土が無いから
6月半ば、雨の日々が終わったら、急激に気温が上がりました
私の部屋も昼間は温度計が38度との表示が出るようになってしまいました
おいおい!まだ、6月半ばですよ?
最近はこの部屋では真夏は40度を超えるようになりました
当然そんな部屋の中にいるわけもありませんが・・・
エアコンなんてもったいないので違う場所に避難します
つい先日扇風機を出したところです
この時期なら普通はこの扇風機の風で夜も眠れるはずなのですが・・・
昼間に室温が上がり過ぎて夜になってもなかなか下がらないのですね
私がこの家に引っ越してきた28年ぐらい前は、家の裏と斜め横は田んぼでした
当時はこの時期になるとカエルの大合唱が響いていました
当然窓は開けぱなしにしているのでうるさい!
電話で話をしていたらこのカエルの大合唱が聴こえるのか、よく相手に「どんな所に住んでいるの?」と笑われました
当然答えは「大阪市内やで!」なんですけどね
大阪市内のカエルは、3階のベランダにまで来ていました
15年ほど前に、田んぼが無くなり家が建ちました
それ以来カエルの大合唱は無くなりましたし、カエル自体を見なくなりました
実は子供の頃からカエルの大合唱が聴こえる環境でしか住んだことがなかったので、慣れ親しんだ音が聴こえなくなって何か寂しいのですよね
ずっと大阪市内ですけどね(笑)
そしてカエルの大合唱が聴こえなくなる頃に地球温暖化の深刻さが問題になってきました
けしてカエルが地球温暖化を抑え込んでいたわけではないでしょうけど、間接的にそういうことなのですね
地面がアスファルトに覆われてしまい、田畑を含め土を見ることがなくなったということ
それと時を同じくしてどんどん気温が上がっていきました
近所に2700年前から存在するという神社があります
そこの境内は全て土の地面です
結構広いのです
そして・・・
この神社の横のアスファルト舗装された道路を通るだけで、空気が変わって涼しく感じるのです
横を通るだけで涼しく感じる!
けして霊障とか祟りとかではないですよ(笑)
やはり土の地面と言うのは気温の上昇を緩和してくれるようです
土の地面は要るよなぁ・・・
たとえ雑草がぼうぼうに生えてもある方がええんやろうなぁ
でも、これが都会では一番贅沢なことなんですよね
そんな土地を新たに手に入れるなんて庶民には不可能ですからね
さて、土の地面は手に入らないけど、部屋の温度をなんとかできないか?今年も試行錯誤が始まるのです