表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/15

お金

お金が無い・・・・・・・。


空っぽの財布をひっくり返しても、出てくるのは俺のタメ息だけ。

 

透明なガラスを挿んで『それ』はあった。

 


水色の電動泡だて器



・・・・・・・・・・・・・・・。


あ、俺が使うんじゃないんだ。

料理好きの彼女の誕生日プレゼントに上げようと思って・・・。

でも、値段がすごいことになっている。


100,000                    ダ。


ナンデダ?


何で、電動泡だて器がこんな値段をしているのか知らないけど、

高校生の俺にとっては結構高額な買い物になってしまう。

しかも、財布の中身は何もない。

親にねだるような年じゃない(と、言うか恥ずかしい)。

どうしよう・・・・・・?


商店街のど真ん中、いつの間にかショーウインドーにへばり付いていた俺は苦い顔をしながら

電動泡だて器と睨めっこをした。

相手の電動泡だて器というとすまし顔で座っているだけ、

俺のことなんか気にも留めていない。

そう思うともっと気が立って来て、さらに苦い顔になってショーウインドーに顔を押し付けた。

きっと、通り過ぎの人は俺を変な目で見ている。



そうだ、お金がないなら


バイトをしよう。


頑張って書いていきたいです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ