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ドリフト失敗
私の現役時代、ドリフト車両は50万で買えて楽しめるいい時代でもあった。
比較的に道が広くて安全な埠頭で腕を磨き、自信をつけて峠に繰り出す連中もたくさんいた。
私が現役の頃、かの有名なドリフトスターが現れたことがあった。
ドリフトスターは借り物かは分からないが、白色の14シルビアに乗り込み、華麗な腕前を披露するはずだった。
ところが、ドリフトスポットのギャラリーコーナーのヘアピンでスライドさせた瞬間に左リアタイヤが思いっきりバースト。
我々の前でものすごい発砲音を弾き出して、車はオーバーステアで内側の垣根に突っ込んでいった。
そのドリフトスターと横乗りのファンを救出したあと、シルビアをエボとGT-Rで苦労しながら引き揚げた。
ドリフトスターは「空気圧ちゃんと見ておいてよ…」とショップの人間にお説教をしていた。
幾度と実戦で戦っていたドリフトスターでもタイヤバーストの挙動変化には対応できない事があるのだと悟った。
くれぐれもタイヤの空気圧には気を付けてほしい。




