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流星のヴァルキリー  作者: 夢見 旅路
第5章 もう一人のヴァルキリー
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第7話 恒星間入港許可書

 宗教惑星系は本星の惑星ヘブンズゲートと4つの惑星、それと人は住めないが良質なコール・クリスタルを採掘できる惑星が13ある。星間連合とダーナ帝国は宗教惑星系では惑星ヘブンズゲートのみ立ち寄る事が許されている。そこは聖地であり両陣営の黙認された貿易地でもあった。形式としては星間連合の商人から宗教惑星系の商人が買い付け、それをダーナ帝国に売っている事になっている。逆もまた然りだ。そうして戦争に関わらない程度の物品の交易は見て見ぬ振りされるのが長らくの慣習だった。故に惑星ヘブンズゲートへのクロス・ディメンジョンを持つダーナ帝国の惑星デヴァンタールは交易の惑星としてその重要な地位を抑える事になったのだ。そして仮にダーナ帝国が宗教惑星系へと進軍するのならその惑星デヴァンタール以外に他は無い。

 その惑星デヴァンタールからの進軍の気配は今日もない。惑星ヘブンズゲートのステーションに停泊したシルバー・ファング号からケインズは確認すると作戦は成功したかなと一人呟いた。

 先日捕らえた<ポラリス>のナンバー2、オストー。彼をケインズは惑星デヴァンタールへと送り込んだのだ。オストーには建前として星間連合への追放処分だと伝えた。ただその際にまるでダーナ帝国からの何某かの力が働いた様な話し方をした。洗脳状態に近いオストーはそれを信じて星間連合の外―全く都合が良い事に惑星ヘブンズゲートまで送り届けられた。その後、彼が如何するかなど考えるまでもない。今もダーナ帝国と結び付きがあると妄想しているオストーはそのまま惑星デヴァンタールへと向かった。

 そして当然の如くダーナ帝国に捕らえられた。

 残念な事に2ヵ月前に起きた<ポラリス>の凶行はガルムの仕業―これはオストーも星間連合軍の尋問の際には言わなかった情報でありケインズも当然知らなかった―であり自分たちは袂を別ったのだという主張はオストーにしか通用しなかった。

如何にか信用を得ようと抗うオストーは何でも喋る。流石に第2皇太子暗殺の真相を話すほど馬鹿ではないが惑星パルムでの事はべらべらと喋った。その話の中でディーンの名前が出れば惑星デヴァンタールの統治者はどう考えるか。自国の軍人がテロリストと繋がりがあるかもしれない、しかも皇族の暗殺を行った組織とだ。そんな人物をみすみす国外に出すだろうか。例え信用度の無いテロリストの言葉と言えどそれを無視するにはリスクが大きい。となればディーンはその場で足止めを受ける可能性は高い。ケインズはそう予想し見事に的中させた。

 しかし捕らえたテロ組織の重鎮を解放すると言うケインズの作戦に当然だが上層部は大いに揉めた。より正確に言うと解放した後に報告をしたのでトンデモナイ混乱に陥った。

 カイトが全責任は自分が受け負うと星間連合軍の最高司令官に直談判を行い事後了承だがケインズの作戦は認められた。何もお咎めは無かったがカイトからは青い顔で、

『次はもう少し穏便な作戦を具申してくれ』

 とだけ言われた。保証しかねると思ったが口には出さなかった。

「ところで先日のお話の続きなのですが」

『目下調査中だ、ではお前の耳を誤魔化す事は出来ないな』

 先日、自宅にまで押しかけてケインズがカイトに伝えに来たテロ組織が持っていた情報とケインズの私見。それは無視するには重大過ぎる内容だった。夜間ではあったが情報部の部下に命じて調査をすぐさま行わせたが、

『分かっていると思うが相手も一筋縄ではいかない。関係各所を警戒して情報収集に当たらせているが相手の影響力を考えるとあまり手は広げられない』

「…やはりそうですか」

 ケインズの私見が正しければ星間連合軍にも内通者がいてもおかしくない。

『しかし一つ掴めた情報がある。帝国内で起きた事件だがどうやら<ポラリス>が関与しているそうだ』

「何ですって?」

 偶然の一致とは恐ろしい。もしかしたら惑星デヴァンタールへ送り込んだオストーは劇薬すぎたかもしれない。

『こっちは確定した情報ではないのだが、どうやら<番犬>のガルムが討ち取られたらしい。裏付けは取れていないのだがな、噂では<灰翼>が自らの手で葬ったそうだ』

 だがケインズに話したという事はそれなりに信憑性があるのだろう。

「ではやはり」

『あぁ。旧派は利用されていたのだろう』

「分かりました。恐らくこれ以上の遣り取りは危険が伴うでしょう」

 何処で何を聞かれているか分かった物ではない。それをカイトも理解しているので頷きだけを返して通信を切った。

 カイトとの通信を終えたタイミングを見計らってマイカが声を掛けてきた。

「本日までの民間人の収容報告です」

「ご苦労様。現状は…あぁ3割ほどか」

 はいとマイカは険しい顔で頷く。民間人の避難計画の進捗は芳しくない。直前まで民間人に伏せられていた事もあり動揺は大きく、様々な問題が発生している。

 一つとしては誤情報。民間人の移送は公平かつ均等に行う事を通達しているが、そうでは無く特権階級の者が優先的に移送されているというデマが広がっているのだ。事実確認は取れていないが一部の貴族階級の者が自家用の宇宙船で宗教惑星系から出て行ったという話が上がってきている。バルバス星系への航行は規制されており勝手に行っても帰れないのだが困ったものだ。

 もう一つケインズを悩ませているのは宗教惑星系側からの反発だった。

「ここ最近の宗教惑星系でのニュースは如何だい?」

「一向に変わりありません。<王家の路>を隠匿していた星間連合への非難が後を絶ちません。クロス・ディメンジョンによる空間移動は厳格なる管理の下で行わなければ銀河に混乱をもたらす。悪魔の行いだと」

 神の教えに背く惑星国家群に対して協力は出来ない。宗教惑星系での世論はその方向に傾いていた。

「やれやれ。異教徒認定でもされそうだ」

「既にアースガルド王家に対して異端審問を行うべきだという声もあるそうです」

 アンドレア王子の気苦労が増えそうだとケインズはぼやいた。

「それで世論としてはアースガルド王家に対する不信を訴えている訳だね」

「はい」

「成程。やっぱりね」

 そう言ってケインズは溜息をついた。

惑星パルムでの告発の時から気付いていた事だが、

「別にオストーは星間連合軍が気付いていたと言っていてアースガルド王国の名前は出していないんだけどね」

 ダーナ帝国が惑星パルムを狙っているのを星間連合軍は知っている、この事からダーナ帝国の侵略経路に惑星パルムがありまた近くにクロス・ディメンジョンがあるのではないかとは推測できる。だが<ポラリス>が名前を出したのはあくまで星間連合軍であってアースガルド王国ではない。なのに何故かアンジェリカも宗教惑星系での世論でもアースガルド王国の名前が上げられる。

「連日の放送で意識のすり替えが行われていますね」

「スプーニー女史の得意そうな事だ。まぁこれでもう一つはっきりした事が分かったけどね」

「スプーニー女史と宗教惑星系との繋がり、ですか?」

「あぁ。どちらの物かはまだ分からないけどね」

 旧派は古き教えを尊び、教主派や新派から距離を置いている。それどころか過激派組織まである位だ。だが教主派たちと完全に絶縁状態であると言う訳ではなく必要であれば連絡を取れる窓口くらいはあるのだ。アンジェリカにその窓口の渡りをつけたのが誰なのかはまだ分からない。だがどちらかが関与しているのは間違いないだろう。

「なんとか探りを入れたいところだけど」

 そう言ってケインズはマイカに視線を向ける。その視線の意図を察しマイカは首を横に振った。

「駄目でした。教主派からは会談には応じられないとの返答が」

「新派は?」

「同じくです。ですが新派はまだ交渉を続けられそうな雰囲気はあります」

 ケインズは教主派と新派に今回の民間人の護送任務について説明を行いたいという建前で教主派と新派に会談を申し込んでいた。会談の目的は実際に両派に会ってどちらが敵なのか見極める為である。だが初日よりその申し出は断られ続け、教主派の窓口はもう絶望的だという。

「仕方ない。グラン提督にお願いしよう。階級が上の人物が出れば相手にもう少し話を聞いて貰えるかもしれない」

 教主派と新派から宗教惑星系での現状を確認する必要性はこの護送艦隊の指揮官であるウルス・グラン少将も理解してくれるだろう。

「それと別件なのですが」

「ん?」

「リュンネ二等兵の件です。申請がおりました」

「それは良かった。リュンネ君の身元確認も重要案件であるからね」

 記憶喪失のエルムの身元を確かめる事が出来るのは恒星間入港許可書だけだ。しかしその恒星間入港許可書(P・P)にも問題がありこれまで確認する事が出来ずにいた。

「本来であれば王族や大貴族しか持つ事が出来ない高ランクの許可書(P・P)。本当に彼女は一体何者なのでしょうか」

「国王陛下の御落胤でしたっていうオチが私としては一番、気が楽なんだけどね」


 エルムから付き合って下さいと言われた。勿論、色っぽい意味ではない。彼女の性格をこの半年でよく理解してきたフィオは努めて冷静に問い返した。何処へだと。

 その返答にエルムが告げたのは恒星間入港許可書を管理する宗教惑星系の施設の名前だった。何をしに行くのかなんて聞かなくても分かった。

「そっかやっと分かるんだな」

「はい。フィオさんにも一緒に聞いて欲しいんです」

 そう言われては断れない。フィオは了承し艦を降りる許可をもらう。

 ここまでは良かった。


「…で?何で付いて来てるんだよ」

 フィオがジト目で車内の三人を見回す。

「護衛?」

 アリアが首を傾げ、

「俺だって知らねぇよ。艦長から護衛役宜しくとか言われただけなんだから」

 とフレデリックが不機嫌な顔で言い、

交通手段(あし)は必要だろ?」

 そうライアンが締めくくるとフィオは溜息をついた。暇人なのかと思ったが実際に手は持て余していた。ダーナ帝国はケインズの妨害工作によってまだ来る気配がない。そうなるとフィオ達、双腕肢乗機乗りは暇を持て余す。

「しかし不思議だね。恒星間入港許可書の情報開示に時間が掛かってわざわざ宗教惑星系で確認を取らないといけないだなんて」

「実は極悪人だった説が濃厚」

「アリアさん」

 エルムはムッと頬を膨らませアリアの頬を抓る。

「案外貴人だったんじゃないのか?貴人だと情報公開に手続きが必要な場合が多いからな」

 フレデリックが冗談交じりにそう言う。確かにその可能性もなくはない。アースガルド王国のみならずダーナ帝国の貴族や王族そして皇族の個人情報もこの宗教惑星系では管理している。誰が何処に渡航しているのか。その情報が集められているのだ。敵国に知られれば暗殺を企てられかねない。中立を謳う宗教惑星系ではどちらの陣営にも肩入れしない様に恒星間入港許可書の情報開示に関しては非常にデリケートだ。

「…」

 実の処、ダーナ帝国の貴族階級ではないのかという説もある。それならば星間連合軍の軍人であるケインズの権限でも容易に情報の開示が行われなかった理由にも納得がいく。

 もしもそうだとしたら―その時はエルムの立場は非常にまずい。試験艦のクルーとして機密情報にも触れる機会もあっただろう。それを敵国に持って行かれる可能性を考えると身柄を拘束される事は容易に想像できる。そんな事態になったらアリアは自分に出来うる限りの事をするつもりだ。

 それこそリリアに頼んでシャルロットに直接コンタクトが出来る様にハッキングなりなんなりして貰う事だって。

「なに怖い顔しているんだ?」

 フィオがアリアに尋ねるとなんでもないと彼女は答える。どうもこれを危惧しているのはこの中で自分だけの様だ。抜けていると思うと助手席に座っているフレデリックがバックミラー越しにアリアを見て、

「アリア」

「なに?」

「護衛と艦長」

 と短く告げた。成程、自分が思い当たる事をケインズが気付かない訳がない。非常時にエルムに気遣った上で行動できる面子を護衛に選んだと言う訳か。そしてそれをどうやらフレデリックも分かっているらしい。

「意外」

「一言余計なんだよ」

 フレデリックは顔を顰め言う。当の本人は何の事か分からず首を傾げていたがアリアは何でもないよとその頬を突いた。


 恒星間入港許可書を管理しているという施設に到着するとエルムは自分の名前を告げた。受付の女性が担当を呼ぶと告げてから5分後、身なりの良い担当者が待合室へと案内をする。その待合室は施設の最上階にあると言われる。この時点でなんとなく変な予感があった。

 最上階に着く。エレベータの外には侍女が複数名、深々とお辞儀をして待っていた。フィオとフレデリックは顔を見合わせた。通された待合室と言うのが王家御用達のホテルかと勘違いする装いでライアンの頬が引き攣る。

 テーブルの上にはウェルカムフルーツがあり、

「どうしましょう。アリアさん、リンゴお好きでしたよね。果物ナイフとか持ってきていないんですけど」

「うん。流石エルム」

 この状況でも動じない彼女にアリアは逆に感心していた。気にする点はそこなのか。

 そしてVIPの要望を叶えるべくか傍にいた侍女が直ぐにリンゴを切り分け始める。

「極悪人説は消えたみたいだな」

 フィオはそう呟く。となると貴人だった説が有力、というよりもこの現状を見る限りそうとしか思えない。

「では恐れ入りますがしばしお待ち下さいませ」

 担当者の男が深々と頭を下げ退出するとフレデリックはフィオの肩をたたく。

「なぁ流石にこの待遇は異常だぞ。何か心当たりはないのか?」

「そう言われてもなぁ。エルムの恒星間入港許可書が変わった色をしている事くらいか?」

「何色?」

 黒とフィオが答えるとフレデリックは顔を真っ青にする。あまり一般的な色でないそれにアリアもライアンも気付いていない。恒星間入港許可書の色が何を示すのかを。その色の恒星間入港許可書を持っているのがどれだけ限られた人物のかをだ。

 だからフレデリックは黙る事にした。自分の勘違いかもしれないし何より余計なやぶは突きたくなかった。

「この施設の責任者って誰なんだろうなぁ」

 この次に出て来るだろう人物にフレデリックはぼそりと声に出す。ライアンはそれを耳にして、

「恒星間入港許可書は宗教惑星系の<門番>と呼ばれる組織の管轄だね。外務省みたいなものかな。そこの責任者だと確か今は枢機卿のドレイク猊下じゃないかな」

「そうっスか。新派の」

 フレデリックも耳にした事がある。

 ドレイク・リシュターナ。枢機卿の地位にあり若くして新派を纏め上げるカリスマだ。テレビなどの出演も多い事からフレデリックも顔は良く知っている。

 ただ教主派と新派の違いに関しては良くは知らなかった。恐らく敬虔な信者であるライアンに聞けば詳しく教えてくれるだろうがここでそれを尋ねるのは少し気まずい。

 新派の筆頭が責任者を務めるこの施設にいるという事は部屋で待機している侍女たちも同じ新派なのだろう。新派を良く知らないなど口が裂けても言えはしまい。

「そういや宗教惑星系に来るのは初めてなんだよなぁ。あんまり十字星教の行事にも参加した事もないし」

「私も」

「うーん。私は記憶がないので何と言えないですね」

 しかし空気を読めずに発言する馬鹿どもはいる。頭を抱えたい衝動に駆られながらもフレデリックは愛想笑いを浮かべて侍女の方を見る。意外な事に怒っている雰囲気は無い。もしかしたらフィオ達がまだ子供だから仕方ないと思われているのかもしれない。先日誕生日を迎えたと言っていたわりにはフィオの身長も童顔も変わり映えしない様だ。

「3人とも。あまり失礼な事を言ってはいけないよ」

 そう苦笑して注意するライアン。しかしこれはいい機会なのかもしれない。十字星教の話をして貰いながらさり気なく教主派と新派の違いを教えて貰おう。そうフレデリックが決意したタイミングを見計らってか、

「失礼致しますリュンネ様」

 先程の男が帰って来た。どうやらここの責任者が来たらしい。エルムの顔に緊張の色が見える。大丈夫かなとフィオは不安になるがもう覚悟を決めるしかない。さりげなくその肩をたたくとエルムは少し目を見開いてから微笑んだ。フィオの気遣いは伝わったらしい。

 扉が開き先程の男と一緒に入って来た人物を見て―

「―っ」

 フレデリックは口を押えた。ライアンもまた驚きを隠せないでいる。

 そんな二人の様子を他所にその人物は深々とエルムに頭を下げた。アリアは動じる事無く―さり気なくだが周囲を確認した。侍女の数が先程より増えている。護衛役だろう。目の前の人物の地位を考えれば当然だ。

「お初にお目にかかりますエルム・リュンネ様。まずはこの度、遠くよりご足労をお掛けした事ならびにエルム・リュンネ様の情報開示に付きまして手続きが遅くなってしまった事をお詫びいたします。この事に付きましてどうかご説明をさせて頂きたく存じます」

「よろしくお願いします」

 エルムもその人物に頭を下げお願いする。年若いにも関わらず綺麗な所作を見せる彼女に好感を持ったのかその人物は穏やかな笑みを見せた。

「少し長いお話になります。よろしいですね?」

 少し砕けた話し方をするその人物にエルムは頷く。

 この対面が後に大きな意味を成す事になるなどこの時はフィオもエルムも思わなかった。

 何せその人物が一体誰なのかこの時は二人とも知らなかったのだから。


 十字星教の長―教主マシュー・ノル・トルトニアン。

 額に第三の眼を持つかの人物との縁はこの時より始まったのだ。


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