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王子様は1人じゃないっ!  作者: 華咲果恋
本編1年生
64/123

バレンタイン

雅美ちゃん達が帰った後……


「貴翠、京翠。はい。」


「美乃梨様、ありがとうございます。」


「家宝にしたいです。」


「貴翠、折角の出来たてなんだから食べてよ?」


「……分かっております。」


と貴翠は少し寂しそうな顔をした。


「また、来年も再来年も渡すから楽しみに待っていてね。」


「はい。心待ちにしております。」


そして京駕さんと篤季の所へ向かった。

篤季はすぐに駆け寄って来てくれた。


「篤季、クッキー焼けたわよ。」


「美乃梨お嬢様!ありがとうございます!」


「どういたしまして。京駕さんもいつも本当にありがとうございます。」


「美乃梨様。こちらこそありがとうございます。」


4人とも凄く喜んでくれたみたいなのでまた作ろうと思った。その後、私は煌達の居る所を探しに行った。


「あ、ノア。」


「美乃梨様、どうされました?」


「稔達ってどこに居るか分かる?」


「稔様と架様なら響彼様のお部屋にいらっしゃいますよ。」


「ありがとう。」


ノアが教えてくれた通り、響彼くんの部屋に行くと、響彼くんと稔と架が3人でお茶をしていた。


「丁度良かったわ。響彼くん、稔、架。クッキーを焼いたの。良かったらお茶と一緒に食べて。」


「姉さん、態々ありがとうございます!」


「とても美味しそうです!」


「美乃梨、ありがとう。」


「どういたしまして。ねえ、煌がどこに居るか知ってる?」


私が聞くと3人とも首を横に振った。


「煌は最近、突然消えるんですよ。」


「最近の煌、何か思い詰めたような顔をしているからね。」


「そうだな。時空魔法を使ってどこかに行っているようだが……ルカに聞いてみたらどうだ?」


「ルカは居るの?」


「ああ。煌の部屋に居ると思うぞ。」


そして煌の部屋に向かった。私の気配に気付いたのか、ノックをする前に扉が開いた。


「ルカ、煌は?」


「美乃梨様……少々お時間をよろしいでしょうか?」


「ええ。構わないわ。」


ルカは私にお茶を出してくれた。


「煌様の事ですが、ここ最近、どこか上の空でして。私が聞いても『何でもない』としか言って下さらないので、美乃梨様の方から聞いて下さいませんか?」


「それは構わないけれど……煌がそんなに隠しがっている事を私が聞いて教えてくれるかどうか。」


「美乃梨様にも隠すようでしたら、関わらない方が良さそうな事柄なのでしょう。」


「……煌は優しいから全部1人で背負い込んでしまうわよね。きっと私には隠すでしょうから貴翠か京翠に頼んでみるわね。」


私がそう言うと、ルカは頭を下げた。


「本当ですか、有難うございます。」


「あ、これ。煌に渡しておいてくれるかしら?」


「勿論です。」


そして煌の部屋を後にした。いつからか、煌の部屋の扉の前には、話を聞いていた2人が立っていた。


「聞こえたわよね?」


「ええ、はっきりと。」


貴翠と京翠は私が何も話していない中、察した様子で言って来た。


「煌様には私から聞きます。」


「私は煌様が行きそうな場所を特定しましょう。」


「出来るだけ煌様の意思を尊重した上で美乃梨様にもお伝えしますね。」


「貴翠も京翠もありがとう。」


2人にそう言って私は部屋に戻った。

部屋ではシャルルが何やら机の上に広げていた。


「シャルル、何をしてるの?」


「美乃梨様、お帰りなさいませ。丁度、薫様から頂いた美乃梨様の御写真をアルバムにしていた所です。」


すると、突然私の部屋にノックの音が響いた。


「貴翠、京翠。どうしたの?」


「先程薫様から連絡があり、シャルルさんが美乃梨様のアルバム作りをしていると聞いたものでして。」


「私達も幼馴染兼美乃梨様の付き人として参加すべく参りました。」


「そう。態々ありがとう。」


そして3人は嬉々としてアルバムを作ってくれた。

時々私にどの写真が良いかと聞いて来たが、正直どの写真も変わらない。何故ならお父様が写真を撮る時は一度に十数枚撮るからだ。


「美乃梨様、こちらの方が宜しいですよね?」


「いえ、こちらでございますよね?」


「美乃梨様が1番綺麗に写っていらっしゃるのはこの写真ですよ。」


「どれも同じじゃない。変わらないわよ。」


と私が言うと3人は静かに首を振った。


「全く違います。」


「どの写真もお美しいですが、こちらの写真が1番美乃梨様の良さが引き立っております。」


「いえ、こちらの写真の美乃梨様への光の当たり具合が1番美乃梨様を美しく写しております。」


そう言われてもう一度写真を見てみるが本当に大差が無いので私には全く分からなかった。アルバム作りに私はお邪魔なようなので暇潰しの為に勉強をした。


しばらく経って、ひと休みしようとした時、私のスマホから呼び出し音が鳴った。


「もしもし?」


『美乃梨、今良いか?』


「ええ。」


通話の相手は明日チョコを渡そうと思っていた千秋だった。


『明日、美乃梨に会いに行っても良いか?』


「ええ!私も明日千秋に渡したいものがあって。」


『渡したいもの?何だ?』


「ひ、秘密。明日のお楽しみに。」


『そうか。明日の朝、10時頃に美乃梨の家に行っていいか?』


「ええ。待ってるわ。」


そして通話が終わると私はソファに座った。

チョコを渡すという事はまた告白するようなものだと思い、緊張により鼓動が早まって来ていたからだ。


しばらくして、3人がアルバム作りを終えたようで静かになった。


「美乃梨様、完成致しました!」


「3人とも、わざわざありがとう。」


「態々なんて……逆にアルバム作りに携われて光栄でございます。」


と貴翠は嬉しそうに言って来た。


「そう言われると私も嬉しいわ。」


そして余った写真は貴翠と京翠が欲しがった為、2人に渡した。


「シャルルさんは要らなかったのですか?」


「私はずっと美乃梨様と一緒に居ますから。それに、写真は私が私的に撮っておりますので。」


シャルルは衝撃的な事をポロっと口にした。


「えっ!?いつの間に?」


「美乃梨様が他の事に夢中になっている時や、美乃梨様が居眠りしている時などです。」


「気付かなかったわ……」


「薫様や響彼様、茅紘様にも頼まれておりまして、美乃梨様も京翠さん達も要りますか?」


「自分の何かに集中してる顔や寝顔なんて、あまり興味無いわよ。」


と私は断ったが、貴翠と京翠は頷いた。


「よろしくお願い致します。」


「全て2枚ずつ頂けると嬉しいです。」


「分かりました。準備出来次第、お渡しします。」


3人はまた盛り上がって来たようだったので、私は部屋を後にして書斎でしばらく本を読んだ。


「美乃梨お嬢様!」


「あら、篤季。どうしたの?」


「薫様と紫乃凛様がお帰りになりました。」


「分かったわ。教えてくれてありがとう。」


私はディナーの時に、お父様とお母様に作ったクッキーを渡した。


「美乃梨が作ったの?美味しそうね。」


「まさか、美乃梨からクッキーが渡される日が来るなんて……美乃梨も成長したんだな。」


お母様は笑顔で受け取り、お父様は優しい眼をしてそう言った。


「煌もルカに預けておいたけれど、もう受け取ったかしら?」


「はい。大事に食べさせて頂きます。」


結局煌は夜になるまで帰って来なかった。貴翠はどこに行ったのか聞いたらしいが教えてくれたのは情報収集をしていた、という事だけだった。


ディナーが終わり、部屋に戻ると私より先に食堂から出て行った響彼くんが居た。


「美乃梨、少し良いか?」


「?ええ。大丈夫だけれど?」


「……内通者(スパイ)が分かった。」


「え、何言ってるの?まだスパイだと決まった訳では無かった筈なのに……」


「ああ。だが、内通者がいる可能性があるとして捜索はされていた。私の索敵魔法に引っ掛かった者が出たのだ。」


響彼くんの得意魔法である索敵魔法では悪意の感情が読める。そして引っ掛かった人の心を律ちゃんの読心魔法を使って心の中を覗いたのだろう。


「……そう。」


「誰かは、聞かないのか?」


「ええ。聞きたくな、」


「美乃梨様、嫌な事から目を逸らし過ぎてはいけませんよ。」


私が言いかけた時、被せるように言って来たのはシャルルだった。


「美乃梨様はただでさえ魔法使いの皆様や、仲間と認識した者には警戒心が薄いのですから。それに、美乃梨様は当事者です。誰か知っておかないと絶対に警戒をしないと言い切れます。」


「そんな事、無いわよ。ね、響彼くん?」


私が響彼くんに振ると、響彼くんは重く首を振った。


「いや、あり得るな。美乃梨には態々聞く必要がなかった。伝えておかないといけないな。」


「……分かった。それで、スパイは誰なの?」


花野矢城(はなのやしろ)。」


「えっと……誰?」


「名前だと分かりづらいな。神崎家当主夫君、神崎冬真の付き人だ。冬真にとっての花野矢城は、美乃梨にとっての貴翠や京翠達のような存在だ。」


冬真さんの付き人と言われ、やっと顔が浮かんだ。あまり話した事も無いのでどういう人かは私には分からない。


「私は、矢城とは同い年で、彼奴とはそれなりに仲が良かった。だが、急に避けられるようになった。思えば麗華が跡取りに決まった頃だったな。」


「そうなの?」


「矢城は花野家に婿入りしたが、元は神崎家当主の息子で麗華の兄だ。」


「ええっ!?麗華さんのお兄さん!?」


「ああ。麗華が跡取りと決まるまで神崎家最大の跡取り候補だった。だが、好奇心旺盛で心移りの激しい矢城は統率力が無いと判断され、跡取り候補から外された。」


「そんな、子供なんだから統率力なんてなくて当然じゃない。」


「ああ。だが、それは表面的に言われるには、だ。当時の当主の考えとしては矢城には会社を継いで欲しかったらしい。」


響彼くん曰く、前当主は口数が少なく、考えを読まないといけなかったらしい。矢城さんは自分は魔法使いとして駄目だと解釈し、花野家に婿入りしたらしい。


「矢城は本当は良い奴なんだ。素直故に何かのきっかけで内通者になったのだろうが、美乃梨を危険に及ぼした事は何があろうと絶対に許せない。」


響彼くんはいつもより低く思い声で言った。


「誤解は解けなかったの?」


「ああ。彼奴は思い込みも激しいから、一度辿り着いた答えから目を逸らそうとしないんだ。」


そして話が終わると響彼くんは私の部屋から出て行った。


「響彼くん……」


その背中は哀しみが溢れていた。元々仲の良かった人と仲違いになりその人が実は内通者だった。そんな響彼くんの気持ちは私には分からないけれど、きっと凄く複雑な感情なんだろうなと思った。


そして少しモヤモヤした気持ちを抱えたままあまり眠れず、私は朝を迎えた。


「美乃梨様、あまり眠れていないようですね。少し隈が出来ています。」


「そうかしら?」


「軽く治癒魔法を掛けますね。今日は千秋様も来るのでしょう?」


「ええ。ありがとう、シャルル。」


そして朝食を終えてシャルルに少しヘアアレンジを頼んだ。


「美乃梨様の方からお願いされるなんて、珍しいですね。やはり、今日は千秋様にチョコレートを渡すからですか?」


「ま、まあ、そうだけど……」


「千秋様が来られるまでまだまだ時間がありますし、思い切り可愛らしく致しますね。」


と言い、薄くメイクも施してくれた。

そしてソワソワとしながら千秋が来るのを待った。


コンコンッ、


「美乃梨様、千秋様がいらっしゃいました。」


「教えに来てくれてありがとう、貴翠。」


教えに来てくれた貴翠に対してお礼を言いながら、千秋を迎えに行こうと立ち上がると貴翠が制止した。


「千秋様ならもうこちらに……」


少ししか開いていなかった扉が開くと同時に千秋の姿があった。


「悪い、待合室で待とうと思っていたら丁度律さんと会ってあげてもらったんだ……」


「そうなの。あ、千秋。電話で言った渡したいもの、この部屋に無いから取りに行って来ても良い?」


「あ、ああ。言われた通り楽しみに待ってる。」


千秋は少し悪戯っぽく微笑みながらそう言った。

そして私は急いで調理場の冷蔵庫へ向かった。


「あ、美乃梨様!千秋様にお渡しされるのですね。」


「準備は出来ておりますよ。」と言いながら冷蔵庫から私の作ったチョコレートを取り出してくれたのは、いつもお世話になっている料理長(シェフ)だった。


「頑張って下さいね。我々一同美乃梨様を応援しております。」


「……ありがとうございます。」


少し恥ずかしくなり、早口でそう言い、チョコレートを持って部屋へ戻った。


「千秋、これ。」


「何だ?」


と言いながら千秋は紙袋からチョコの入った箱を取り出した。


「チョコレートか。美乃梨が作ったのか?」


「うん。お口に合うかは分からないけれど、明日ってバレンタインでしょう?日本にはバレンタインに好きな人にチョコレートを贈るそうなの。だから、」


「ありがとう。大切に食べる。」


「どう致しまして。それで、千秋の用って?」


私がそう言うと、千秋はポケットから小さな包を取り出した。


「この間、姉上と碧依くんに誘われて百貨店に行ったんだ。そこで美乃梨に似合いそうなネックレスを見つけたのでお土産にと思って買ったんだ。」


「ありがとう。」


包みを開けてみるとほんのり桜色の花が揺れる可愛らしいネックレスだった。私は早速つけてみて千秋の方を向いた。


「どう?似合ってるかしら?」


「ああ。……可愛い。」


千秋は少し微笑みながらそう言った。

私はその瞬間、ブワッと顔が熱くなった。きっと真っ赤だろう。千秋の方を見てみると相変わらずのクールな顔を保ってはいるが少し耳が赤くなっている。

しばらく沈黙が続き、先に沈黙を破ったのは千秋の方だった。


「美乃梨……今日は何と言うか、綺麗だな。」


「え?き、綺麗?」


「ああ。何か、いつもと違う。」


「ああ、シャルルがメイクをしてくれたの。だからかな?」


「そうなのか。」


そして10分程話してから、千秋は帰った。


「美乃梨様、チョコレート、喜んでもらえて良かったですね。」


「ええ。シャルル、メイクも髪型もありがとう。」



―雅美ver.―


「雅美〜!爽夜達来たよ〜!」


下から流の声が聞こえて来た。

私はバレンタインである2月14日、来週の月曜日からは念願の映画撮影で忙しくなるから、みのりんに頼んでわざわざ早めにチョコを作った。


爽夜のパパとママは忙しいからよく家にご飯を食べに来る。朔くんと茉ちゃんと一緒に。今日はその日だ。


3人が来た時、私と爽夜と凪は同じ部屋に集まって遊ぶ。いつも通り凪と爽夜が私の部屋に入って来た。


「じゃ、お2人さん、ごゆっくり〜!」


凪はニヤニヤとからかうように出て行った。凪には予め、爽夜にチョコを渡す事を伝えてあるからだ。


「んだよ、何か変な顔しながら。な、雅美。」


「……爽夜っ、これ!」


と持っていたチョコを爽夜の胸に押し付けるようにして渡した。


「ん?お、ブラウニー!雅美、ありがとな!」


爽夜はそう言いながらガシガシと頭を撫でて来た。

爽夜はいつも余裕たっぷりだからたまにはドキドキさせてやろうと思って後ろから爽夜に抱きついた。


「どうした?」


「爽夜っていつも余裕そうだよね。私は爽夜といると緊張するのに……」


私がそう言うと爽夜は溜息をついた。


「なわけねえだろ?俺も緊張してるっての!」


ほら!と言いながら爽夜は私の手を自分の胸に持って行った。爽夜のドクドクと速く刻まれている心臓の音が伝わって来た。


「彼女の前でくらいは、かっこつけさせろよ。」


頬から耳まで赤くなった顔を隠すようにそっぽを向きながら爽夜は言った。


「うん!でもね、」

『爽夜はかっこつけなくても十分かっこいいよ!みのりん風に言うなら……王子様だよ。』


「ばっ、!何恥ずいこと言ったんだよ。俺、そんなキャラじゃねえんだけど!」


長年幼馴染をやって来ているのに爽夜のこんなに照れている顔を見たのは今日が初めてだ。


「あ〜あ、私の彼氏(爽夜)、かっこ良すぎて困っちゃう。」


「最近、彼女(雅美)のこと好きすぎて俺も困る。」


照れ隠しで2人して笑った。そしてそろそろ1階に降りようと部屋のドアを開けると……


「な、凪!?それに茉ちゃんも、何でここに……」


「凪も姉貴も聞いてたんじゃねえだろうな?もし聞いたたなら兄貴に言い付ける。」


「ごめん、朔兄に言うのだけは止めてっ!」


「僕もごめん!ってか、元はと言えば茉夜が悪いんだから。僕は普通に2人を呼びに来ただけなのに……」


「凪だって乗り気だったでしょ!?みーちゃん、本っ当にごめんね!」


茉ちゃんは私に向かっては素直に謝ってくれた。が、爽夜は自分に対しての謝罪がなかったからか、朔くんに言いに行った。

実は元ヤンである朔くんが怒ると物凄く怖い。

そして朔くんはとても厳しい。

盗み聞きをしたとなれば最低でも1時間は怖い笑顔で微笑まれながらの説教コースだろう。


「ちょっと爽、待って、」


と言いながら茉ちゃんは朔くんに言い付けに行った爽夜を追いかけて行った。


「凪、本当に聞いてたの?」


私は残っている凪に向かってそう聞いた。


「聞こうとしたのは本当だったけど、聞こえなかったんだよ。あー、朔兄に怒られんの怖すぎっ!雅美、助けてよ。」


「私は別に良いけど、爽夜は聞こうとした事に対して怒ってるんだから多分朔くんのお説教は避けられないよ?」


そしてその後、朔くんが凪と茉ちゃんを連れて廊下で正座させて夕食の時間まで説教をした。


「兄貴、ありがと。」


「わざわざごめんね、朔くん。」


「雅美も爽夜も気にするな。悪いのは茉夜と凪だからな。今後、盗み聞きなんてしないと誓わせたから2人とも安心して良いよ。」


朔くんは本当にお兄ちゃんみたいだ。

私と爽夜の頭を撫でながら向けてくる笑顔はさっきまでの怖い笑顔じゃなくて優しい表情だった。


「うん!」

「ああ。」

もう夏ですが、バレンタインチョコです!

雅美ちゃんと爽夜くんはやっと恋人っぽくなって来た気もしますね。

次回は2月14日の学校でのバレンタインです。

お楽しみに⭐︎

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