僕が考えた最強の異世界転生
僕はトラックは轢かれた。なんて在り来りな死に方なんだろう。何故だろう、心の底から異世界転生できる予感がする。
魔法の才能があって、剣の才能があって、ハーレムで女性の大胸筋に囲まれてウハウハした最強の異世界転生を送れる。そんな気がする。
出てこい、神様、僕の神様。目の前がパッと光った。これは異世界転生確定演出だ。パチンコで例えるとするなら激アツ演出ってところだろう。
「私は神」
うぉおおおお!!激アツ演出来たあ!!!ぶっ壊れ最強!これで僕も最強ハーレム生活や!気持ちい!!とても快感が襲う、これはマスターオベーションにも勝る。
「僕は異世界転生できるんですか!?」
「ええ、出来ます。あなたの望み通りに転生させてあげましょう」
「なら、乳房に囲まれて。武力もマックスで知能もマックスで世界最強にしてください!」
「なんて、煩悩にまみれた願いなんでしょう。醜い」
「うるさいっ!!!醜いだ!?うるさいっ!!!これが人間だ!神の物差しで物事を語るな!何様だ!神様ってか!?アッハッハッハッハッ!!」
僕は暴れた。恐竜のごとく暴れた。そして僕は異世界転生して、ウハウハハーレムで天寿を全うした。