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元走り屋の思い出話  作者: 走り屋次郎
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事故で一番恐いのは見つけてくれない事

走り屋は単独では走れない。

何故ならば、事故を起こした後誰も救助に来られなければ死ぬ可能性もあるからだ。


今から40年前、私のホームグラウンドの走り屋、その地元民なら知っている有名な怖い話がある。


1台が、崖下に落下。 落下した先は木の上で、引っ掛かかって、誰にも見つけてくれずに13年後に同じ事故をした車と一緒に引き揚げられた。という話だ。


40年前、私が通っていた山はガードレールすらない危険な山だったそうだ。


落下事故は日常茶飯事。


「走りたいならロールケージを付けて出直してきな!」


という言葉が当たり前の様に言われた程だった。


引き揚げられたその車の車内には白骨化遺体。

当時、携帯電話もなければGPSなんか存在しないわけで、助かりたいなら誰かにすがるしか手段はなかったのだ。


恐ろしい話だ。

運転手はどんな思いで救助を待ったのだろうか


木から転げ落ちて死ぬか、見つけられず死ぬか

選択が死しかない恐怖を味わいたくない。全員が思う事であろう。


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