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今日も医療班はポジティブです

二股できるダダ星人

作者: 与謝野竜胆
掲載日:2026/02/20

 王宮の中には医療室がある。医療室は欲の塊で溢れている。そこにいる人は、欲に溺れて自分を見失っている人と、それを面白おかしく噂する人がいるんです。笑えるような哀れなような。それでもポジティブに欲を発散するんです。

 ここは、王宮にある医療室です。病気に怪我に心の病、王宮で働く人のため、今日も私達、医療職員は昼夜問わず患者さんに安心安全な医療を提供するために奔走している。


 そんな私達は、平々凡々な人もいれば、破天荒な人もいる。看護師は天使じゃないし、医者は、神様じゃない。狭い世界にいるから、いつしか一般常識を見失っている。医療の世界は、社会の常識も医療の世界の常識で成り立っている!と勘違いしてるんじゃないかと思うほどにマヒしている。


 だから、今日もそんな勘違いした人が、自分の恋愛話を自慢したくて聞いて聞いてと話に来る。そして聞いたからには、黙ってるわけにはいかない!と、さぁ、次の人に話すわよぉ!!となるのである。噂好きなのはどこの世界も一緒、知りたがっている人は、たぁーくさんいますからですね。


  

 私はナタリー、55歳で医療班の班長よ。私の彼はダニエル33歳。人は私たちをW不倫というけど気にしないわ。愛し合っている私たち!とても上手くいっているの。お互いの家庭もよ。

 彼は私の肉体に溺れているの。だからね、時々するお痛も許してあげてる。ダニエルは素直だから一発でバレるの。だ・か・ら、私が尻拭いを直ぐにしてあげるの。「彼が愛しているのは私だけなの。お遊びは終わりにしてね。」ってね。

 

 いつもなら、私とダニエルのめくるめく愛の物語を聞かせてあげるところだけど、今日は違うお話よ。いつも聞いてくれる主任を呼び止めて相談するの。


 わたし:ねぇ、主任のエミリー。あなたが指導しているジョンの話なんだけど

 エミリー:えっ?ダニエルの話じゃなくて?

 わたし:違うわ、今日はジョンの話よ、あとでダニエルの話をしてあげるわね

 エミリー:で、ジョンがどうしたんですか?

 わたし:もう、興味を持ってよね!


 そして私はジョンの物語を話す。

 今年医療室に入った新人の内、ジョンとエレンとキャサリンの3人が私の第二医療班に配属になったなったでしょう。


 キャサリンから相談されてね、ジョンがキャサリンとお付き合いしているのにエレンとも深い中になったらしいの。


 と私が話始めるとエミリーが、「ちょーと待って、あのジョンが?ダダ星人と陰で呼んでいる、あのジョンのこと?」と聞いてくるので、「そうよ、あなたたちが陰でダダ星人と呼んでいるジョンのことよ」と答える。 ※ダダ星人をお調べください


 いつも落ち着いて人の話を聞いてくれるエミリーが度肝を抜かれたようだ。

エミリーはジョンの指導役をしている。

ジョンは仕事は、まぁまぁできる。

大人しいが、要所要所で笑いをとったりできる新人職員で、可もなく不可もなく順調に成長していくだろうと思う。


 エミリーは直ぐにエレンとキャサリンの指導者に集合をかける。

指導者3人の密談が始まる。

エミリー:ダダが二股しています。

エレン・キャサリン指導者:うっそー、ムリムリ、二股とかできないでしょう。

エミリー:できたんです!! それも新人職員3人の三角関係です。

エレン・キャサリン指導者:うっそー、マジマジ?信じられん。ないわー

エミリー:あなたたち二人、新人に真相を聞き出しなさい。

エレン・キャサリン指導者:了解です!! マジかぁ ダダとかぁ マジムリなんですけど

 

 翌日のこと

キャサリンの指導者から報告があると招集がかかる。

キャサリン指導者:昨日、キャサリンに聞きました。ジョンと付き合っているのか?どこがいいのか?

エミリー:それで、付き合っているって?

キャサリン指導者:はい、ダダは優しいそうです。一緒に働いていて、何かと助けてくれるし相談にも持ってくれる。なんと、キャサリンは彼氏とのことをダダに相談していて、心が傾いたようです。

エミリー:そこも二股なわけ?キャサリンはちょっと弱いところがあるから、頼れる人なら良かったのかしら?

キャサリン指導者:二股ではないようです。前の彼氏が問題ありの男だったようで、DV男と言ってました。そのことを相談していて、別れの席に一緒に行ってくれたそうです。

エミリー・エレン指導者:へぇ、ダダもなかなかできる男じゃない。それで、恋に落ちたと。相談に乗ってくれるわ、助けてくれるわなら恋に落ちることもあるかもね。

キャサリン指導者:それでお付き合いすることになりました。が、しかし、なんとダダがエレンとも付き合っているようで、それをエレンからダダをどう思うか?付き合っているんだけどと相談されたんだそうです。

エミリー・エレン指導者:マジか?

キャサリン指導者:それがですねぇ、今どきの子は凄いんですよ。なんと3人で話すことになったと。

エミリー・エレン指導者:はぁ?3人で話す?ダダをつるし上げるわけ?修羅場ですか。

キャサリン指導者:いや、それがそうでもなくて。新人同士の集合みたいな席になっているらしく、そこで女子二人から『どちらが好きか、はっきり言って欲しい。』と提案したらしく、ダダの返事が『二人とも好きだ。』だったらしいです。

エミリー:ダダは、何とぼけたこと言いよるんかね、ハーレムでも作る気なんかね?

キャサリン指導者:3人で話してそれで終わっているんです。

エミリー:エレンはどうなん?

エレン指導者:このあと聞いてみることになっています。

エミリー:じゃあ、夕方集合で


終業後

エレン指導者:なんと、エレンはダダの子を妊娠していました。今は内緒にしてくれと言われましたが、どうしましょう。

エミリー:ダダは知っているということ?じゃあ、キャサリンとは別れるんかねぇ?

エレン指導者:ダダも知っているようです。一緒に病院へ行ったそうです。

エミリー:困ったことになったかも。キャサリンは精神的に弱いとこがあるから、別れるとなると仕事に影響がでるだろうしね。3人は一緒に働かない方がいいだろうから部署移動に成らざる負えないわぁ。班長に報告しとくね。困るねぇ。

エレン・キャサリン指導者:困りますね。妊娠はおめでたいですけど。

エレン指導者:結婚も決まりみたいです。妊娠しましたから。

エミリー:よかったんかねぇ、二股男なんだけど。

エレン指導者:それがですねぇ、エレンもいうんですよ。彼は優しいって。

3人:はぁ~(溜息)


そして、キャサリン以外の2名が部署移動していった。

残ったキャサリンは暫く荒れた。が、3人の指導者で何とか立て直した。

そして、この部署には彼との思い出が多すぎると部署移動したのである。


 簡単に恋に落ちる要素がどこかにあるんでしょうか?

大変な仕事の時に手助けされたりすると、キラキラ輝いてみえるんでしょうか?

辛い現場の新人3人は結束が固かっただけに、恋に落ちたのでしょうか?


ナタリー班長は今日も若い燕とイチャコラを話したがるんですけど、皆さんは聞きたいですか?

ダニエルのキスは小鳥さんのキスなのよとか、私の胸を赤ちゃんみたいにチュパチュパするのよ、可愛いでしょう。とかね。 そんなん知らんがなですよ。









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