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元走り屋の思い出話  作者: 走り屋次郎
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昔の山人間と今の山人間

よくある事だが、時々OBが顔を出して下さる。


ライン取りから道路のギャップ、車の速い走らせ方等を丁寧に教えてくれるが、OB達は口を揃えてこう言う。


「昔の方が過激だった」


それは当然だ。

今と違って昔はハイグリップタイヤなんて便利なモンはなかった。

良くて高性能ラジアル。それも一般用のしょっぱいタイヤだ。


今じゃハイグリップタイヤという東南アジアや国産から把握できないほど多くのタイヤが出回っている。


昔の人からすればそんなタイヤを使う我々世代の走り屋はただ甘いのである。


昔は何かと滑らせてた。

どんなに狭かろうと、どんなに雨が降ってようと問答無用でケツを滑らせて向きを変え、アクセル踏めば嫌でもうまくなると言っていた。


しかし、時代は90年代。

シルビア一つ潰そうが箱は一杯あった。

気軽に箱換えしてまた山で刺さりまくりながら攻めまくった。


今は違う。13なんかもはや博物館でしかお目にかからない希少な車、山で見たら持ったいなさすぎで即刻帰れと追い払ったものだ。

つくづく、昔の走り屋はリアル頭○字していたんだと実感した。

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