4/4
助けてくれるはずの人が、一番怖かった
よろしくお願いします
エレナはロープで身動きを封じられていた。
目隠しの奥は、真っ暗だ。
どこかで、トランクが閉まる鈍い音がした。
「…起きてる?」
低い声が、すぐ近くで響く。
エレナは足を動かし、必死に抵抗した。
だが、すぐに押さえつけられる。
「無駄だよ」
その声に、聞き覚えがあった。
心臓が跳ねる。
「どうして…。」
震える声が漏れる。
目隠しが外された瞬間、視界に映ったのはー
信じたくない顔だった。
「やっと気づいた?」
男は、楽しそうに笑った。
続く。
良かったら感想やフィードバック、よろしくお願いします!




