第25話 ロボットアニメ
3月25日。天気は曇り。
悪役令嬢の愛とスライムの僕は誰もいない森の中で漫才の練習をしていた。
愛 「どうも~。お笑いコンビの『愛と僕』です!」
僕 「今日は愛ちゃんがハマっているロボットアニメについて、
話していきたいと思います!」
愛 「ハマってねぇよ」
僕 「ロボットアニメといえば、人間じゃできないことができるっていうのが
すごく魅力的だよね」
愛 「あぁ。でも、ロボットアニメって大抵戦いのシーンばかりだよな」
僕 「そこがいいんだよ!
ロボット同士のバトルってすごく迫力があってカッコいいこと知らないの?」
愛 「お前、めちゃくちゃロボットアニメにハマってるな」
僕 「ふ…、バレたなら仕方ない…」
愛 「別に秘密にすることでも何でもねぇよ」
僕 「ごほん。じゃあ、ロボットアニメの魅力について熱く語ってあげよう!」
愛 「語るな。簡潔に話してくれ」
僕 「わかった、出来る限り簡潔に話すね」
愛 「おう」
僕 「え~っと。毎回、次にどんなロボットが登場するのか、
どんな新技が出るのかドキドキワクワクするし、
人間を駆逐していくシーンとか、人間を支配するシーンとか、
すごく面白くてハラハラドキドキする。数えきれないほど魅力がつまったアニメ、
それがロボットアニメなのだ!」
愛 「ちょっと待て」
僕 「なに?」
愛 「主人公は人間で敵は未知の生物とかじゃないのか?」
僕 「違うよ。主人公はスライムで敵は人間だよ」
愛 「なるほど…。共感できない訳だ」
僕 「君は人間の味方なの?スライムなのに」
愛 「誰がスライムやねん!」
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