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元走り屋の思い出話  作者: 走り屋次郎
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維持するのが厳しいかもしれない車達2

次にお馴染みのシルビア。

ドリフトシーン、サーキットタイムアタック等でお馴染みのシルビア、180。

"ない物がない"と言われる豊富のチューニングパーツ。

今もなお絶えず出続ける様々なエンジンパーツ。


発展途上国でさえシルビア系のパーツが売られているであろうと思われる程の車である。


"チューニングカー""ドリフトマシン"と言われればすぐに思い浮かべるアイコンの様な車であるが、欠点は山積み、パーツも山積みである。


私もかつては180を所持していたので欠点は痛いほど理解できる。


SRエンジン…ドリフトを行っている者なら誰もが吹き飛ばして涙を飲んだであろうロッカーアームという部品。


SRエンジンはそのロッカーアームがレブリミッターまで全開にすると吹き飛ぶのである。

それもそのはず、SRエンジンは元々は量産エンジン。

RB26DETTや13Bなどと違い、スポーツ走行用に作られたエンジンではないのだ。


当たり前の様にシルビアを振り回して見せるレーシングドライバーに騙された、車を知らない子達は、無茶してロッカーアームを吹き飛ばしている。


そして、180、13系のボディーの貧弱さは目も当てれない。

コーナーを曲がる度に軋む音は未だに私の記憶に残っている。


もはや旧規格の軽自動車のそれと差し支えないのではないかと疑いさえ思えてくる程に弱々しく軋む。

心配なのはドリフトで至るところをぶつけたであろう個体が市場でありふれてしまっているのも笑えない事実。


私の知人ではあるが、いわゆる"ミサイル"の様なハズレ個体を150万で購入して地団駄を踏んでいた。


購入するのであれば、サスペンションの取り付け部やリアトランクのチリをよく見て購入するのが吉であろう。


ランエボ。

もはやインプレッサと並んでラリーでは圧倒した軽量4WDセダンであり、インプレッサとランエボはどちらが優劣か付けにくい優秀な車である。


1から10まで出続けてきたMIT車のスポーツアイコンである。


今でこそそれなりに高価になってきているが、私が免許を取得するぐらいの年代では捨て値の様なランエボがゴロゴロ売っていた。

大半が4か5だったが…。


そんなランエボだが、やはりアテーサE-TSやDCCD同様、AYCシステムが故障すると30万ほど掛かる。


ラヂエーターが交換された車両ならさほど心配することはないが、無交換車両ならラヂエーター関連は特に注意しておくべきだろう。

なんか冷却水臭いと思った時には既にゴム類が朽ち果ててしまってるかもしれない。


そして何より、壊れにくいと言われる4G63エンジンも10万km選手になっている個体も多いであろう。


これらはどの車にも言えることだが、気がついたら吹けなくなって走らないという事態は避けるように日頃のオイル管理、クーラント管理と定期的に圧縮比を計測して状態を確かめるのが一番良いだろう。



いいスポーツカーほど旧車になってしまうこの時代はなかなか厳しい。

好きな車を乗るのはいいことであるが、維持するのに生活を犠牲にしたり、命を懸けるのはおすすめしない。


車は無理して楽しむ物ではない。車はそれなりの付き合いで楽しむことが一番いいのだから。



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