漫画は時にバカを生む
これを読んでる方々もさすがに"溝落とし"という技をご存知だろう。
右コーナーであれば、右の2輪を溝に落として遠心力に耐えるコーナリングができるというあれである。
前もって言おう。不可能である。
もし、それが成功していても車は遠心力に勝てないのだ。
もし、溝落としが成功して喜んだら、その後、外側のガードレールと熱い友情を築く事になる。
脱出した瞬間、吹き飛ばされて、心臓が縮み上がる程の恐怖を味わえる。
もし、その恐怖を体験したいのであれば実施して欲しい。
それと、235サイズ以上のタイヤを付けているのであれば溝落としを諦めた方がいいだろう。
ただ"溝の上を走ってる"だけになるのだから。
そして何より、見知らぬ山を2,3回走っただけで地元の走り屋と同等に走れるというのは断言してもいい。不可能だ。
もし、それができるのであれば、攻められていないか、WRCのドライバー級の腕を持った人間であろう。
私も友人と多数で他所様の山に行った事がある。
友人は2,3回走った後、私に「コツを掴んだ」と言って嬉しそうにもう1本攻めに行った。 その30分後には車がひっくり返っていたが。
彼はまだ元気に走ってるのであろうか?もはや私には知る由もないが。