プロローグ
2034年、5月10日とある5人の殺人鬼、殺し屋達が釈放された
そう、脱走ではなく釈放されたのだ。
最も、細かく言うのであれば雇われたというのが正しい。
ある1つの条件付きでね
君たちは今、この事において2つの事を考えたのではないか?
1つ、誰に雇われたか?と、誰を殺すのか?という事だろう?
僕が言うのは構わないんだけど、
他が許さないんだごめんね
ん?そういえば僕が何者か………だって?
まぁ、ナレーター程度に考えてよ。
その方が、彼らの活躍を楽しめるというものさ。
じゃあ、見ておいで彼女達のーーー。
ー2033年1月15日アメリカ◼◼◼裏路地ー
暗く少し広い路地裏ーーー。私は、依頼を終え自分のアジトに帰ろうとしていた。
「はぁ………」とため息をついてしまう。
「本当に嫌になるわね。」
なんて愚痴を吐いてしまう。
もう3年もこんなろくでもない事をしているのだからーーー。
過去を振り返る。
昔は本当に良かった、優しい母、強く気高い自慢の父、才能溢れる姉、そしてとても可愛らしい妹。
オシャレのための宝石や、可愛いクマさん人形などが私の手にあった。
今はどうだろうか?血だらけのカッターナイフが私の手にあるーーー。
そこで私は過去を振り返るのをやめた。
何故やめたのか?ただ感傷的な気持ちになりたくないという理由もあるが、目の前に何かが立っていたので、私の意識はそちらに向いた。
よく見ると、それは牛の骨を被っていた。
人の気配ではない。相手に出来るものじゃないと殺し屋としての直感がそう言っている。
これは、人の手に負えるようなものじゃないとーーー。
そんな考えをしていると、その何かはいつの間にか消えていた。
時間的には1分も過ぎてないと思う………。
幻覚………だったのだろうか?それにしても、どうにもリアリティがあった。
「…………」
私はあまり深く考えずその場から去ろうとした時、
辺りが眩しく照らされーーー。
「確保ー!!」と言う低い男の声と共に、
私、殺し屋のルナ・アレヴ・リノは、捕まった。
どうも霊月です。<(_ _)>
またまた1ヶ月後投稿です。
Twitterやゲームや、学校に行って友達と雑談してたら、いつの間にか12月です。
早いですね笑
そろそろ冬休みも近くなって来たので、何個かは休み中に出したいですね。
さて、かなり違う話をしましたが、今回は新作です。
続きじゃなくてごめんなさい<(_ _)>
ですが、贖罪の旅の方も続きを書くので、応援よろしくお願いします。<(_ _)>
それでは次の作品で