表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
29/31

第29話 一人二役

3月29日。天気は曇り。



スライムの僕は誰もいない森の中で漫才の練習をしていた。




僕 「どうも~、お笑いコンビの『愛と僕』です!

   今日は愛ちゃんがいないので、僕が一人二役をやります!」


僕 「おいおい。そんなことできるのか?」


僕 「できるよ!愛ちゃんがいなくたって、僕は一人でやっていけるんだ」


僕 「ふ~ん。じゃあ、ピン芸人としてやっていくにあたって、

   何か一発芸みたいなもん見せてくれよ」


僕 「わかった!見てて」


僕 「おう」


僕 「すぅ~、愛ちゃーーーーーーん!」


僕 「ただ私の名前を叫んでるだけじゃねーか」


僕 「ただ叫んでる訳じゃない。全身全霊で叫ぶっていう立派な一発芸なのだ。

   愛ちゃんもやってみてよ」


愛 「」


僕 「…」


僕 「…こういう時、愛ちゃんならどう返すんだろ…」


愛 「」


僕 「…」


僕 「うっ…、うぅ…」




静かな森の中、スライムの僕は涙を拭いながら

その場を後にした。



読んでいただき

ありがとうございます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ