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君だけかもしれない。  作者: ぐしゃ
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休みの朝

「うぅ…」


窓からの眩しい光で目が覚めた。

朝の5時。

昨夜もまたカーテンを閉めずに寝てしまったのだ。

久しぶりの土曜なのに無駄に早起きをしてしまった。

とりあえず悔しいので二度寝することにしよう。

うん。

カーテンを閉め薄手の布団に包まって背を丸めた。


『大丈夫、まだ眠い。』


目を閉じるとモヤモヤといろんな声が聞こえ出した。

…体がずっしり重くてうまく動かない。

指先だけがかろうじて動く。

金縛り…か?

暫くすると少し目も動くようになってきた。


背後に人の気配を感じて目をやると…


「…!

…なんでおるんッ?!」

さっきまで居なかった人物が、私の背中で添い寝していた。

驚き叫んだのと同時に金縛りはなくなった。


「やっと起きたん〜?だって前に合鍵くれたやん〜」

と笑いながら私の頭を撫でた。


「…あれ?そうやっけ?(合鍵…渡したっけ???)

でも、真ちゃんがこんなに朝早くから会いに来てくれるなんてめっちゃ嬉しいわぁ〜。」私と彼が会うのは3ヶ月ぶりくらいだろうか。


「今日は二人共休みやからどっか行こうって言うてたやん。天気もいいし、どこ行きたい?」彼はベッドの端でゴソゴソとズボンを履きながら咥え煙草で問いかけた。


「んー、真ちゃんとならどこでもいい〜♪」とニヤニヤしながら甘えた声で言ってみると、真人は千夏に抱きついた。


「俺も千夏と一緒ならどこでもいいよ〜♪ぎゅ〜♪」と、真人も甘い言葉で返ししきた。その後も、


「真人とずっと一緒にいたいッ!あなたがいれば何も要らない!」「千夏は僕の太陽だ!君なしなんてもう考えられない!」「ずっとあなたの側にいたいッ!」


など、付き合いたてのカップルですら口にしないような恥ずかしい台詞をゴロゴロ並べてはいるが勘違いの無いように言っておくが、我々は別に付き合っているわけではない。


ただの友達なのである。

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