感想を言いたいんだけど。」


「え、煌と会っていたんですか!?……そう言えば最近英語の古語で書かれた本を読んで居ました。是非、感想を教えてあげて下さい。きっと凄く喜ぶと思いますから。」


微笑みながらそう言う恋咲はいつもとは違い姉の表情をしていた。


「そうか。」


「では、案内しますね。自室に居ると思うので。」


そして煌の部屋まで案内してくれた。

煌に本の感想を言うと表情は一切変わらないが、明るい声色で喜んでくれている事が分かった。


「三日月先生、」


「渡で良いぞ。もう友達だからな。もっと他にもお勧めの本を教えてくれるか?」


「!はい、渡さん。」


煌を見ていると兄心が芽生え、正直弟にしたいと思った。(良いな、恋咲。こんな可愛い弟が居て。)


「よし、煌!これからも時々遊びに来て良いか?」


「はい。是非来て下さい。」

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