表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
我輩はくー。である。  作者: ともさかゆう
4/6

にゃう。。

 かあちゃんは残ったぼくらのことで手一杯っぽい。

 ぼくが探さなくちゃ。

 

 にゃー

 にゃー

 あちこち探して。

 で。

 

 あああ……

 

 最初はただ寝てるのかと思った。

 ガレージの裏で眠るように横たわっていたから。

 でも、すぐに匂いでそれがもうすーじゃなくなったんだって気がついた。

 残ってるのは毛皮だけだ。

 すーは居なくなった。


 ちりん。

 ちりん。

 おかさんが帰ってきた。

 にゃぁ

 おかさんが何か気がついたぽくぼくを見てる。ぼくはもっと鳴いた。普段こんなに鳴かないからか、不思議そうにおかさんがぼくの方に近づいてきた。

 ぼくはそのままこっちこっちとにゃぁにゃぁと、すーのところまでおかさんを案内した。

 おかさんはしばらく呆然と見て。

 苦しかったね。

 辛かったね。

 そう独り言のように言うと持っていたタオルにすーの毛皮を包むと、どこかに持って行った。

 ぼくはついていかなかった。

 あれはもうすーじゃないから。

 すーは、もう居ないから。


 それからしばらくしてきーが居なくなった。

 ばあちゃんも居ない。

 きーは誰かに連れて行かれた。かあちゃんはしばらくきーの事探して探して泣いてた。

 きーは貰われて行ったんだよ、と、しー。

 犬に襲われてうずくまってるきーを助けてくれた人が連れて行ったんだって。

 いえねこになるのさ、きーは。

 いえねこって?

 窓のおばさんみたいなのさ。

 おかさんとこの?

 そそ。

 自由に外を走り回れなくなるのさ。

 そんなの。

 おれ、嫌だなぁ。

 うん。ぼくも、かな。

 


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ