にゃう。。
かあちゃんは残ったぼくらのことで手一杯っぽい。
ぼくが探さなくちゃ。
にゃー
にゃー
あちこち探して。
で。
あああ……
最初はただ寝てるのかと思った。
ガレージの裏で眠るように横たわっていたから。
でも、すぐに匂いでそれがもうすーじゃなくなったんだって気がついた。
残ってるのは毛皮だけだ。
すーは居なくなった。
ちりん。
ちりん。
おかさんが帰ってきた。
にゃぁ
おかさんが何か気がついたぽくぼくを見てる。ぼくはもっと鳴いた。普段こんなに鳴かないからか、不思議そうにおかさんがぼくの方に近づいてきた。
ぼくはそのままこっちこっちとにゃぁにゃぁと、すーのところまでおかさんを案内した。
おかさんはしばらく呆然と見て。
苦しかったね。
辛かったね。
そう独り言のように言うと持っていたタオルにすーの毛皮を包むと、どこかに持って行った。
ぼくはついていかなかった。
あれはもうすーじゃないから。
すーは、もう居ないから。
それからしばらくしてきーが居なくなった。
ばあちゃんも居ない。
きーは誰かに連れて行かれた。かあちゃんはしばらくきーの事探して探して泣いてた。
きーは貰われて行ったんだよ、と、しー。
犬に襲われてうずくまってるきーを助けてくれた人が連れて行ったんだって。
いえねこになるのさ、きーは。
いえねこって?
窓のおばさんみたいなのさ。
おかさんとこの?
そそ。
自由に外を走り回れなくなるのさ。
そんなの。
おれ、嫌だなぁ。
うん。ぼくも、かな。




