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屍は黙考する  作者: 龍崎 明
第二章 王国と大森林
58/139

一章から二章の登場人物

名前が登場した順だよ、名前のない人は、最後にその他にまとめたよ。

・ジャック・ネームレス

 本作の主人公。『忘れ去られた地下墓地』で目を覚ました青年の死体。異世界の知識を持っているが、前世の経験は欠落している。黙考癖がある。四神に祝福され、紺碧の瞳を持っている。カーラいわく、正の魔力の影響でお人好し。


・セイ

 ジャックの相棒の鼠。元は、病鼠という魔化物のアルビノ種で、育児放棄されていた?ところをジャックに拾われる。無限の胃袋があるため、見た目に反して、いくらでも食べられる。ジャックの右肩がお気に入り。


・イカロス・テシジール

 ジャックの死体をこちらに召喚した死霊王。祖国を生贄に、死霊王になった狂人で、『忘れ去られた地下墓地』を拠点に、魔術の研鑽に励んでいた。ジャックに負けて、成仏した。南無。


・イジネ・テテジーラ

 森妖精の女戦士。森に生きるため狩人でもあるが、戦闘以外には、不器用な人らしく解体も下手らしい。だが、その分、戦闘の才は凄まじいらしく、奴隷狩りにあった同胞解放の実行部隊のリーダーに任命されている。性格は真面目。そのため、浮いた話がない。


・カーラ・ブラッドローズ

 吸血人の少女。吸血鬼狩の宿命を負う吸血人として育つも、吸血鬼である母を殺せず、心ここにあらずで放浪していた際に、奴隷狩りに巻き込まれた。性格は、明るく元気だが、それは母のことに苦悩する自分を隠すためでもある。ジャックによって、その問題は解決。母と過ごすことができるようになった。母仕込みの体術で戦う。 


・ホスロー

 カーラの父親の守護霊。カーラの母であり、妻であるエリーの怪物性を封じるために自身の血を差し出した後、その未練で守護霊となり、梟の姿でカーラに寄り添っていた。ジャックの存在によって、妻が生存する道が出てきたため、ジャックにエリーを救うことを依頼した。死を望むエリーを説得する際に、カーラにも正体を明かし、冥府に帰った。南無。


・コプロ

 奴隷狩りを行なっていた商会の下っ端。やりたくてやっていたわけではなく、そうなるしか生きる術のなかった可哀想な人。仕事の失敗で、貧民街で過ごしていたが、ジャックに協力し、似たような境遇の友人たちとともに、商会運営のお勉強をカラグのもとで行なっている。


・カラグ・ダルタニアン=シャバニア

 シャバニア辺境伯家の当主。人狼の一族。ハフル大森林の隣にある辺境都市の領主であり、記録を見るに、先祖の頃から人は襲っていないらしい。苦労人。だが、本人も周りに苦労を強いるタイプ。公私の切り替えが上手い。


・セルバ

 カラグの屋敷で、お茶を汲んでくれた人。てか、人狼。特に描写はないが、カラグが信頼できる人物で、主に荒ごと担当。そのため、ジャックの来訪時に応対していた。


・アホラ・ヘブトラ

 辺境都市に拠点を構えるヘブトラ商会の会長。蛮鬼のような醜さで、自分の都合の良いようにしか、考えないゲス。公爵の愚かな手駒の一人。処刑が決まっている。てか、ジャックたちが獣王国に行く頃には、執行されているだろう。


・アデル・シュダンナ・ジャネル=カルドニア

 カルドニア王国、現国王。平凡な見た目だが、それ相応の重責は背負っている。厳格な人物だが、政治的に物事を考えるので、情に訴えることはできない。


・グズダニア公爵

 結構、引っ張ったのに、地の文で終わった脇役。吸血鬼のどこかの血族の企みに巻き込まれた人だが、元々、選民思想濡れのゲスクズ野郎ではあった。家が代々続く重鎮のため、首の皮一枚で生き残っていたに過ぎない。そのため、アデル王は四神教会を巻き込む要素が見つかると、即断で断首した。


・エリー・ブラッドローズ

 カーラの母。ホスローと出会うことで、吸血鬼の抱える怪物性を封じ、カーラを産み育てるも、カーラに殺されなかったため、怪物性が復活し、放浪して過ごしていた。怪物性を宿すといっても、記憶に分離が見られるなどはないため、ある程度の罪悪感は保持し続けるようではあった。ジャックに怪物性をもう一度、封じてもらい、ホスローが説得し、ジャックの血族になることで怪物性を消し去り、カーラとともに生きる道を選んだ。カーラの母らしく、それなりにおふざけが好き。血族として受け継いでいる体術で戦う。


・ヤト

 ジャックの生体武具。独立した自我を獲得し、ジャックを父様と呼ぶ。精神は女の子らしいが、あくまで武器なので幼女のような印象には、違和感のある冷たさがあるらしい。銘は、夜刀姫。


・その他

 ミノさんや「魔術入門」の著者、魔術王ソロモンに四神。

 あと名前のない長老、絡み酒の人や協会の受付嬢に、従業員や使用人に刺客。

 最後に出てきてあっさり南無した軽薄な男の吸血鬼。

名前があるのが十四人?だったかな?

物語ってこれでも成立するのな、一応。


皆さん、応援よろしくお願いします!

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