ブルームーンストーン
「陽炎」
ゆらゆら ゆらゆら
実態のない存在
そんなものになりたい
「紅水晶」
恋の御守りというけれど
護るべき
尊く気高い恋など
ここには存在しないのだ
「歪み」
君は君なりに歪んでるし
僕は僕なりに歪んでる
いっそ
歪んだ者同士
恋に墜ちないか?
「欲望」
ただ君に触れたいと願う
君を抱きしめたい
それだけのことさ
「騒めき」
強く強く 耳を塞いでも
聞こえてくる騒めきに
狂いそうになる
夜の片隅
「悪魔」
みっともないくらいに
足掻き そして求めよう
君を手に入れられるなら
僕は
何だってする
悪魔にだってなるさ