小難しいホイールとタイヤの話
いよいよ冬となり、スタッドレスに交換するユーザーも増えているだろう。
日本ではスタッドレスの義務化という法律によって、自動車保有者はスタッドレスを買う他ない状況になっている。
だが…ホイールとタイヤの選び方がいまいち分からないユーザーがたくさんいるだろう。
ここでホイールとタイヤの説明を分かりやすく記載しよう。
まず、ホイールとタイヤには適正サイズがある。
ホイールにはインチサイズがあり、12~24まで数多のサイズがある。
このインチ数が大きくなれば当然、ホイールが大きくなる。
コンパクトカーだと大概は15~17の間が普通で、レクサス級の高級車なら18~22インチの範囲だろうか
PCD…つまりホイールのセンター位置、このPCDは車種によってPCDが違うので事前にネットで調べることが必要
といっても最近の車は114.3或は100の2択…それ以外は外車だろうか
4穴か5穴…車に取り付ける時のハブボルトの本数の事を指している
オフセット…+45や-15などはホイールセンターの奥行きである。大概は+数字でそれほどホイールの深さがないであろうが、この数字がマイナスになるとドラム式洗濯機の様な深いホイールとなる。
そしてホイール自体の厚みを表す「J」という単語がある。
7J、7.5J、8Jなどとホイールを購入すると表記されるはずだ
覚えて欲しいのは、インチとJ。
縦の大きさはインチ。ホイール自体の奥行きはJ。
少し複雑な話だが、このインチとJでタイヤの適正サイズが決まっているのでよくネットで精査して購入するか、ディーラーや専門店に依頼した方が無難だろう。
さて、この話を見て頭が痛くなってきている方々がいるだろうが…続いてタイヤサイズの話をしよう。
もし、あなたが自動車を所有しているなら、タイヤの横にこう記載されているはずだ。
「225 40 17」
この数字じゃなくても○○○ ○○ ○○と3桁とスペース2桁スペース2桁…と記載されているだろう。
それがタイヤのサイズ表記である。
最初の3桁はタイヤの奥行きの数字。
165から315まで数字が大きければ大きいほどタイヤと地面が接地する面積が多くなる。
接地面積が増えるということは、得られるグリップ性能が多くなるのだ。
この3桁はホイールの「J」と関係があり、適正なタイヤサイズとホイールサイズなら問題はないが、極端にホイールよりも太いタイヤを組み付けると
当然ながらホイールよりもタイヤの横面が出てしまい、ステアリングを切った時に足回りやカバー等に干渉する可能性もあるし、車体からはみ出す事もあり得る。
逆にホイールよりも小さいタイヤを組み付けると、引っ張りタイヤと言われ、タイヤ横面がホイールの端に伸びた状態になる。
引っ張りタイヤは衝撃や速度に極端に弱く、最悪の場合は「ビート落ち」と言われるエアー漏れが発生したり、偏磨耗が発生したりする。とにかく空気圧の監理を行わなければトラブルの元である。
続いて225 「40」 17
この「40」とは タイヤの厚みを表している。この厚みの数字が多ければトラックのようにタイヤ横面が多くなり、少ないと薄っぺらい輪ゴムのようになる。
引っ張りタイヤの場合はタイヤのトレッド(接地面)とホイールの端までの間が4cmまで伸びる事を指している。
最後…225 40 「17」
これはもう理解できた人もいるだろうが説明させていただく。
この数字はホイールのインチである。
この225 40 17は17インチのホイールにしか着きませんよと記載されているのだ。
当然ながら、17インチホイールに16インチのタイヤ、18インチのタイヤなど組み付けられない。
まとめると…
インターネットでタイヤを購入し、専門店に依頼する場合は
検索エンジンに車検証で記載されている自動車の形式名と純正ホイールサイズを検索して確認することをおすすめする。
例えば51プリウスならば
「ZVW51 純正ホイールサイズ」「ZVW51 純正タイヤサイズ」と検索すれば、適したサイズが出てくるだろう。
くれぐれも間違えたサイズのホイールやタイヤを購入しないように注意してもらいたい。




