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元走り屋の思い出話  作者: 走り屋次郎
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維持するのが厳しいかもしれない車達1

車に憧れて間もない子ほどハイパワー車を好むのは仕方がないのかもしれない。


私も車を購入しようと思った頃、FDやGT-Rに憧れた物だが、やはり欠点は絶対に存在する。

購入を検討しているなら是非ともこれを閲覧し、それでも欲しいと思うのであれば購入していただきたい。


これ以上、ローンに苦しむ人を増やさない為にも、自分の胸に手を当てて考えて欲しい。


特に最近の傾向を見ていると、FDを欲しがる者が増えた様に感じる。

時代を感じさせない外観、軽量ボディー、ロータリーエンジン、鋭いコーナリング。

恐らく国産車で最速の一台である。


夢の様な車ではあるが… 深い深かーーーーい落とし穴がある。


"ロータリーエンジン"である。

高回転型エンジンであるロータリーが魅力的だが物凄く"脆い"のだ。


距離を問わずにエンジンブローを引き起こす可能性が高い。


アイドリングだけでブロー、高速道路入口で加速してブロー、信号待ちでブロー。

とにかくいきなり壊れても可笑しくないとんでもなくリスクの高いエンジンである。


一つでもオイル、ウォーター管理を怠ったら取り返しのつかない事になり兼ねないエンジンなのだ。

そして、貧弱なボディー。

本気で走りたいと思うのであれば、フレーム修正、ロールケージなどを入れなければ、なかなか厳しい所である。

好きな方には申し訳ないが、現実はとにかく厳しい。

腹を括って購入してほしい。


次に "インプレッサ"

現行のWRXなどは除いて、GC,GDなど代々進化してきたインプレッサ。


軽量ボディーに、DCCDの4WDシステム、水平対抗エンジン。

世界の頂点を君臨してきた名車であるが、やはり問題もある。


水平対抗エンジン。 世間一般人が乗る普通車とは違い、インプレッサはエンジンが水平に稼働する。

すなわち、一定の距離を走行した水平対抗エンジンは重力に耐えかねて、ピストン棚落ちという事もあり得る。

また、コンロッドメタルの焼き付き現象も多く、オイルパンにバッフルを導入して故障リスクを減らしたい所だ。

DCCDの駆動システムの故障は非常に高額な修理代が掛かるかもしれない。


そして第2世代のスカイラインGT-R。


老若男女問わず知らない者が少ない日本を象徴するスポーツカーである。


踏み込めばどこまでも疾走するRB26DETTエンジン、コーナリングでは鋭く駆動するアテーサE-TS、スーパーHI-CASシステムなど当時の最先端技術をこれでもかと言うぐらい投入したお化け車である。


しかし、やはりとにかくよーーく壊れる。

電気系統から深刻な故障まで様々な故障を引き起こす問題児でもあるのだ。


パワートランジスタとダイレクトイグニッションコイル。

あの部品はとにかく壊れる。アイドリングが可笑しい、エンジンが吹けないとなるとパワートランジスタは死亡しているか、イグニッションコイルが大破してるのどちらかであろう。


そして、3台とも紙で出来たガスケット。

年式が年式である故に、ガスケットが抜けて壮大な煙をマフラーから吐き出すシーンを大量に見てきた。

R32はとにかくやたらと壊れる。

ドライブシャフトが千切れるだのパワートランジスタが逝く、HI-CASが機能しなくなるなど。


特にHI-CASが亡くなると、前から後ろまで知恵の輪の様な配線を取り払わなければならず、厄介な事になる。


R33はエンジンブローとの友情を描きやすい。

タービンが非常に脆く、その破片がエンジンをズタズタに引き裂いてくれる不親切なパーツだ。


R34はMFDモニターが純正装備されているが、映らなくなりポンコツとなってしまう。

この型もイグニッションコイルは弱い為、必ず強化品に交換するのをお薦めする。


それに、3代揃って純正ブレーキはゴミであるということ。

特に32,33は途中でブレーキキャリパーが開き、役割を全うしてくれない。

交換した方が安心するだろう。


そして、NISスポーツカー共通で壊れるのが、シフトの根元にあるゴムパッキンがすぐに千切れる。


あなたのNIS車もシフトの内張を剥いだら、油まみれのゴムがボロボロになっているかもしれない。


それと…謎の破片が運転席の足元に転がっていたら注意して欲しい。

ブレーキランプを反応させるボッチのプラスチックが経年劣化で破壊され、いつの間にかブレーキ点灯しっぱなしになってバッテリー上がりを引き起こしている可能性があるのだ。



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