表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Worldリセット  作者: 銀孤
1/1

プロローグ:夢

部屋一面に飛び散っている血。


『逃げて!』 『逃げるんだ!!』


男女がさけぶ。部屋には幸せそうに笑顔で映っている写真がいくつもあるが、どれも血が飛び散っていて見ることができない。


『早くにげてええぇぇええぇ!!!』


  ドスッ


結婚して少しの男女の最後の姿

 シルクハットをかぶり、全身を黒のスーツで身を包んでいる男が部屋の中を物色しはじめ、やがてお目当ての物がなかったのかため息をつき

 『ありませんでしたか……。お嬢さんには手を出しませんよ。まだこんなに小さい…』

シルクハットの男がこちらに近づいてくる。黒い髪を横にわけながらマリンブルーの瞳でにらみつけ

 『お嬢さん。見ましたか?人間は脆い。人生は短い!!お嬢さんは短い人生をどのようにしてすごすのでしょうねぇ!!!』

 男は笑っている。口は笑っているものの目は笑っておらず、こちらをずっととらえている。不意に男は笑うのをやめ、少女の頭に血でまみれた手をのせる。

 『楽しい記憶なんていりません。あるのは絶望のみ…この記憶だけでいいでしょう?』

 男は少女の頭をつかみ力を入れ始める。


 『まだ、お嬢さんは弱い』


 男がぼやけてくる


 『いつか…また……会うのでしょうね……』

 

 声も聞こえなくなってくる


 『たのし……して………ます』


 聞こえなくなっていたはずの声が最後の言葉だけ少女の脳にはっきりと残す


     『さようなら。過去の貴女』


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ