その8、そして『滝のぼり亭』へ――
無事ざまぁをすまし、食事の席へ――
次なる展開は……
「うげ……」
「げほ…………!!」
DQNたちはみんな腹を抑えてうずくまったり、倒れたり。
みんなグロッキー状態で、すぐには立てないようだった。
「おめーら、お仕置きが必要だなあ?」
「ひ……!?」
盾を失ったギャルたちは、ムキムキの1号に睨まれ、震えあがる。
「ご、ごめんなさい……!」
「ちょ、ちょっとふざけただけなの、許して……!?」
「わ、私はやめようって言ったんだよ!?」
ギャルたちは脅え、互いに罪を擦り付け合っている。
まあ、醜い、醜い。
「今回だけは許してやりますかねえ?」
1号はチラッと私を見る。
気づけば、いつの間にか他の召喚戦士たちが複数わたしを囲んでいた。
自動召喚かよ……。
「まあ、初犯……じゃないけどね」
何となく、相手するのもアホらしくなり、わたしは肩をすくめた。
「消えていいですねえ」
1号が顎をしゃくると、ギャルどもは我先にと、まさに転がって逃げていく。
「さて……」
1号と召喚戦士は、倒れているDQNどもを見る。
「こいつらはじっくりお仕置きして、しつけないとねえ」
そう言うと、何か知らんが戦士たちはジャンケンを始める。
何やってんだ……?
「よっしゃ、勝ちぃ!」
「あー、くそっ!」
見ているうちに勝負はついたようで――
わたしのそばへ忍者みたいな覆面をしたのがついた。
「拙者が護衛に回ります」
「……わかったよ、忍者」
見た目通り、こいつは忍者と呼ぶことにしよう。
で。
残った召喚戦士たちはDQNどもを抱えて送還されていく。
「そいつら、どうすんの?」
「お仕置きですねえ」
「ふーん……」
何をする気なのか……。
わかるような、わからんような。
いや、多分わかるけど、あんまり積極的に理解したくないというか……。
とにかく、見なかったことにしよう。
そういうことで、わたしは忍者と共に待ち合わせの店に行くのだった。
やがて、『滝のぼり亭』へ到着したのだけど。
ぼちぼち夕暮れも近いせいか、店の中は客が多かった。
それでも、満員ってほどではないが。
「……いらっしゃ……あの、酔ってます?」
もっこりパンツに覆面という不審者丸出しの忍者を見て、店の人は引いた。
「あー、害は無いです。大丈夫ですから……」
わたしはとにかく言い訳して、隅のほうで待機した。
まあ、モンスター討伐で稼いだおかげでお金はけっこうある。
……そういや、召喚戦士って食事いるのかな?
他にもざまぁ展開は続きます。
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