番外編 超弩級機械式魔法戦車 試作型 ミーティング資料より抜粋
新型の超弩級機械式魔法戦車の仕様です。
一つ前のお話で、フレデリカがミーティングで使った資料の一部分です。
黒い四角は誤字や文字化けではなく黒く塗り潰されているからです。
メカ好きな方からのご意見お待ちしております(笑)
形式番号
32TOP01試作型
全高
9.7m
全長
33.3m
全幅
16.6
全備重量
222t
推進動力
魔法力
最高速度
99km/h
武装
○30cm魔導砲
タンクの魔法をそのままエネルギーに変換して撃ち出す。
旧型に搭載されていたものと同型だが、威力の調整が細かくでき、他二種の属性弾を発射できる。
火炎弾(魔法弾):着弾地点に火炎魔法を炸裂させる。
氷結弾(魔法弾):着弾地点に氷結魔法を炸裂させる。
○副砲(二門)
魔法を電磁気力に変換し、レールガンのシステムで撃ち出す。現在、二種類の弾薬を搭載。
焼夷榴弾(実弾): 着弾地点周辺に延焼効果の高い薬品で火災を発生させる。消化は困難。
スモーク弾(実弾):着弾地点に煙幕を発生させる。
効果範囲は半径五百メートル。
○対人地雷設置装置
搭載数五十個。
五秒に一個の速度で人用の感知式魔法地雷を設置する。
火薬は使用されておらず、地雷そのものは設置装置と魔法とのリンクで繋がっており、本車両から三キロが起動有効距離となる為、それ以上離れた場合は無効化となる。
また、地雷本体に込められている魔法が切れた場合も無効化となる。有効時間二十二時間。
対人となっているが小型車両ほどであれば効果を期待できる。
○障壁展開
バリアフィールド。タンク接続時から常時展開。
対魔法障壁(常時展開):魔法攻撃を無効化する。
対物理障壁(常時展開):物理的衝撃を無効化する。
魔法と物理のパワー割合は搭乗者の采配に委ねられる。パワー割合が高いほど障壁強度は高くなる。
○ステルス
感知系の魔法から存在を消す事ができる。
○走行システム
無限軌道:いつでもパージ可能。
重力制御:⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎
○有効射程・魔力感知範囲
10km(有視界)、(魔力感知+魔力誘導使用:最大29km)
○搭乗タンク
フレデリカ・クラーク(専用)
○その他
⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎である。
無限軌道による走行は弱点である為、操縦者の判断で臨機応変に重力制御に切替る必要がある。無限軌道切り離し後、現地での再装備は不可能。別紙参照。
魔導砲は連続で放出することが可能。但し、九秒以上の放出は砲身融解の可能性あり。
旧型に搭載されていたアーム(腕)は不採用となったが要望により再搭載が可能。
本兵器は水中に落下しても活動可能ではあるが搭乗者への酸素供給が不可能な為、早急な復帰が必要である。
本兵器の運用には、専用タンクであるフレデリカ・クラーク聖特級が必須である為、量産されることはない。
何か思いついたら追加するかもしれません。
ブックマークありがとうございます。
皆様が励みになると言う意味を実感できました。
読んでいただき興味を持っていただけたら、評価、ブックマークお願いします。
ありがとうございましたー