表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
葵の幼馴染、蒼は愛生に恋しています。  作者: りあまる
1,「あおい」たちの恋バトル。~葵と蒼と~
11/19

ラウンド3・プリクラ

チャリン、チャリン、チャリン、チャリン。


『マジプリスタート!まずは、コースを選んでね♡』


「男子もOK!ちょび盛れコース」と、「女子におすすめ!マジ盛れコース」の2つが画面に表示された。

「ちょび盛れでいいよね?蒼くん、マジ盛れで撮ってみる?(笑)」

「え・・・愛生先輩に任せる。初めてとるんですもんね?」


愛生先輩はコクリとうなずき、マジ盛れコースを押した。

「えっ!?」


蒼が絶望的な顔になり、葵はケラケラ笑って蒼をつついた。

『次に、何人コースかえらぼーう♡』

3人以上・・・大人数コースっと。岬がおす。

『それでは、撮影ゾーンへ移動してね♡』


4人は撮影ゾーンへ移動した。

『まずは指ハートでキュートに決めてみよーう♡』

「指ハートって何?え、あと3秒・・・っ!!?」

「指ハートはこうやんの!」


葵は蒼の指をハートにして、パシャ!

『こんな風に撮れたよ♡』

「俺と葵がいちゃいちゃしてるみたいじゃねーか!!」

「うるさいわ、してないしっ!」


葵は顔を真っ赤にした。


『せーのっ☆変顔してみよ♡』

「変顔!?無理無理無理!」

「愛生先輩!恥を捨てるんですよ!恥を捨てなきゃ、プリなんて無理ですよ!」


そう言って岬が白目をむく。パシャ!

『こんな風に撮れたよ♡』

「「「岬こわっ!!」」」


『私はアイドル!カメラに向かって投げキッス♡』

「投げキッス!?絶対やんねーよ!?」

「いいじゃん面白いし!はいせーのっ、ちゅー♡」


岬は蒼に向かってそう言いながら、見事に投げキッス。

『こんな風に撮れたよ♡』

「岬ちゃん・・・なんか上手いね!経験あんの?(笑)」

「ごめん私リア充じゃないんで☆」


『最後はみんなで~ドヤ顔シャキーン☆』

「あっこのポーズ好き~」

「ドドド、ドヤ顔?したことない(泣)」


『こんな風に撮れたよ♡』

「愛生先輩いい感じじゃないですか?」



『次はラクガキだよ。左のラクガキゾーンへ移動してね♡』



4人はラクガキを楽しむと、出てきたプリを見て爆笑した。


「最初の指ハート、葵ちゃんと蒼くんがラブラブしてる♥」

「してないから!」


葵は叫んで、蒼をちらりと見た。

「ありえないから、葵とイチャイチャとか!」


蒼はそう言った。

「次、奏楽達と合流して、昼食べよ。連絡してみるから・・・」

「うん、あー!おなかすいたー!」


葵はショックを受けていた。

「・・・うん。分かってた。わかってたのに・・・」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ